2006年10月31日
株式投資は不労所得なのか?!
 民主党の菅さんは株式投資をやったことがあるのだろうか?株式投資を「額に汗してない労働」、不労所得と決め付けた発言をしています。「ちゃちゃっと動かして1億も、2億も利益を上げる。そんなことを許していいのか。そんな取引には20%、30%の譲渡税をかけるべきだ」と菅さんが言う、そんなうらやましい人間がそんなにいるのだろうか。

 株式をやっている多くの人は、儲かるときには確かに儲けるけど、何度も上がり下がりを繰り返しているうちに、投資額を増やして、最後はドーンと大きな損をして、「もう金輪際株式投資には手をつけない」と悲嘆にくれ、証券会社からくる資料にも目を通さない日々を送る。そして株式投資ブームに沸くと、最初は「結局、損をするんだぞ」と慎重だが、回りが儲かった、儲かったという話を聞くと気持ちが騒いできて、「少しだけなら・・。過去の反省を活かして・・。今度こそ・・。」と3,4年ぶりに投資を再開する。そしてまたの繰り返し。私の回りで「株式投資を本業で生活を立てています」という「つわもの」はほとんどいません。

 トータルの損益で考えれば、マイナスになっているかもしれない人から、一時的な儲けが出たといって、高い税金を払わせる仕組みを作っていいのでしょうか。投資は預金とは違うのです。満期まで持っていれば必ず元本が戻ってくるものばかりではありません。

 株式投資で成功している人は確かにいますが、そこまでになるにはいろいろな失敗を重ねて現在があります。そこをくじけず、投資を継続できた人は貴重な存在です。大抵の人がくじけてあきらめてしまうのですから。責任ある立場の人が、投資する気持ちを卑しむような無認識で無責任なことを口にするのは許せません。
「投資は必要だけど、けしからん」。言っていることが理解できません。

 投資結果だけにスポットを当てた感情的な発言は、なんの改善も生みません。投資は平等で公平な環境で行うもの。不正を監視し、排除していくことの方が大事だと思います。

 
2006年10月30日
2007年の気がかり!?
 株式相場の先行指標として注目されている証券会社の業績。主要15社のうち、12社が増収を確保しましたが、販売費・一般管理費を吸収できず、11社が減益になりました(06年9月中間決算)。株式の取引量が減った上に、手数料の引下げ競争が効いているようです。

 松下電器産業は06年9月中間決算で営業利益が2割も増え、勝ち組の代名詞ですが、価格下落による減益要因として2037億円あり、勝ち組も競争にさらされ好業績に浮かれている暇はないと、価格下落に身構えているそうです。いわんや、負け組は大変な状況で戦っているのでしょう。

 この9月中間決算は、企業が想定した1ドル=110円が119円、1ユーロ=135円が150円と、為替が大幅に円安になった効果が増益に乗っかりました。加えて、年後半の資源高を見込んで高く見積もった仕入れコストが予想外の落ち着いた動きとなり、これも増益要因になりました。価格下落は恒常的なものになっていますが、為替や資源価格の先行きはわかりません。「今が良くても、先は心配」というのが企業の本音ではないでしょうか。

 そして来年は好業績を受けて本店を移転する企業が多いようです。六本木ヒルズから赤坂へ。私の古巣大和証券も07年11月に本店を移転するとか。「不思議と本店を移す話がまとまると・・」と慎重な話しもあります。2007年は飛躍する前に身をかがめる年になるのではないでしょうか。

 
2006年10月29日
今回は大きな円高に振れるだろうか?
 10月初旬に120円手前まで円安が進行した後、先週末は117円前半までの円高、この3日間で2円以上の円高となりました。
 米国の住宅投資が大幅に鈍化し、加えて7−9月期の米実質国内総生産(GDP)が3年半ぶりの低水準である1.6%増に大幅に低下したのが背景です。世間ではまたぞろ、景気減速を懸念した政策金利の引き下げを噂する声も出始めました。結果、ニューヨーク株式は新高値更新、金利の指標になっている米10年国債利回りは4.66%まで低下しました。

