2007年06月30日
あっぱれ、マネックス証券!!
 マネックス証券は思い切った試みをしました。年利率1%期間3ヶ月の個人向けマネックス社債を発行しました。金利が上昇している中でも平気な顔をして3ヶ月0.25%の定期を出している銀行への当てつけでもあるでしょう。ホームページには、マネックスが企業として市場から調達する金利が1%だそうで、同じ資金調達をするのであれば、1%の利息を喜んでくれる個人投資家向けに社債を発行して喜んでもらおうじゃないかという発想らしいです。おそらくマネックスの信用力であれば3ヶ月1%以下でのレートで調達が可能でしょうし、一万円単位で個人向けに販売するのに余計なコストもかかりますから、この試みは出血大サービス。せこい金融機関であれば、なんとか利益を残そうとレートを0.8%ぐらいで抑えたかも知れません。そこをきっちり1%に置いたのは、さすがマネックスです。この1%に意味があるのです。この1%だから預金者にインパクトがあるのです。

 これがもし法人でもOKということになったら、どうなると皆さん思いますか?まず間違いなくバカ売れとなり、マネックスはおそらくすぐに発行を取りやめることになると思います。それほど足もとにはまだ低金利を不満に思っていて、0.01%でも上の金利で運用したいニーズがたくさんあります。
マネックスの松本社長はずっと機関投資家を相手に商売をしてきた人ですから、おそらく「この社債が売れないわけはない」と確信しているのだと思います。果たして、思惑どおり個人投資家のお金はマネックスに流れてくるでしょうか?

 明らかに預金者や金利に敏感な投資家の資金を呼び込もうと出血覚悟で打って出たマネックス証券。個人的には個人投資家に年1%の意味をもう少し浸透させてからでもよかったのではと思います。私は、この3ヶ月年1%の社債は個人投資家に金利を考えさせるきっかけになるかもしれないと期待しています。あっぱれ、マネックス証券。
 

 
2007年06月29日
円独歩安の今こそ!!
 円の巻き戻しを期待して、円高を仕掛けた短期筋が、刀折れ矢尽きて、泣きながら退散しているかのように、おとといの円全面高の環境が一変しました。当面は日本の利上げ懸念ぐらいしか円高期待のイベントも見えず、再び米ドルで125円を意識する水準まで円安が進行しなければ、円独歩安に対する強い懸念は広がらないと思います。従って高金利通貨を売って円を買っている人は現在も心中穏やかではないと思います。

 短期的には大きな円高に振れる機会はなさそうですが、2,3年先を考えてみると、示唆深い行動が出ています。円建て外債の発行が急増しているのです。6月だけで海外の企業が円で調達した中長期の資金が8490億円、1−6月の上半期で12600億円。上半期としても2000年1−6月期の9080億円を上回り、1998年以降で最大となりました。これはどういう意図なのでしょうか。

 日経記事には「日本の金利は上昇傾向にあるが欧米に比べ低金利で調達できることが背景で、円を外貨に替えて運用する円借り取引と同様の外為取引が生じ、円安の一因となる」と説明がありました。私はちょっと見方が違います。外人投資家は、将来の大きな円高への巻き戻しに警戒を持ち始め、円を借りて外貨に替える取引をしている円資金の一部をいつでも返せるように、円安である今のうちに中長期で押さえておこうする動きでないかと思っています。従って円を借りて外貨には替えませんから、これは円高要因だと思います。

 しかし毎日やりとりされる為替市場の大きさから見れば、円建て外債の発行額はまだまだ微々たるものであり、すぐに円高に結びつくわけではありません。しかしながら、外人投資家が円で中長期の資金を調達し始めたというのは大きな変化だと思います。高くなった自国通貨と安くなった円を交換して、割安になった日本の優良資産を狙う。私が外人であれば、チャンスがきたと考えます。

 
2007年06月28日
次回の方が条件が良くなるって聞いたけど??
 昨日うちの家内から「お父さんはいつもそんなふうに答えているの?」と注意を受けました。「個人向け国債5年固定型の今回の条件気に入っているんだけど、主人が次回の条件の方がもっと良くなるって言うの。ご主人はどう思っているか、聞いて」と知り合いの人から電話で家内が頼まれました。そこに、たまたま私がいたので、「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。だけど5年の1.5%は魅力だと思います」と家内を通じて答えました。
 電話を切った後、家内は不満顔です。「お父さんはいつもそんなふうに答えているの?当たる当たらないは別として、せっかく聞いてくれたのだから、あんな曖昧な言い方しなくても良いのに。だからお父さんの話は一般受けしないのよ」

