2008年02月29日
日本株相場の前場大幅安を見て・・・!?
 本日前場の日本株式相場はニューヨーク株安、104円台の円高を受けて大幅安となりました。14000円台にいったん乗せた日経平均株価は13500円をうかがう動きです。
この機会をどう考えるのか。
 「ひえー」「冷えー」「ヒエー」「HIEI」(どれが一番適当な表現かなあ)と肝を冷やして、「買ってしまったことを後悔」、「買わなかったことに安堵」しているのか、それとも「チャンス」と期待を膨らましているのか、それとも「もっと下がれ」と祈っているのか、それとも全く関心のない自分がいるのか。
どうでしょうか?いずれにしても、相場は上にはなれようとしているのか、下にはなれようとしているのか、の転換点にあるような気がします。
 現在の日本市場でついている価格はまったく参考になりません。ロンドン、ニューヨークに回って、来週いくらで戻ってくるのか、興味津々です。しかし日本の市場の動きよりもアジア市場の値動きの方に関心が向いている状況は本当に情けないような、残念な話ですね。
 「日本がどう動くのか」と世界が関心を示したあの時は戻ってくるのでしょうか?「何をしたい」を明確にしない日本に注目しようがないと言われれば、言い返す言葉は何もありませんが。

 
2008年02月28日
リセットした気持ちで相場をながめていますか?
 ここ連日、私は日本株の中には割安に放置されている「玉」の企業があり、多くの専門家が「まだ取り組むタイミングとしては早い」という時期に、あえて「投資妙味あり」と伝えてきました。
無理に株価が高くなるのを追っていく必要はありませんが、もし「安いところがあれば日本株に投資してみたい」という考えをお持ちである人であれば、決断できる範囲で構いませんから、投資を再開するつもりでご覧になった方がよいと思います。

 株価の底が割れて妥当株価を見失ったときは慌てることはありません。自分の買いたい株価でじっと待てば買えることがあるかもしれません。しかし現在のように、「やはり12500円は買いだった。13000円割れは買いたい。13500円程度でも買いを入れるべきか」と下値を買いたいという人が増えて、相場が底堅く推移するようになったら、「買いたい」というスタンスの人は昔の安い株価に縛られてしまうと買うタイミングを逃してしまうでしょう。

 私のブログを遡ってみてもらえればわかりますが、私は日経平均株価が16000円割れの頃から日本株を投資対象として優先順位を上げて見てきました。つまり16000円は当時妥当株価であり、これを下回る株価は割安で、株価が一時的に下げてもいずれ16000円には戻ると私は判断したわけです。結果、それから13000円を割り込む株価の下げがあったわけですから、タイミングとしては早すぎたことにはなりますが、16000円までの回復は年内のどの時点かでは起こりうるという考えに変わりはありません。現在は14000円です。16000円で14%プラス、17000円で20%プラスになる水準です。もし13000円が再びあれば16000円でも20%を超えるプラスになります。もし「年内で16000円までの回復はある」と考える人であれば、14000円以下は投資に取り組む時期として考えどころではないでしょうか?

 「14500円を超えたら相場は転換するかも」なんていう専門家がいますが、結果15000円の声を聞いてから投資する気になれますか?16000円になって6%程度のプラス、17000円でも13%程度のプラスにしかならなくなります。きっとその時はまた、「昨年の高値18300円を目指す」とかいって、当てにならない数字が一人歩きをするのではないかと思いますが。

 ここで大事なのはあなた自身が日本株の値動きには興味はなく、株価が上昇しても後悔しない人であればよいのですが、そうではなく「きっとその時は後悔するだろう」と想定するのであれば、「14000円水準で投資した場合、いくらぐらいまでの下げを覚悟したらよいのか。そしていくらまでの上昇が期待できるのか」のリスクとリターンのバランスを考えて、12500円から14000円まで回復した日本株相場に「出遅れたから下がる場面があったら買う。買えなければ仕方ない。あきらめる」というスタンスを取るのか、「現時点で上昇しても後悔しない程度の投資を行う。買った途端に株価が下げるのは仕方ない。投資の一歩を踏み出すのがより重要だ」というスタンスを取るのか、気持ちをリセットしてスタンスを固める時期だと思います。そうしないと、これかも相場の動きに振り回されて、気が休まりませんよ。