 私はこれまで、1ドル=117円という水準に注目していました。117円を超えて円安になると5円先の122円が見えてくる。117円を超えて円高になると5円先の112円が見えてくる。円高・円安の方向性が変わる転換点として注目していました。これは私の経験則なので、理屈があるわけではありません。

 もし円高に振れる機会となれば、再び外貨資産を増やすチャンスだと考えています。117円、114円、112円。もし円高・ドル安の基調が見えたら、せっかく業績の上方修正連発で盛り上がった日本株も来年3月の決算数字に対する見方が慎重になるので、株高はいったん止まることもありえるでしょう。加えて気になるのは、商品市況のうち穀物相場が高くなってきました。金利低下によりヘッジファンドの資金が、原油などの資源に向かうと、これも企業業績の先行きを暗くする材料となります。
 個人的には今回円高に振れるとしても一時的なもので、むしろ外貨投資を行うチャンスと考えていますが、久々に「円安、株高は続くのかな」と不安に思う局面を迎えています。来週から11月初旬にかけては、方向性を確認する重要な時期ではないでしょうか。

 話しはまったく変わるのですが、昨日は私の妹「まえぽん」が初めてのバースデーライブを恵比寿で行いました。誕生日を嬉しがる年頃ではとうになくなっているのですが、知人・友人を中心に声をかけ、80名ほど集まって祝っていただけました。ありがとうございます。
 「来年はアルバムを出す」「還暦までバースデーライブを続ける」など本人は喚いておりますが、歌が好きで好きでしようがない放蕩妹を応援したいと思います。どんな奴か、ご興味を持っていただけた奇特な方がいらっしゃいましたら、お手数ですがインターネットで「まえぽん」と打って検索してみてください。

 
2006年10月27日
「ここだけの話しですが」と言われたら!!
 私は運用の話を聞くときに、「私にまかせれば大丈夫」と言う人は信じません。私がこれまで出会った運用で成功している人のほとんどの方は、「相場で儲けるのは難しいよ」と言われます。「相場で儲ける」というレベルの設定が普通の人と違うのかもしれませんが、「相場の先行きなんか、わからん」とみなさん同じ事を言います。
 リスクを取れば、たまには大儲けができるでしょう。だけど勝ち続けることはできません。大事なのは儲けた利益を大きな損で吐き出さない、損をするのは仕方ないけど、その損をできるだけ小さく抑える能力だと思います。

 「ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン」という舌をかみそうな名前の投資会社は、約1600人に「3ヶ月で60%の利回りも可能」と勧誘し、架空の投資話で320億円の詐欺を働き、その元社長が逮捕されたそうです。これだけの資金を集めたのですから、もちろん、非常に巧みな話法・手口だったのでしょう。
 「何で儲かるのか、聞いてもわからないから逆にすごいものかもしれないと思った」との被害者の声があったそうです。
 「何で儲かったのかわからいけど儲かった」という喜びの声は、「何で損したのかもわからない」という悲しみの声と紙一重です。


 本日はこれだけの事件なのに、あまりニュースで取り上げていません。おそらくマスコミも「何でこんな事件が起こったのか」、視聴者に説明できるだけの内容把握が十分できていないのではないでしょうか。こんなに大きなものはあまりないと思いますが、この手の話しは多くあります。これを機会に、「うまいだけの話はない」ということを思い出して気をつけましょう。
 「ここだけの話しですが・・・」「情報はあるところにはあるんです・・・」。気をつけましょう!!