 おいおいそこまで言うかよ。私は家内に言いました。「俺は当てものをしているわけじゃないし、予言者でもない。本当のことを言っているだけ。だけど自分の考えとして5年の確定運用で1.5%あれば魅力だと伝えているじゃないか。お父さんのところに相談しに来る人は判断に迷った人。「同じ立場だったら前川さんはどう考えるのか」に興味を持って聞きに来てくれているとお父さんは思っている。だから無意味に期待させる話にならないように注意している。相手の判断をかえって迷わすから」。しかし家内の反応は「ふ〜ん」で決して答えに満足していない様子でした。

 私は運用で大事なことは、もし思いと逆の環境になった場合でも気持ちを立て直して、再度運用と向き合っていけることだと思います。上がると思ったのに下がって損をした。その結果、運用のやる気が失せて、なんで安易に投資の決断をしてしまったのかと自分を責める。これって、投資との付き合いで一番避けたい結果です。そうならないためには、最悪の結果を想定しても次の手を打てる心の準備をしておくことです。

 次回個人向け国債の条件が良くなった場合、やっぱり待って良かったと思うでしょう。逆に悪くなっていればやっておけばと後悔するかも知れません。ここで次回を待つと言うことは、条件がよくなることに賭けることになります。次回の条件が決まるまでドキドキしますね。このドキドキがその人の張り合いになるなら構わないと思います。そうでないとしたら・・・。
 まず今回の5年1.5%の固定金利の条件は、他の固定金利の金融商品と比べてどうなのかを比較してみてください。そこで、やる価値があると思えば、それでOKじゃないですか。しかしご主人の「次回の方が良い」という話も気にかかるというのであれば・・・。次回その通り条件が良くなったら、それもラッキーで購入しましょう。お金がない?だったら、今回の分を半分にして、次回に備えたら。でも条件が悪くなったらがっかり・・・。であれば、次回の条件にヤキモキするよりも、今回の条件で良しと思っているなら今回で決めてしまったら・・・。一番大事なのは条件の水準の高さではなく、その条件に自分が納得しているかどうかです。それは一人一人の価値観が異なるわけですから、自分の考えを押し付けてはいけないと考えています。

 自分だけで考えていると、あーでもない、こーでもないと袋小路に入り行き詰まってしまうことが多いと思います。頭の中で天使と悪魔がささやき合う場面があると思いますが、私はその天使役(家内にまた「えっ〜」と注意を受けそうですが)として重宝な存在でありたいと思っています。

 ところで円の独歩安の修正は一旦終了したみたいですね。為替の動きは国内マーケットが終わってからが本番。円高のタイミングを待っている人にとっては歯がゆい相場が続きます。

 
2007年06月27日
調子づいていた円独歩安に牽制パンチ!!
 国際通貨基金(IMF)が30年ぶりに為替政策の監視を強化すると表明し、貿易不均衡を広げるような為替相場の是正を促す姿勢を鮮明にしました。これを受けて、すかさず米自動車協会は円安を監視しろと声を上げ、日本でもこれまで「市場が決めること」とだんまりを決め込んでいた財務省高官が「為替動向を注意深く見守っている」と円安を牽制する発言をしています。米ドルで言えば、125円越えを意識して円安が加速するのを牽制し始めたという見方もあります。

 これにより、124円台に乗せた米ドルは123円割れ、167円目前まであったユーロは165円前半、105円台に乗せた豪ドルは103円半ばまで円安の修正が入っています。当面一段の円安期待は後退し、後は円安修正がどこまであるかが注目点です。

 市場は今、破綻寸前のベアスターンズ傘下のヘッジファンドのようなところが他にもあるのではないかという疑心暗鬼の中にあります。ちょっと動揺しただけで円の巻き戻しにおびえるほど極端に多い円独歩安に賭けた大量のポジション。「通常であればこの程度で収まるはず」と常識で戦うプロの投資家ほど、最近の動きは予想が難しいと嘆いています。

 個人的には「円高に振れてくれればチャンス」とながめていますが、為替動向はどちらに流れるでしょうか?円から外貨、もしくは外貨から円に換える時期を待っている人は、今のうちに「いくらだったら実行する」と決めておいた方が良いと思います。そんなに長く、都合の良い円安水準、円高水準でとどまっていることは期待できないと私は考えています。