 それにしても、世界卓球。期待していなかっただけに、日本の男子・女子チームの決勝トップ進出素晴らしいですね。アウェー中国での活躍です。この間のテニスの王子様「錦織選手」といい、実力がある人の活躍は宣伝いらずですね。テレビ東京は今回、いいものを引き当てたようです。
「ボクシング」のなんとか、「バレー」のなんとか、「陸上」のなんとか・・・・。
世界卓球の日本チームの活躍に拍手です。

 
2008年02月27日
しつこいようですが、日本株の魅力!!
 私のソニーに対する印象は、他におもねることなく独立独歩を目指す、ちょっと傲慢にも見える会社でした。そのソニーが、これまたプライドの高いシャープと液晶パネルの共同生産を行うと発表しました。双方が持つ市場への利を考えれば、この組み合わせは意外でもないのですが、色の濃すぎるパートナーであることが意外でした。
 1999年に第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が全面統合してみずほグループが誕生したときに近い印象です。当時、「この個性がある組み合わせで共同歩調が取れるのかなあ」と顔ぶれを見て私は感じました。

 このみずほグループの誕生も、金融機関として存在感を残すために必要な英断として危機感から起こったものです。ソニー、シャープとも、危機感の共通認識が合致したものだと思われます。
松下電器と日立、キャノンの提携もその表れです。
 こうした提携は食品、輸送機器、素材産業などにも具体的な動きが出ていますし、異業種メーカー同士の提携は日常茶飯事。民間企業の先行きに対する危機感は新しい展開にすでに踏み出しているようです。私はこの危機感からのバネに期待しています。しかし、こうした動きが世界と直接接点を持ち、競争を余儀なくされているメーカーに目立っているだけで、国内を主戦場にしている金融業・不動産業は「いかに現在のパイを守るか」という守りの姿勢になっているようで精彩を欠いているように思います。

 そして、内向きの典型は政治。ここだけは未だに時間が止まっているようで、現実の経済や金融とは全く別物として動いているようです。英国エコノミスト誌は「日本の停滞、元凶は政治家」として、「何故日本は失敗続けるのか」という題目で日本の状態を「J A P A i N」とAの後に小文字iを加えて「PAIN(痛み)」をかけて表現しました。英国人の皮肉は粋ですねえ。
 内向き、縮小均衡では新しい展開は生まれてきません。現在頑張っている企業を見習って、そこから抜け出す元気な姿が増えることを切に期待します。
 日本に今残された最後の買い材料は「日本に前向きなことを期待することをあきらめた」ということではないでしょうか。したがって少しの前向きな出来事でも、市場にとってはサプライズ。
これが私が日本株は底近辺にあると考える根拠です。期待がないから下げても知れてる。少しの前向きな材料が出れば、底堅く推移。現在の不透明な環境・相場動向にあって、「下がっても知れている、流動性の高い資産」日本株の存在は貴重だと私は感じています。

 
2008年02月26日
打ち上げ花火「日本株号」着火。妥当株価模索の旅!!
 ニューヨークダウ株価指数は約190ドル高の12570ドル。円米ドルは108円乗せ、ユーロは160円乗せ、豪ドルは100円乗せで、円独歩安で東京市場に戻ってきました。
 日経平均株価は株式の専門家が三角持ち合いの上っ放れを期待する13800円超えて、14000円目前まで大幅上昇。
 一方、上海株が7ヶ月ぶりの安値をつけるなど、新興国株式は一様に弱含み推移。外国人投資家は日本株を売り越す一方で、その同額程度を日本債券を買い越していました。
 新興株式を売ったお金、日本債券に向かったお金は、どこに流れるのでしょうか?

