2010年03月21日
嵐でした。轟轟とうなっていました!!
 久々に、ごうごうと唸る嵐のようでした。気温は20度に乗せるなど、汗ばむ陽気になってきました。本当に春、春、春ですね。

 株式相場は日米11000のカベを目の前にして、強弱感はいまだマチマチですが、それも目先の話であって、大方は時間をかけて強気予想です。為替相場はすでにメチャクチャな円高に対する悲観者は少なくなってきたようです。

 だんだん株高・円安の方向を支持する人が増えてきているようです。見方が一方方向になってくると逆に転機は近いという話もありますが、圧倒的多数の人は、「そうは思うけど、参加していない」という本当の参加者はまだまだ少ないので、相場が走り出すのはこれからというのが私の感触です。

 当然、この先も右肩上がりの楽な相場ではないので、「これって割安?チャンス?」という小刻みなタイミングを投資チャンスとして拾っていき、「少し割高?この先は読みにくい」という小刻みなタイミングでは利益確定を検討する形で、株高・円安の相場とうまく付き合っていければと思っています。

 
2010年03月19日
株高の後に来るのは円安!!
 何となく、気が和らぐ季節になってきました。一日、一日の経過では、何となく値幅が小さな、もどかしい株式相場や為替相場の展開が続いていましたが、気がついてみると日経平均株価も米国ダウ指数も10800程度まで上昇し、為替も大きな円高に振れる懸念がどんどん薄れているように感じます。
 個別銘柄を見ると、「この銘柄はここまで株価が回復していたのか」と目を見張るものもあれば、今ひとつというものもあり、株価の動きにいっそう二極化が目立ってきました。
こうなると、「市場平均に投資するよりも個別銘柄の上昇力に賭けた方が有効かも」と値動きの軽い中小型株の物色が主になり、経験の浅い投資家にはむずかしい相場に今後はなっていきそうです。
 
 株式相場が煮詰まってくれば、くるほど、外貨投資の需要が高まってきます。是非是非、為替相場、海外金利の動きに注目していただきたいと思います。
 さきほど、日経CNBCのTOKYOマーケットウオッチ「クローズアップ」の出番を終えて、帰ってきました。番組の中では時間の関係上、現在の為替水準では米ドル建て投資が非常に魅力的な水準であることを述べました。
 現在の米ドル金利は固定するには低すぎるので、外債投資にいきなり取り組むよりも米ドルMMFで為替を押さえるのが先で、金利がもう少し高くなったら外債への投資を検討したらよいと思います。外債投資は金利水準と為替水準のバランスを見ることが重要です。現在の金利水準と為替水準でも投資しても良い外国債券は豪ドル建てですね。
 現在よりも円高の水準があればラッキーと考えて、中長期の投資資金で、コツコツ外貨投資に取り組むにはいい時期に入ってきたと思います。株高の後に来るのは円安です。

 
2010年03月18日
相場の熟れ時、落ちる前!!
 もう少し待てば、一番おいしいところ。だけど、じっと見ていると落ちてしまって食べられない。そんな状況に、株式相場は入ってきているのだと思います。

 「早く取りすぎたんだよ。もう少し待てばよかったのに・・・」と、これまでの相場上昇の途中で売ってしまった人は少し悔しい思いをしている人もいるのではないでしょうか。
 そして今後はおそらく、これから投資しても、十分値上がりが楽しめる機会がしばらく続くのだろうけど、ずっと持ち切っていたら、結局損をしてしまう株価水準。そこで「相場の熟れ時、落ちる前」というタイトルにしました。熟れすぎて木から落ちる前にもぎ取る手入れが、今から投資する人には必要だと思います。
 今が悩み時ですね。おいしいところを食べてみたいけど、いつが旬であるかを自分は見極められるのか。そんな悩みを持つ人は外債投資、外貨投資にも目を向けて、株式投資の実行とどちらが自分に合っているのかを比較、検討してみることをお勧めします。

 日本株式投資が煮詰まっている時、外債投資・外貨投資が案外魅力的な水準になっていることが多いのでウオッチしておく意味はあると思います。

 
2010年03月16日
投資のタイミングを決めかねている状況!!
 相場は本日も小康状態。政治と同じように、何をやってんだか、ダラダラと時が過ぎている感じですね。ただ相場のほうはエネルギーが溜まっていて、「できれば、もっと割安な水準で投資したいけど、みんなが割安になるのをあきらめて投資を始めるなら自分も少し買ってみようかなあ」と考えている投資予備軍の人は増えてきているように思います。いわゆる、「きっかけ待ち」状態。