 それにしても、今の日本には通貨の番人を期待できる人はいませんね。なんと発言の軽いこと。日本の通貨であっても主導権は完全に外人に握られているようです。

 
2007年06月26日
売り買いの激しい投資信託は悪い投信!?
 9月にも完全施行される金融商品取引法では、販売金融機関に顧客への投信のコスト説明が徹底されます。投信のコストとしては販売手数料、信託報酬などが挙げられますが、本日の日経朝刊記事では投信で取り扱う株式の売買回転率や売買委託手数料もコストの一部として説明させるかどうか議論されているとありました。
 記事の中には、成長株を取り扱う投信は回転率が高く、割安株を取り扱うものは低い傾向があると紹介がありました。

 個人的には「売買回転率や売買委託手数料の収益に対する割合は投信選びのモノサシですよ」と伝えることは大事だと思いますが、単純に「売買回転率の高いもの、売買手数料の多いもの」は悪い投信とレッテルを張ってしまうことがないように運用に注意が必要だと思います。

 値動きの激しい投資対象であったり、割安割高のサヤを取る目的の投信であれば、当然収益を上げるためには売買の回数が増えて当然です。顧客から預かった投資資金を手入れもせず、放ったらかしにしていたら、たまたま銘柄が当たって成績がまずまずだった投信が良い投信に見えたりします。つまり売買回転率の高い投信は悪ということは、個別の投信の良さをはかるモノサシではなく、売買回転率を上げないと利益が上がらないような投信の仕組みにだめ出しをしていることになります。

 性善説に立つことは無理なのでしょうか。良い投信であるにもかかわらず、売買回転率が高めの運用会社は「何故売買回転率が高いのか」、「それは改善余地があるのか」、「この投信の優秀さを理解してもらうために注目して欲しいこと」を自ら投資家に語ること。そして投信評価会社など投信の評価をするところは、その投資家に理解してもらいたいという運用会社の意図をくみ取って、運用会社の主張が的外れではないかを検証し、投資家が他の投信との比較が可能なモノサシとして同種類の投信との比較を知らしめ、投資家の感想を募って運用会社にフィードバックを行い、よりわかりやすい説明を求める。こうした運用会社と投資家の相互理解を深めて、投信を選ぶ目を養っていくのは絵空事なのでしょうか。
 手数料が高いとか、売買回転率が高いとか、値動きが大きいとか、に注目しても、自分にあった投信を見つける目的の達成には何の助けにもなりません。「じゃー、どんな投信を選んだらいいの」という投資家の不満は募るばかりです。
答えは投資家の中にあります。「どんな目的で投資を考えているのですか」。これを窓口で相談が出来て、それに見合った投信の選択肢がもらえること。そして、その選択肢から自分にあった投信を判断し、決断するために必要な知識がもっとも必要です。その知識が「手数料が高い」とか、「売買回転率が高い」とか、「値動きが大きい」とかではないと私は思います。

 
2007年06月25日
何故個人のお金まであてにするのか??
 以前ヘッジファンドと言えば、少数の投資家で大きな資金を取り扱えるように、極々一部の超富裕層やプロの投資家にしか声をかけませんでした。人の伝手や強力なコネがなければ、お金を持っていても仲間に入れてくれないところもありました。それが5000万円ぐらいの資金でもヘッジファンドを取り扱うようになり、最近では投資信託を通じて一般個人でも少額で買えるものも出てきました。ヘッジファンドを買いたくても買えなかった人にとってはチャンスですが、ヘッジファンドの理解が十分でない人にも無差別に案内されている状況は問題だと私は思っていました。ヘッジファンドの過去の実績は素晴らしいものがありますが、「何故その実績を残してきたか」という手法の理解は個人には内容が難しすぎて無理です。どんな市場環境でも利益を確保するという「絶対リターン」を標榜するヘッジファンド。我々の理解は「何故だか分からないけどもうかった」です。「株式は下がったけどうまくやったのかな」と理解するだけです。逆に、「何故だか分からないけど損をした」という結果も受け入れる覚悟が必要です。ヘッジファンドの多くは投資家に対し「このファンドは絶対的リターンを目指します。このファンドの投資はかなり高度な専門知識を持ち、リスクを認知した人に限ります」と注意を促しています。つまり、ヘッジファンドはもともとリスクを理解したプロ向けの金融商品です。

 証券取引等監視委員会は9月から、内外のファンドを問わず、日本で募集するファンドは全て検査対象とし、投資家保護に反する行為があれば金融庁に行政処分を勧告する。6月のサミットでは具体的なヘッジファンドの規制は盛り込まれなかったが、米国ではヘッジファンドを対象に過度な情報開示が必要ないプロ同士がやり取りできる市場を創設する動きがあったり、情報開示を積極的に行う意志を示し株式会社として上場する大手のヘッジファンドが現れたり、今回のようにアマの投資家を保護する仕組みを整えたり、ヘッジファンド自らの情報開示を促し、ヘッジファンドもどきの淘汰をはかる実際の動きが始まったようです。