 日本株を積極的に買う材料がないのは確かですが、最近の「売られてもすぐ戻す」という底堅い動きが示すように、新たに予想外の悪材料が出ない限りは、当面大きく底割れする危機は去ったのではないかと私は思います。もちろん楽観できる材料がないわけですから、日本株全体が買われる相場ではなく、売られすぎた銘柄が見直されて株価が上方に修正する相場でしょう。このときがある意味で淋しいときなんですね。「何で自分の持っている銘柄だけ上がらないのだろう」と鬱々する人がでるからです。

 株式の専門家のコメントは現在の状況でも、「売りの買い戻しで楽観は禁物」と慎重な見方が多いのですが、私はあまのじゃくな見方をしています。おそらく、国内で14000円台を固めて、ニューヨークダウ株価が本日以降も堅調に推移すれば、株式チャーチストは高々と「2段底からの当面上昇相場は続く。波動で言えば、15000円乗せは必至で、勢い次第では16000円手前までの上昇もあり得る」と言い出す人が増えるのではないでしょうか?今は買い材料なしの真っ暗ですが、相場が上昇すれば「買い材料」は後から出てくるものです。心配ありません。

 14300円どころではたくさんの売りが待っていそうですが、売り手はできれば高いところで売りたいわけですから、上に抜けそうな気配があれば売り手は様子を見るでしょう。これを抜けたら15000円手前まで、売り手は様子を見て、目先投機筋はドテン買い姿勢にかわるのではないでしょうか。後は買いの勢いがどこまで続くかです。打ち上げ花火と表現したのは、いずれ失速し下がると予想するからです、

 これは私の勝手な憶測であり、何の当てもありませんので、みなさんの損益の責任は持てませんが、少なくても今の時点でも大勢が「日本株式の相場はまだ頭が重い」と感じているのは、私にとっては心地のよい気持ちです。今週の内、外の株式相場の動向が楽しみです。

 
2008年02月24日
いつも変だとひっかかっていること!!
 「金融商品取引業者の役職員はもっぱら投機的な利益の追求を目的として売買等を行うことを禁止する」という法律により、金融商品取引業者は信用取引・オプション取引・外国為替証拠金取引などの行為が禁止されています。
 理由はこのような売買は金融商品取引業者の経営を不健全にするおそれがあるからというものです。

 私はいつも「これって、変」だと思っています。金融の知識も経験もあるだろう金融商品取引業者に開放すると財務の破綻懸念があるという理由で止めておいて、何故一般の人には「自己責任で自分から選択するのであれば認める」という理屈が成り立つのでしょうか?

 金融商品取引業者に信用取引を自由にやらせると不正行為を働く可能性が高いから止めると言うのなら、まだ理解できます。それは、事後的な処理として、発覚後は不正行為を重く処罰すればよいと思います。
 しかし「損をして、本業である金融商品取引業者としての役割が果たせなくなるかも知れないリスクの高い取引だから開放しない」という理由であれば、何故一般の人に対しての開放を野放しにしておくのでしょうか。
 信用・オプション取引は取扱注意の金融商品であって、投資の道具として問題があるわけではないと考えます。もっぱら投機的な行為で使えば財産を大きく損ねますが、リスクをわきまえた運用が出来る人が使えば効率アップの手段にもなります。
 「勧めている人がリスクがあるからやってはいけないと止められているものを、よく人に勧めるね」。これが常識ではないでしょうか。もし必要な投資ツールであると判断するなら、不正行為の罰則を厳しくして金融商品取引業者にも開放し、正しい使い方の普及に努めるのが本筋ではないでしょうか。

 今証券取引所、金融機関、運用会社は、相場停滞で個人取引が縮小しているため、信用・オプション取引の対象を増やしたり、ETFなど個人投資家が興味を持ちそうなものの品揃えを増やそうと一生懸命ですが、品揃えを増やすことが相場の活況につながるのでしょうか?個人投資家は買いたいものが見つからないから、相場に参加しないのでしょうか?