 すでに投資している人であれば、桜の開花と同じように、「今は何分咲きかな」と花の開き具合を楽しみにしていたらよいのではないでしょうか?投資していないわけではないのですから、追加投資を切羽詰まって考えていないのであれば、あえて毎日の相場を凝視してウオッチする必要はありません。強い眼力と相場の上昇とは余り関係はないと思います。時間の問題です。いつか桜の花は咲きます。ゆったりとその日を待ちましょう。むしろ、「どのくらいになったら、売却を考えるか」を今のうちに想定しておいた方がよいと思います。

 
2010年03月15日
為替相場と株式相場、そして雪割り桜!!
 為替相場も株式相場も、底打ちからジリジリと、出来高は盛り上がらない中で上昇し、ついに米ドルもユーロも豪ドルも、そして日経平均株価も大台替わりを意識するカベに差し掛かってきました。
ここをブレークスルーをすれば、需給の大勢は株高・円安の相場に身を任せて流れる展開になりそうです。
 4月以降は世界的に、目先いろいろ課題は抱えているものの景気を優先した、スタートダッシュを後押しする政策を優先せざるを得ず、当面立ちこめていた霧が一時的に晴れる陽気になるのではないでしょうか。私のドタ感であてにはなりませんが、「案外カベをあっさり抜けていったなあ」という展開になると想定しています。

 「雪割り桜」を知りました。2月中旬から3月中旬に花をつける桜で、まだ雪が残っている頃から花をつけるのが名前の由来だそうです。雪を割って出てくるという意味で名付けられた「雪割草」も今頃が見所だそうですね。きれいな、かわいらしい花です。
相場も雪割りの時期に入り、つぼみから花が開き、ゆったりと鑑賞して楽しめるようになればと期待しています。

 
2010年03月13日
ダブって見えてしまう百貨店業界と銀行業界!!
 百貨店の売り上げが1985年以来の7兆円割れで約6兆6000億円、前年割れが12年続いているらしい。有楽町西武の閉鎖に見るように、あの立地条件でプロとして文句は言えない。
ダーウィンが言ったとされる言葉が思い出される。
「強いものが生き残ったわけではない。賢いものが生き残ったわけでもない。変化に対応したものが生き残ったのだ」

 私はよく相談者に、「身近にお金回りの相談ができる人がいたほうが便利ですよね」「投資は一人で続けていくのは難しいですよね」と言葉をかけて、「身近な金融機関の窓口担当者で使える人を探した方がいいですよ」とお勧めします。
 すると、大抵の方が「そんな人、見つかりますかあ?」とか、「前川さんは金融機関の窓口を買い被り過ぎじゃないですか?」とあきれられ、仕舞いには「現実離れした話しですよ。金融機関の窓口を頼れなんて・・・」と切り捨てられてしまいます。

 じゃあ、自分はどうなのか?金融機関の担当者に頼る場面があるのか。
ありません。「自分でできちゃう」ということはひとつにありますが、「どこにいったら、そんな担当者に巡り会えるのか」という非常に簡単な案内が金融機関側から提示されていないからです。
住宅ローン相談、保険相談、投資相談・・・・・などなど。
確かに、そういうコーナーは用意されているのだけど、どんな相談ができて、相談したらどんなことをしてくれるのか、そして、そんな相談を実際した相談者からどんな喜びの声が上がっているのか。
全く伝わってきません。
「窓口に行って、長く待たされたあげくに、こんな程度の話しか聞けなかった」
勇気と時間をかけて訪ねた相談者のマイナスの声が口コミで広がっています。

 そこには、こんなにも大きなニーズがあるのに、対応ができていない。銀行業界と百貨店業界がダブって見えてしまうのは私だけでしょうか。

 ある上位地銀の支店長さんに、「金融危機で傷ついた顧客対応はどうされていますか?現場の方の士気は落ちていませんか?顧客からの悩みや不安は現場に届いていますか?」とお聞きする機会がありました。そこでの話しを聞く限りでは、現場は逃げずに、こういう時こそ熱心な顧客フォローを行い信頼関係を深めるチャンスと具体的な行動の細目を決めて、現場の中で情報交換ができているとあり、「地銀の上位行になると、顧客対応の整備ができているところもあるんだ」と感心しました。しかし一方で、異なる金融機関の現場の方からは「上は口ばかりで頼りにならず、現場に対応を押しつけているばかり」とこぼす声も上がっているようです。