 過度な規制で運用がやりにくくなり国外にヘッジファンドの資金が流出するという懸念がありますが、市場取引である株式や債券とは違い、取り扱う目利きによって価格が異なる不動産や未公開企業の売買が適正なルート、適正な価格で行われているかのチェックは個人ではできません。ここを疑ったら投資になりません。その後の成果は投資家の自己責任ですが、資産価格の妥当性の証明は運用会社の責任ですし、監督庁がチェックを入れるのは当然必要だと思います。

 何故運用成績がよいのに、更に資金を集めようとするのでしょうか。新たな資金集めは既存の投資家にとっても好ましいことなのでしょうか。向こうから寄ってくるうまい話は、まずは疑ってみる必要があります。ヘッジファンドが個人の資金まで手を伸ばすのは、投資家ニーズに応えるため?、ヘッジファンドの存続のため?、それとも投資家、ヘッジファンド双方のため?わかりやすい説明をして、気持ちよく投資資金を募ってください。

 
2007年06月23日
弱気のプロが買いに回るときはシートベルト!!
 専門家の戸惑いが続いています。機関投資家の代表である生命保険会社の中には、「円高、円安にかかわらずこれから外国債券を買う」と言い出すところがありました。「いつまで円安が続くのか」と当初あきれて為替相場を眺めていて、「押し目はないのか」と円高になる場面を待ちわびて、「円安に乗り切れなかった」とプロである身を責めて、焦っています。「どこまで円安になるのかわからないから、更に上がってしまう保険のために買う」という大義名分を付けました。こうなると相場は糸の切れた凧状態。「本当は買いたくないんだけど、相場観では買いではないんだけど、万一の保険のためなら仕方ない」。こうして今まで売っていた人が、様子を見て、そして買いに動き出せば、売る人が不在になり、相場は青天井。値段は相場に聞いてくれ。ヘッジの波が収まるまで上がり続けます。

 中国株も、韓国株も同様です。買いの原動力は「上がるから買う。買うから上がる」の個人投資家のパワーです。どこまで上がるのでしょうか。「自分よりももっと高いところで買う人がいる」と信じるムードで上がっているわけですから、思いの外高いところで売れるチャンスがあるかもしれませんし、今が天井近辺なのかも知れません。
 今大抵の人は「急に下げ相場になる訳じゃない。逃げる場面はいくらでもある」と思っているでしょう。しかし過去のバブルの経験で「良いところで売り抜けることが出来た」と語る人は私の回りにはほとんどいません。

 中国の株式投資をしている個人投資家の映像を見て「バブルじゃない」という言葉を聞く度に、90年代の不動産バブル当時を思い出します。バブルの機会を活かそうと積極的に参加するのか、つかず離れずで付き合っていくのか、それとも惑わされず近づかないのか。スタンスをその都度確認しないと、振り回されて悩むか、思わぬやけどを負ってしまいますよ。シートベルトを締めてぇ・・・。後ろの席の人もですよゥ・・・。

 
2007年06月22日
こんな経歴の人だったんだァ!!
 人と出会い、話をする機会をもらったときに、「この人はどんな人生を過ごしてきたのだろうか?」、「どんなことに心砕いてきた人なのだろうか?」と、人として非常に興味をそそられる人がいます。そして尋ねてみると「実は私こんなことをやってきたんです」、「やっているんです」と聞き、「そういう人だから、こんな話ができるんだ。こんなに詳しかったんだあ」と感心し、記憶に残る人になります。

 一方で名刺一杯に名誉職や資格を並べている人がたまにいますが、大抵そういう人の話は記憶に残りません。
 
 最近、「本当のプロを探したい」というニーズが高まっています。裏を返せば、「プロの肩書きを信じたらえらい目に遭う」という不信感の表れでもあります。そして出てきたのは、医者で言えば「専門医、認定医」の資格。プロの教師を養成する学校もあるとか。プロと称される集団から本当のプロにフラグを立てる、そのための資格。
 同業者からは「資格が無くても立派なプロはいる」と制度に疑問を持つ声も上がっているようですが、他に消費者が目安を立てる適当な方法がなければ、これも有効な選択肢であるという意見もあります。