 たとえば、ETF(指数連動型上場投資信託)。最近は外国のETFを取り扱う金融機関が増えてきました。ETFは投資信託よりも信託報酬などのコストが低いことで注目されていますが、いざETFを買おうと店頭で話を聞くと、投資家の質問に答え、まともに対応できる人がいません。
 それではとインターネットで調べると、その金融機関が取り扱っているETFにどんなものがあり、そのETFがどんな内容であるかを、初心者程度の理解でもやさしく説明できているところはありません。
一番投資家が関心を持つコストについても、「信託報酬、売買手数料はいくらかかるのかな」とあちこち見ないとわからない不親切なところが大半です。
 品揃えを増やそうと考えている人は一度自分でETFを買おうと実際チャレンジしてみてください。「面倒くさいなあ。これでいいやあ」と、途中で調べるのが面倒になって適当なものを選んでしまうのがオチだと思います。ただ店頭に並べているだけの状態で、とても「初心者の人にも関心を持ってもらいたい」という工夫は見られません。

 上場不動産投信(Jリート)もそうなのですが、「投資家が理解して投資するために、何がわからなくて躊躇しているのか」を理解し改善していくことの方が、品揃えの充実よりも大事なのではないでしょうか。最悪なのは、「品揃えをしたけど結果人気が集まらなくて、コストもかけられず、放ったらかし」と、メンテナンスもせず、尻すぼみになる金融商品の粗製濫造になることです。

 
2008年02月23日
「豚もおだてりゃ木に登る」、そうしましょうよ!!
 「ファイナンシャルプランナーは儲かる仕事ではない」という話しをあちこちで聞くらしく、私のクライアントは「前川さん、やっていけてるのですか?」という人、そして言わないまでもそう心配してくれている人がどうもたくさんいるようです。
 「今はじっくりやるとき、慌てずやりましょう」、「今は割高だと私は思います。でももし買わないことがストレスになりそうなら少し買ってみますか?」、「今回の買いのタイミングは逃してしまいましたね。また次の波が来ますから、今は無理せず次の波に乗れるように準備しておきましょう」と、私の方から投資のタイミングを口にする時期は、年に2,3回もないのではないでしょうか?だから「それでやっていけてるのですか?何なら、もっとコンサル料を請求してもらって構いませんよ」と、暖かい声をかけていただける人もいます。

 私へのクレームの大半は「もっと積極的に、何をいつ買ったらよいのか」をこまめに提案してくれないかというものです。私のクライントに対する役割は「大らかに投資してもらうこと」です。もちろん利益を溜めて喜んでもらいたいのですが、投資で無理をし大きな損を出し投資の継続をあきらめたり、結果私との縁が切れたりすることを避けたいのです。
 私が金融マン時代にも、たくさんのお客さんにかわいがってもらいましたが、結果未だにおつきあいさせていただいている方がほとんどいません。私の不徳です。金融マン時代に上司から「できる営業マンはたとえ大きな損をさせてもお客はついてきてくれる」と聞かされていました。今では「本当かあ?」と思っていますが、現実金融マン時代のお客さんと関係が薄い私にとっては、今でもお客さんとのつきあい方に強い反省が残ります。

 そんな私が「武士は食わねど高楊枝」でいれるのも、「前川さんと出会えてよかった、ありがたい、これからも元気で頑張って欲しい」というクライアントからの感謝の気持ちを頂いているからです。
逆に私のところに相談に来られる方にも、面談料の高安にこだわる人、内容よりも出来上がりのコストを競わせようという意図が強い人、つまり私をいち業者としてでしか見ていない人がたまにいらっしゃいます。私のアドバイスの内容をモノサシにして、いろいろなところと比べられるのは好ましいことです。しかし内容ではなく、「いくらかかるのか」という仕上がりにしか関心がない人に出会うと非常に悲しくなります。私の提案は、「その人だったらどんな選択肢があって、その中でどんな優先順位が考えられるだろうか」と考えた末の、いわば作品です。その相談者がその内容をくみ取っていただいて、「もっともっと」を期待してくれれば、さらに作品に磨きをかけていきたいと意気に感じる作品です。「誰に相談しても内容は一緒。コストが安ければよい」という依頼人はかわいそうに思います。意気に感じて動くプロも同じ業者として切っていき、結果回りには信頼し相談できる人がいなくなるからです。長いつきあいを目指す私は、知り合いの受け売りの言葉ですが、私は「いただいた報酬の倍の働き」が出来るように頑張ります。あんまり多く頂くと、お返しするかも知れませんが。