 
2006年10月26日
早くも来年の話?? パート2
 本日は一日かけて、来年に向けての日本株式の有望銘柄を選別していました。当初から予想して取り組んだわけですが、「今買いたいなあ」という銘柄はほとんどありませんでした。

 編集者の人が「いろいろな人に来年の銘柄を聞いている」と言われたので、私は「去年だったら、いくらでも有望株はあったけど・・・と困った様子の人はいませんでしたか?」とその方にいじわるな質問をしてしまいました。あなたをいじめるつもりはありませんでした。ごめんなさい。

 しかし何かをひねり出さなければなりません。業績は伸びていて、原則増配継続企業。株価は高値圏ではなく、調整中の銘柄。業績の伸びは一時的なものではなく、数年期待が持てるもの。そして何よりも、事業内容がシンプルでわかりやすい銘柄。したがって業績が伸びていても、何が本業だかわからない、活きのいい企業を買収して目先の利益を乗せているような銘柄はだめ。そんな条件で絞り込んでいきました。

 当初は中小型株まで対象を広げて調べてみたのですが、「企業名から事業内容がつかめない」「事業内容を聞いても、利益がどう上がってくるのかの流れが理解できない」など、個別銘柄で追っていくのは無理と判断しました。やはり中小型株は投信に任せよう。

 結果いくつかに絞りました。現在の株価水準で2割以上のリターンをイメージできるものは少ないと改めて感じました。日経平均でいえば、現在17000円ですから、2割は2万円以上ということです。
私の選んだ銘柄も来年の初めには株価の調整が終わってしまって、「前川もつまらない銘柄を今年の銘柄に上げたなあ」と言われてしまうかもしれません。その銘柄はなんでしょう?国が発展する過程で重要な役割を果たす企業のひとつだと思います。

 
2006年10月25日
早くも来年の話??
 「来年の有望銘柄をひとつ上げてください」という質問が入り始めました。昨年は「ホンダ」、「キャノン」、「任天堂」を上げました。今年はどうするか。

 ひとつ自慢します。昨年、マネージャパン1月号「2006年株と投資の必勝戦略」というタイトルの中で、私だけ「米国株」は上がると主張したこと。理由は「景気回復のため、過去に引き下げた政策金利を2005年を通して引き上げたが、2006年初頭には一旦終了する。これまで株価上昇の足かせになっていた金利上昇懸念が後退することで、相対的に出遅れていた米国株に資金移動が起こるだろう」。エッヘン。時期が半年ずれましたので、「当たりといえるか」という声はありましょうが、ご勘弁を。

 今年は米国を中心にした金利低下が起こる年になると、私は想定していました。従って過去円高で確保できた外貨MMFは外国債券に振り替えて、長期固定する機会を探っていました。そして円高に振れたときは、再び将来外国債券等で高い金利を確保するための準備資金として、高利回り水準にある外貨MMFにこつこつと貯めました。
 金利が下がるわけですから、株式は基本的に買いでした。特に米国金利が主導して金利低下するわけですから、米国株が第一優先だと考えたわけです。

 しかし現在の株式の水準は少なくても割安ではありません。この水準以上で手当てして、長期に放って置いても安心して投資できる銘柄があるでしょうか。おそらく毎日、株価の位置を確認しないと落ち着かないものが大半ではないでしょうか。
 「何でこんな水準まで売られてしまったのか」と玉石混交で売られて放置されている「玉」の中小型株を物色しています。値上がりまでには1年以上かかるかも知れませんが、次の相場を楽しみに投資したいと思います。

 これからは相場の急落を当たり前に受け止めた上で投資を考えています。相場が急落した場合、リスク回避の気持ちが強くなり、やはり確定商品である「国債」に逃げ込むことが今後も多くなると思います。
 国債は日本や米国、英国という主要国だけではありません。新興国の国債にはリスクに見合った高利回りが期待できるところもあり、下手に株価上昇を期待して新興国株式に手を出して急落を見舞うよりも、確実な高利回りを享受した方が、運用として効率的だと考えています。もし「安全でも低金利はつまらん」と考える人は選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

 
2006年10月24日
安いことが魅力だったのに!?
 どんなに良いものでもお財布の中身には限りがある。高くて良いのは当たり前。安くて良いものを見つけるのが生き甲斐という人も多い。関西に転勤したときに、「これ100円には見えへんやろ」と「安くて良い買いもの」を自慢し合う奥さん方のほとばしるパワーに嫁さんは衝撃を受け、ひどく感化されたそうだ。「良いものを安く、安くて良いものを」。口癖になってしまった。