 こう言うとまた、前川は金融機関に期待しすぎとおしかりを受けると思いますが、金融機関の窓口に投資家はもはや期待していないのですから、その中で少しまともな投資家対応ができるようになれば大きな差別化となり、口コミで評判が広がる可能性があると考えていて、「金融機関には他との差別化を図り信頼を受ける、こんなにチャンスが続いているのにもったいないなあ」とずっと思っていました。

富裕層向けのサービスを前面に出し、豪華な店構えを演出している金融機関の発想にはがっかりです。訪ねた投資家・預貯金者が「もう一度相談しに来よう」と思えるサービス内容と質であったかが大事であり、こうしたリピーター客が増えて来なかった課題を解決する努力がある金融機関の登場に期待したいです。

 
2010年03月12日
相当投資に悩む潜在資金が増えていると思います!!
 今年に入ってからも、昨年以上の社債発行ニーズが高まっているようです。しかし、その内容は昨年の金融危機とは少し異なってきました。昨年の金融危機の時は、機関投資家の社債投資熱は冷え込み、金融機関の貸し渋り、貸しはがしが横行し、企業は安定資金を調達するために四苦八苦していました。結果、低金利でのどの渇いた個人投資家向けに社債発行に踏み切り、社債発行を成功させるために「個人が興味を持ってもらえる条件はどこにあるのか」と真剣なマーケティングを行いながら個人投資家のニーズに気を配っていました。
 しかし、最近の発行は、金融危機が後退し、破綻リスクに対する不安が治まってくるにつれて、投資家にリスクを取る余裕が少しずつ戻ってきて、運用に困っていた、悩んでいた投資家が円の確定金利もので、しかも、そこそこの金利水準を保っていた社債を求めに行った結果、企業側が「こんな条件でも良かったら社債を発行してあげるよ」というスタンスに変わってきました。
 つまり昨年は「企業→投資家」であったのが、今年は「投資家→企業」にベクトルが変わってしまいました。こうなると、みるみる条件は投資家よりではなくなっていきます。

 インターネット専業金融機関のネット定期がこの1年間で大きく伸びたという報告もありました。やはり、金融危機で投資に臆病になった資金、株高・円安等の相場に機敏に対応することは無理とあきらめてしまった資金が相当流れているようです。ソニー銀行のコメントでは、余りに集まりすぎたので、「集まった資金を運用だけではなく、新たな融資先を開拓しなければならない」と困るほどの様子。当然、金利はお金の価値ですから、困るぐらい資金が集まってくるようなことが続けば、金利は下がる方向に入るのは必然です。

 金融危機から1年が経ち、こうした社債で調達することに不安がなくなり、金融機関が高い金利を出して定期預金を調達していく意味を考えざるを得ない「金融緩和」による金余りが実感されることが、ここ、そこに見えてくると、安全資産を求めた資金から次第に「少しリスクを取って投資する資金」に変わっていくものが増えてくると思います。

 今までお金を取りまくっていたところが、逆に金余りで運用せざるを得なくなる。これも、相場が妥当から行き過ぎに向かうエンジンになります。そう考えると、しみ出すように株高・円安へと向かう動きは不自然な、不可解な動きだと私は思いません。

 
2010年03月11日
相場はいつ走り出すかの段階に入りましたね!!
 株式相場も為替相場も、底を確認して、下がりにくい相場展開となり、ジリッと株高・円安へと緩慢な上昇を見せている状況になってきました。
なんか嵐の曲「Happiness」の
「走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう」
「止めないで 止めないで 今を動かす気持ち」
というサビの部分が繰り返して、頭の中をめぐっているかのようです。
まさに、現在の相場はこんな感じじゃありませんか。楽しみですね。