 私は今のギスギスした、壊れた世の中だからこそ、感謝の言葉を口にする機会を意識して増やすべきだと思います。お医者さん、学校の先生、政治家さん、公務員、官僚、疲れた人。「豚もおだてりゃ木に登る」、木に登ってもらいましょう。
 私は石破防衛大臣の続投を支持します。「今の防衛省を国民に尊敬される省に変える改革ができるのはあなたしかいない」「あなたの真摯な気持ちは必ず山を動かす」と、最大の賛美を送りたいと思います。どんどん木に登ってください。
 民主党に聞きます。石破大臣が辞任したら、何かが変わるのですか?その次重責を担える防衛大臣にどんな人がいるのですか?漁船乗組員の親族関係者が訴える声が届いていないのですか?「石破大臣には防衛省の闇、真実を明らかにすることをまず期待します。辞任はその後。石破大臣が辞任したら闇に葬られてしまう」。ただ通り一遍の辞任を叫ぶ民主党。心配です。

 意気に燃えて頑張ろうとする人がくじけず、もっと頑張ってもらうためには、感謝の言葉のシャワーが一番きくと思います。

 
2008年02月22日
「前川さんと真逆の考えの人ですね」・・の後!!
 昨日、私の提携先である「生活設計塾クルー」主催の定例セミナーがありました。今回の講師は外部講師として、あの有名な山崎元氏を招き、「お金をふやす投資の常識」という題目でした。
本日のタイトルは、このセミナーが始まる前に、私のクライアントからいただいた言葉です。私は「楽しみにして話を伺います」とお答えしました。

 話の内容をタイトルで紹介すると
々舁的に割り切って考えよう
損切り・利食いの目標値段設定は有害であり、意味がない
D拘投資でリスクは縮小しない
げ莪貪な「お勧めポートフォリオ」を出すファイナンシャルプランナーはインチキ
ゥ侫.ぅ淵鵐轡礇襯廛薀鵐福爾ら運用商品を買ってはいけない
Χ箙圓砲△┐胴愼すべき金融商品はない
Ф睛撒ヾ悗縫▲疋丱ぅ垢魎待しない
┥攘凜▲淵螢好箸両霾鵑魯螢拭璽鵑魏善しない
チャートは「占い」と一緒で、将来予測の役に立たない
運用商品は完全に理解するまで買うべきではない
良いアクティブファンドを事前に選択することはできない
バランスファンドは投資対象に不適切
などなど

 講師の後を受け、講師が反論できない状態で、自分の意見を述べるのは好ましくないのでここでは控えます。話の内容は非常に理路整然としていて、途中途中で「何か間違いがあればいつでも指摘を」的な、にらみを利かすような鋭さを感じました。それは、それで、山崎さんのスタイルですから見事でした。ただ一点、私が感じたのは、あのセミナーを聞いた人で「明日から頑張るぞ」と前向きになって、お帰りになられた人がどれぐらいいたのかなということです。

 その都度、合理的な判断を行って投資ができる人がどのくらいいるのでしょうか?良い商品だと合理的に判断して買ったつもりでも、買った途端に価格変動にやはり振り回される人が多いと思います。そんなときに、自分だけで悶々とせず、「自分はこう思うのだけれど、実際どうでしょう?」と聞ける存在は、初心者はもちろんのこと、ベテランにおいても、貴重な存在のはずです。

 しかし、「金融機関の窓口は当てにならない」、「プロの見通しもパフォーマンスの改善にはつながらない」、「世間で言われている常識には間違いがたくさん」、「ファイナンシャルプランナーはインチキ」では、投資家は八方ふさがりで、投資難民の位置から抜け出せません。
 