 「以前より広く、便利が良くなった」マンション。これが販売好調だったのは、すべて「以前よりも安かった」ことが大きな理由。「バブルの頃に比べれば大分安くなった」と「安くて良いもの」を買うウキウキさがあった。
 しかしそのマンション価格も上昇し始めた。こうなると少し事情が異なってくる。今でも「バブルの時に比べれば安い」が、ちょっと前に比べれば「高い」。
 株式投資で言う「安値覚え」があり、「あの時よりも高いものを買う」には自分を納得させる理由が必要になる。「もっと良いもの」でなければならない。ただし、良くても値段が高すぎると物理的に買えない。これまでは「早く買わないと買えなくなる」と、そんなわけはないのに、ムードで買う人が大勢いた。でもこれからは「この物件は値段に見合ったものなのか」、「果たして自分はローンを組んで生活していけるのか」と買う前に躊躇して考える人が多くなるはずだ。

 安いを売り物にした「マンションバブル」は終わりに近づき、目が肥えた「安くて良いもの」を求める消費者を満足させる質と価格のバランスが求められる。「良いものでなければ金は出さない」と財布のひもを締めたら、安いだけのマンションは見向きもされずに売れ残る。既に「売れる」、「売れない」の二極化は始まっているようだ。「売れ残り」。この言葉を意識したときから変化が始まる。
 

 
2006年10月23日
応援したいけど頼りない!!
 いいものを作っていく過程では、その都度いろいろな人の忠告や励ましを受け、緊張感を持ちながら「もっとよくするには何が足りないのか。何を伸ばせばよいのか」の試行錯誤が必要ですね。

 何でも受け入れていたら「自分の意見はないのか」と見識を疑われますし、「何でも反対」を繰り返せば「やる気があるのか」と愛想を尽かされ相手にされなくなります。

 昨日の衆院補選で自民が2勝した結果を受けて、早くも民主党の今後の党運営を心配する声が上がっています。この程度で心配される政党に政権与党になる資質があるのでしょうか。誠に情けない。

 今回の北朝鮮問題や中川政調会長の核保有発言問題など、民主党の方の「けしからん」という感情的で提案がない発言内容よりも、反対するにしても「今後どう考えるべきか」の建設的な内容を含んだ自民党内の発言内容のほうが好意的に私は受け止めました。

 「まずは政権与党になること。来年の参院選に勝つこと」を目標に掲げた民主党は、課題を先送りして何も決められない自民党はいらないと、「現在目の前に山積した問題をどう処理していくのか」を具体的に詰める行動を国民を巻き込んで起こすのが先ではないでしょうか。来年の参院選まで、このまま課題を先送りにするほど日本には余裕はありません。
 それが期待できない民主党であれば、今の自民党と何ら変わることはなく、安倍新政権に期待する方がマシ。横槍を入れて騒ぐだけの民主党はいらないということです。
 「来年の参院選を勝つためであれば、反安倍自民党の国会議員を結集する」という、理念が感じられない、恥ずかしい目標を掲げる姿は溜息ものです。お願いだから、もっと頼りにできるところを見せてください。しっかりしてください。

 それから栗東市の市長に再選された国松さん。「この選挙結果で私への支持が確認できました」と傲慢にならないでください。本当はわかっていると思いますが「もう一度だけチャンスをあげるから、職務を果たしてね」という選挙民の厳しい監視と期待の結果であることを。

 
2006年10月22日
一人ひとりはまじめで熱心で魅力的なんだけど!?
 私が証券会社時代、「優秀な営業マンは電話が短い」と言われていました。私のように電話の長い営業マンは能力なしでした。「商品は人間性で売るもの。クレームになるのは人間関係ができていない証左。優秀な営業マンにクレームはない」とも言われてました。
 「確かに理屈を言って、環境を説明している話しは聞いたことがないなあ。ぼそぼそってささやくような電話をして ありがとうございますゥ と大声で商品を購入してくれたお礼を言っている」。この先輩はすごい呪文でも唱えているのかと不思議に思ったものです。

