2011年10月10日
ドイツメルケル首相とフランスサルコジ大統領の2ショット!!
 ドイツメルケル首相とフランスサルコジ大統領の2ショット場面が増えてきました。ドイツとフランスのユーロ危機に対する対応の違いに市場が懸念を高める中で、両首脳の火消しを意識した様子が目立ってきました。ついに懸念されていたフランス・ベルギー系大手銀行デクシアは破綻し、実質国有化への道に入っていきました。ユーロ金融機関全体へ信用不安がこれ以上高まらないように、、甘いと指摘を受けていた資産査定から一歩踏み込み、資本不足の金融機関には資本増強していく、前倒しして進めていくスピードを意識した動きが出るなど、危機対応の緊張感がやっと伝わってくるようになりました。

 「金融危機の発生が米国であって良かった」。もしこれが日本やユーロであれば、迅速な対応は望めず、さらに危機が深刻化したと当時私は思っていました。それが3年遅れでユーロに発生したことになります。日本の失われた20年を反面教師にして、もっとペースを上げた具体的な対応がなされていくか。
いずれにしても、今年の11月がひとつの大きな目安なのだと思います。この時までに、「いったんの山を越えて、まだ安心は出来ないけど道筋が見えてきた」というムードに落ち着く方向か、現在のように、「いったんは取り繕ったけど、まだまだ危なっかしいなあ」という状態のままであるか。現在の状態のままが続けば、年末に向けて波乱が残るでしょうし、他の地域への影響も出てくる可能性もあり心配は続きます。個人的には、少しずつ改善に向けての具体的な意識と対応が出始めてきたようで期待を持っています。

 世界の主要国のどこを見ても景気の良い話が聞かれなくなりました。国内の企業も個人も、東北の復興需要に期待しています。「こうすれば、景気回復に結びつく」というアイディアもたくさん民間にはあります。日本としては、この復興需要が世界からも目立つような活気が期待できるように、もっともっと前倒しで動けるために知恵を絞る大事な時期です。なぜ、アイディアがあるのに実現出来ないのかと障害を払っていくことが大事です。期待は間延びするほど、頑張ろうとする気力を奪います。