 私は現状のまま時が経てば、金融機関は投資窓口としての自信を失い相談窓口としての機能を放棄し、投資家はいつまでも投資に躊躇し、悪徳業者の甘い話にひっかかる人が絶えず、ますます投資に胡散臭さが強くなってくると懸念しています。「日本の金融機関は投資の歴史も信念もありません。私たちには蓄積されたノウハウがありますから任せて安心ですよ」と、外資系のもっと怪しい金融機関もどきの進出を早めるかも知れません。

 したがって、現状は山崎氏の言うとおりなのかも知れませんが、投資難民である投資家が頼りない金融機関をいかにして頼りになる金融機関に変えていくかの手助けをしていく役割の人間が必要だと私は考えます。それが、ファイナンシャルプランナーであったり、金融商品仲介業者であったり、投資顧問業者であったり、山崎氏のような人であると思います。
 金融機関もビジネスですから売りたい商品があって買ってもらいたいと思うのは当然です。しかし投資家の投資したい目的が明確であれば、それを曲げて自分の売りたい商品を売り付けるわけにはいかなくなりました。投資家が投資目的を明確に持てれば、投資家主導の投資ができます。
 私は投資家が自分の投資目的を明確にするお手伝いが今後の大事な役割だと考えます。
そのプロセスを確認する作業で、山崎氏の「合理的」なアプローチでもOKですし、私のように「大らかさ、気持ち、ムード」を重視するアプローチでもOKだと考えています。

 是非、山崎氏には「愛すべきファイナンシャルプランナーを育てるには」という目でお話しいただけたら幸いです。

 
2008年02月21日
国交省冬柴国交省大臣の本気を見たい!!
 公明党の冬柴国交省大臣の評判はここのところ下がりっぱなし。明らかに廃止・民営化の余地がある国交省所管の独立行政法人を抱えているにもかかわらず、行政改革担当渡辺大臣の協力要請に最初から「ゼロ回答」、おまけに逆ギレを見せたり。福田内閣の改革後退が心配されていた最中にもかかわらず、14000キロの道路建設に向けてうやむやに始動させ、しかも道路特定財源を前提にした、根拠の薄い59兆円道路中期計画をぶちあげた大臣。「戻すべき余地はない」と言い切った大臣。国民の中ではかなりの悪役になっています。

 その後、国交省の呆れる無駄遣い、呆れる天下り、権益にしがみついた実態が野党やマスコミから明らかになると、「国交省と、社保庁、厚労省とどこが違うのか?みんな一緒じゃないか?」と官僚・公務員改革に後ろ向きな政治家に対して、国民の怒りが広がってきました。

 東国原知事の存在が目立つ「せんたく」と超党派議員で構成された「せんたく連合」。超党派で山積した課題を解決するために、透明な議論を展開し、国民の理解と声を味方につけようというもののようです。この動きに期待したいとは思いますが、しっくり納得できないところがあります。

 なぜせんたく連合で行おうとしている、「国民生活に大切な、優先順位の高い課題を党利党略を抜きにして話し合う場」が国会ではないのでしょうか?その議論は国会ではできないのでしょうか?なぜできないのでしょうか?
「そんなのは理想だよ。だって・・・」という政治家さん、たくさんいるかもしれません。でもそれが当たり前だと思っている人に、新しいことが期待できるでしょうか?

 東国原知事は確かにこの一年間頑張ってきました。将来国政を担う人になるのではと期待します。しかし、それでもまだ宮崎の知事として1年です。県民からすれば「国よりも県を見て」という声もあるはずです。東国原知事には、長野の前田中知事のように志半ばで降ろされることの無いように、国民の期待の星として頑張ってもらいたいと思います。知事は担ぎ出されてしまった感があります。
 超党派の意識の高い政治家さんには、「知事人気にあやかりたい」と利用しようとする政治家集団に見られないように、国会の場においても、真摯で丁寧な活動を期待したいと思います。
 
 冬柴国交省大臣の話に変化が出てきました。「このままではまずい」という危機感をお持ちなのでしょうか。押さえつけるのではなく、やはり理解してもらう努力が必要だと思ったのでしょうか?
 反省を示し、できることから見直す発言が増えてきました。ここは権益の温床、国交省の改革に前向きな大臣として、立ち上がってもらいたいと思います。渡辺大臣と組んで、熱心な行革リーダーになったらどうでしょうか?悪役かと思ったら、実はヒーローだったという、勧善懲悪番組のように、印象はがらっと変わるでしょう。