 昨日、ある商品取引会社の若手社員向けに「金融商品の基礎知識」という内容で話しをしました。みなさん、非常に熱心な態度で話を聞いてくれました。世に言う「証券会社」「不動産」「商品取引」の人間は心を許したら何されるかわからないと不審に思われることが多いのですが、今まで私が出会った大抵の一人ひとりはまじめで熱心で魅力的な人でした。しかし組織になると、競争・ノルマ意識が高まり、暴走してしまうケースが多々あります。

 営業マンの本質は「善」なのですが、組織になると「世間の常識」がわからなくなるのです。「会社の論理」が働きます。しかしながら営業マンの本質は「善」なのです。以前から私は思っているのことなのですが、自分の財産を人に委ねてはいけません。丸投げしてはいけません。営業マンには「何でこれが私に合っているのか」を納得いくまで聞くのが当たり前です。わからない点が見つかれば「もう一度教えてください」と尋ねることが大事です。「私は分からないので、あなたに任せます」は、もし受ける方が誠実であれば重荷になりますし、もし結果が悪くなれば任せた本人も自分を責める結果になるかもしれません。
 投資家がこうした質問を繰り返すことで、営業マンは辻褄を合わせることが困難になり「良心」が戻り、「会社の論理」を引っ込めて「世間の常識」に沿った提案をするようになるのではないでしょうか。世の中が変わるのを待つよりも、そういう営業マンに仕向けていく投資家の「何故これがいいのか」という姿勢が大事だと思います。

 一方で、セールス側は顧客獲得のために、手数料を引き下げたり、ポイント制を導入し、お得感を出すのに躍起になっていますが、投資家が投資に慎重になっているのはお得感が足りないからでしょうか。今こそ、投資家が何に不安になっているのかを対話で確認し吸い上げてあげる環境整備が大事なのだと思います。
 これまでの「必要な情報はすべて用意してあります。ご自由に手に取ってください。そして取引は当社をごひいきに。ただし自己責任ですよ」という対応では傷ついた投資家は投資の中断をせざるを得ません。対話能力が高い対面営業の強化が、セールス側の大きな課題だと思います。私は投資家側の立場で、投資家が何を不安に思い、不満を感じているのかをセールス側に機会があれば伝えています。それがセールス側と投資家の距離を近づけることになるかもしれないからです。みなさんも、理解できないことをそのままにせず、必ず尋ねましょう。自分のためです。

 
2006年10月20日
いい感じの中国、感じ悪〜ゥのロシア!?
 ポスト小泉が騒がれだした6月頃から中国政府が次期政権に熱い視線を送っているのが感じられました。小泉前首相で深まった溝の修復はあきらめ、次の政権では国交の仕切り直しをしたいと。

 これまで消極的な対応が目立った北朝鮮問題にも、アジアの代表としての使命をもって、中国は動いているようにも見えます。結果は相手のあることですからわかりませんが、私にとって最近の中国の印象は「いい感じ」です。
 日中韓ですぐにでも解決しなければならない問題は山積しているわけですが、解決に向けた一歩が期待できそうなことは喜ばしいことです。

 一方でロシア。小さな新興国であれば仕方ない面もありますが、大国ロシアが豊富な資源や強力な軍事力を背景に、「資源をやらない」とか、「一方的に資源の価格を大幅にアップする」とか、反政府の言論弾圧をするとか、印象の悪いことが度重なっています。
 資源高で経済力が大幅に回復し、押しも押されぬ大国に復活したロシアに何が起こっているのでしょうか。傲慢で、何かにひどく焦っているようにも見えます。

 今後も一方的な資源高が続くわけではありません。環境エコ対策、代替エネルギー開発は貴重な資源を大切に使うために必要なことです。これは単独の国だけで完結するのは難しく、各国の協力関係が欠かせません。この点からもロシアの協調性を欠く行動は、世間とずれているように思うのですが、私だけでしょうか。

 私は今、新興国国債に投資するのが一番効率的だと考えているのですが、ある人が言っていました。「ロシア国債を買うのは抵抗があるなあ」と。

 
29件中(1件〜10件を表示しています)   前   |