 私もファイナンシャルプランナーと呼ばれる資格を持つものですが、20年かかってやっと、ファイナンシャルプランナーの役割を少しだけ世間に知ってもらう程度になってきました。この20年間をどう評価したら良いのでしょうか。「お金についての様々な悩みについて相談できる人が身近に欲しい」という、ファイナンシャルプランナーを求めるニーズは常にあったはずです。
言えることは、資格を作れば認知度が広がるわけではなく、その業界で世間の期待に添う活動を継続し頑張ってきた人が世間の評価を受けるにつれて、その人が持っていた資格も評価されるということではないでしょうか。
 プロの証明としてフラグを立てる資格を作る側は、自分で世間にアピールする力はないけど、これから経験値を上げ世間に貢献したいという意気に燃えた資格者に対し、力を発揮し世間が評価してくれる場を積極的に提供する責任があるでしょう。資格だけ用意して、本当のプロであるかどうかを世間が評価する場の提供がないようでは十分ではないと思います。その機会を得た結果、プロとしての技量不足を感じてさらに頑張るか、あきらめるかは本人次第です。
 資格はあるに越したことはありませんが、資格で大事なことは取得することではなく活かすことです。個々人の自助努力はもちろん必要ですが、資格認定機関は取得する人の数よりもそれを活かしている人の数にもっと関心を持たなければ、自己満足の資格になりかねません。

 
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2007年06月20日
興味津々、中国の不動産事業!!
 医療サービス会社「フォーチュンパシフィックホールディングス」が運営する「FPCクリニック」に勤務する女性が「ドロドロ血液商法」で健康不安をあおり客に高額な会員サービスに加入させた容疑で昨日逮捕されました。
 ここで私が注目するのは、警視庁がこの会社の会員の一部から中国のホテル事業などへの投資名目で資金集めを行い、総額は数十億円に上ると言われている中国の不動産物件に対する投資実態にもメスを入れるらしいということです。
 昨年から私のところにも、中国やタイ、ニュージーランド、オーストラリア、中東など、いろいろな海外不動産の話が舞い込んできます。明らかに怪しい話もありました。しかし確証があるわけでもありませんから、否定するわけにも行かず、一定の距離を置く取り扱いをしてきました。今回の件が、中国などの海外不動産投資事情の実態を理解する機会になればと期待しています。
 私が信頼する不動産コンサルの人は以前から「不動産賃貸経営は不労所得ではない。究極のサービス業で、高度な専門知識とマーケティング能力がないと成功しない」と言っていました。ましてや、勝手の分からない海外の不動産投資に「不労所得」が期待できるのかなあと、不動産投資で失敗した経験がある私はつい疑ってしまいます。
 投資は割安、割高を知らなければ、勝てません。その不動産は妥当な価値なのでしょうか。
「それじゃ、高すぎません?」と見る目がある人に対し、売り手は妥当な価格を前提に交渉を持ちかけます。言い値で決められる人には、最初からふっかけた価格で交渉します。始まりが割高であれば、ますます勝てる確率が小さくなります。
大きな買い物をするときは、少なくても自分で価格の目安が立てられるぐらいの勉強は必要ではないでしょうか?

 
2007年06月18日
敢えてリスクを取って投資をするなら!!
 先々週、先週と久々に、金利上昇、円高、株軟調と、新規投資のチャンスにワクワクしましたが、再び日経平均株価は18000台を回復し、為替は円独歩安に戻りました。再び手持ち無沙汰になりました。ここまで円安水準になれば、多少円高に振れたところで為替要因で業績悪化懸念は発生しないので、株式の下値不安は大分薄れてきたと思います。今まで安いところで仕込んだ株式をお持ちの方にとっては利益確定のチャンスが来るかも知れません。

 先週末に締め切った日経新聞のボーナスの使い道アンケートでは、リスクが取れるお金で、しかも自分で銘柄の割安・割高の判断ができる投資家であればという条件付きで、日本株の個別銘柄を勧めました。日経平均株価で17000円以下という条件も付けましたので、ボーナス時期にそんなタイミングがあれば良いのですが。
 これは消去法の選択です。敢えてリスクを取るのであれば、欧米株式?、新興国株式?、リート?ヘッジファンド系?と並べてみると、ここからの上昇期待と下落リスクのバランスを考えたら「どうよ?」という考えから、日本株式を選んだ次第です。個人的には、「ここが敢えてリスクを取るタイミングとして適当か?」と慎重です。でも敢えて取るなら・・・・。

 「せっかく金利上昇した今を逃すな」、「いつまでもあると思うな金利上昇場面」。金利確定商品を検討してみて、それでもキャピタルゲインを狙いにいくのなら、お先にどうぞ。はやる気持ちを抑えるとストレスになります。だけど、なんとなくリスクを取らないでください。もっとストレスを抱える結果になりかねませんから。

 
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