 「自民党と公明党、どこが違うの?」という声さえ、国民からはもはや上がってきません。公明党は完全に自民党と同色です。公明党に存在感はありません。このままでいいのですか、公明党?そして冬柴大臣?ここは一層の奮起を期待します。

 日本株相場は少し前と展開が変わってきました。「少し上げてはガツンと下がる」相場から、「一旦下げても、すぐ戻る」、下値が固い相場になってきたように思います。これまで投資してきた人にとっては、下げに対する不安が薄れてきて、値上がりをうっすら期待できる相場になると私は思います。

 
2008年02月20日
知ったかぶりして怒られた!!
 昨日、嫁さんから怒られました。「お父さん、イージス艦が漁船と衝突して、漁船の乗組員さんが行方不明になったらしいわよ。イージス艦って確か、北朝鮮からのミサイルを打ち落とすっていうすごい船でしょ。なんで漁船に気づかなかったのかしら」と聞かれたとき、私はとっさに「そんなことはないやろ〜。ほらイージス護衛艦って言ってるぜ。イージス艦を護衛する船なんだよ」と答えてしまいました。
 その後、「お父さんの言ってること変。やっぱりイージス艦らしいよ」。調べてみると、その通り。イージスシステムを搭載した護衛艦で、立派なイージス艦であることが判明。嫁さんに平謝り。「そんないい加減な話、他ではしていないでしょうね」と念押しが入る始末。

 しかしその後の記者会見で、「そんなこと通るわけないのに」という防衛省の弁解発言の連発。
「イージス艦は空の防衛には強いが・・・」。これを言っちゃあおしまい。「この船にいくらかけたのか」、「どんなに最先端技術、能力を備えた船であっても、使う側が未熟では宝の持ち腐れだ」とか、当然口に出てしまう。
 人のことは言えないが、「考えの浅い発言をしないように」心がけたい。前向きな話になる前に人から疑われる羽目になる。それにしても、「イージス艦が漁船と衝突」のニュースを聞いて「そんなわけないやろ」という人が世界にたくさんいると思う。恥ずかしい。

 
2008年02月19日
円高懸念が株安懸念という流れに変化!!
 円高懸念にも、一時のようなパニック的な不安は治ってきたようです。3月に向けて円高が進むと見越してこれまで日本株が売られてきたわけですから、今後さらに円高見込みを材料に、再度日本株を売る人は少なくなると思います。

 ここにきて中小型銘柄の買い戻しが目立ってきています。現在はただ単なる「売りの買い戻しで、いずれまた売り込まれる場面が来るはず」と見ている人が多いと思いますが、こんな状態が今週、来週と続いたらどうなるでしょうか?
 もともと現在の株価はムードで売り込まれたものです。誰も現在の株価がいくらだったら妥当かなんて、わかりません。したがって、下がれば下がったで「そうなのか」と下がった株価を受け止めますし、逆に上がれば上がったで上がった株価を受け止めざるを得ないでしょう。

 現在の投資環境であえて買い材料はありませんが、「これまで売っていた人」、「これまで買うのを様子を見ていた人」が「売り」を止め「買い」始める動きが、市場のムードを「買いたい気持ち」に変える可能性があります。
 何よりも2%を超える配当利回りの存在は大きいですね。「これまで売っていた人」、「これまで買うのを様子を見ていた人」にとっては脅威です。「少し長い目で見たら戻りは売りだけど。目先は配当利回りで株式を買うような邪道な投資家の買いで株価が戻すかも知れない」と当然考える時期に入ってきたからです。
 日本株式相場は、こうした短期的な見通しの心理戦で、これまでのように市場の弱気が継続するのか、それとも目先のあるべき妥当価値に向けて底堅く推移するのか、の分岐点に現在あるのだと思います。私は売り疲れが見える現在の相場は当面後者の動きになると想定していますが、さてどうなるでしょうか。

 
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