 個人的には為替相場に注目しています。個別銘柄で見ると株式は、これからの投資を考えた場合に、どれでも、いくらでも構わないという全てが思いっきり割安という状況ではなくなってきましたので、銘柄選びに少し時間をかけて検討する必要があると思います。しかし、株価のトレンドは「春先は上昇」と考えれば、「走り出した気持ち 今を動かす気持ち」は株価リスクを取りにくい人が増えれば増えるほど為替リスク・信用リスクを取って、外貨投資に向かう人が増えるのが自然だと考えるからです。

 来週の19日(金)に日経CNBCの14時5分から始まる「東京マーケットウオッチ」に出演する予定です。前回の出演では時間配分を失敗し、尻切れトンボの話しとなり残念でしたが、今回はリベンジしたいです。内容は、久々に外債投資について、現在の状況をお伝えしたいと考えています。

 
2010年03月09日
売った途端に不安になるか、買った途端に不安になるか!!
 相場がこれから強くなって上昇していくのか?それとも、これから再び弱含み下落していくのか?ターニングポイントに来たような気がします。
相場も戻ってきたし、そろそろ売ってみるかと売った人がどう感じるのか。売った途端に、売ったことに対して後悔するのか。
そろそろ値上がり利益も期待できそうだからと買った人がどう感じるのか。買った途端に、買ったことに対して後悔するのか。どちらのタイプの人が多いのでしょうか。

 私の感触では、「どうせ売るなら、配当を取るのか、取らないのか、じっくり考えてから売れば良かったかも・・・」と売って後悔する人が増えていきそうな気がします。
株価が高くなって、為替が円安になって、慌てて投資することがないように注意が必要ですし、株価が安くなる機会や為替が円高になる機会を注意して関心を持って見ることも必要だと思います。

 しばらく続くボックス相場。高いところで買ってはなかなか利益確定が難しい相場であり、何度も安く買って高く売ってを繰り返せるやさしい相場でもあります。大敵は相場に対する無関心ともう少しと思う欲張りな気持ちだと思います。だんだん春らしくなってきました。

 
2010年03月08日
なんか言いにくいムード満載ですが・・・??
 最近は運用の世界の常識になっていて、その道を生業にしている私としては非常に言いにくいムードではあるのですが・・・。信託報酬が低いインデックスファンドは良くて、信託報酬が高いアクティブファンドは悪いと決めつけるのは、やはり偏った考えだと思います。

 本日、日経の「点検マネーの常識」というコラムで投資信託の信託報酬について取り上げられていて、信託報酬の高さと成績との関係は比例するものではないが、低い信託報酬の方が投資家の取り分を増やしている例が目立つと紹介がありました。

 ここでは、「信託報酬が高いから成績がよいとは限らないんだ」という視点もありますが、一方で「信託報酬が低いから成績がよいとは限らないんだ」という視点もあります。

 「インデックスファンドは市場平均に連動するため初心者でも動きが理解しやすい」というメリットを強調する人がいますが、市場平均に連動するということは相場の動きにもろに身を任せることであり、投資経験の浅く、相場の動きに不慣れな人(初心者)が投資する対象として、本当にやさしいことなのでしょうか。
 アクティブ型ファンドの手法のひとつに、「割安な銘柄を買い先物を売る」というものがあります。「個別銘柄の割安・割高はわかりやすいけど市場の動きは読めない」とプロの投資家が、わざわざ市場平均の値上がりを捨てるのです。

 インデックスファンドはその市場平均の値動き、相場の値動きをすべてを運用会社が投資家に負わせるものと言えるでしょう。運用会社にとっては管理するだけでOKの楽ちんな仕組みです。そんなインデックスファンドだけが溢れて、個人投資家に広がりがあり得るのでしょうか。

 情けないのはアクティブファンドマネージャーです。「信託報酬が高くて何が悪い」という声が一つも上がってきません。実際、そんな実績が上げられていないファンドが大半なので仕方ありませんが。

 インデックスファンドがより輝くには、一方でまともなアクティブファンドの存在があり、バランスが取れていることが大事です。出でよ、泥臭いアクティブファンド。「お前に任せた。自分でやるよりもマシ」と頼りになるアクティブファンドを待ち望んでいる投資家は必ずいます。

 「信託報酬が安いことがいいファンドの証し」なんていう安売り競争は健全な投資信託の将来を危うくするもので、このままでは外債型投信を除いてインデックスファンドがほとんどを占めることになると思います。もちろん、信託報酬が成績の割に割高なアクティブファンドの存在は論外で駆逐されて当然だと思います。

 
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