2010年01月31日
今週が相場の転機になると考えています!!
 連日、株安・円高という相場の重いムードが漂った先週でしたが、今週あたりから、少し冷静に先行きの展開を見据えていく動きになるのではないでしょうか。
そもそも、何で株安・円高の重いムードに転化したのでしょうか?ついちょっと前までは、「このまましばらく円安・株高で行っちゃうんじゃないのう」というムードだったのに・・・。

 「中国の金融引き締めの動き」と「オバマ米大統領の金融規制法案」がきっかけです。
中国が預金準備率を引き上げたり、新規の貸し出しをストップする窓口規制を行ったり、金余りに対して直接締め付ける政策に動きました。しかし、これは景気の急な腰折れを防ぐためには、仕方ない行為であり、景気を長続きさせるために必要な行為で、サプライズなことではなく、「そりゃー、あれだけGDPが高い成長を続ければ、少しブレーキを踏む気配があっても当然だろう。むしろ、経済成長の期間を長く引き延ばすには、こうした調整は必要」という評価に落ち着くと思います。

 「オバマ米大統領の金融規制法案」に関して、ちょっと相場が神経質に反応しすぎたという反省が入るかも知れません。

 先週出てきた企業業績も政府の重要指標も、過去の数字ではありますが、ほとんどが前向きな数字でした。米国の数字には、企業の在庫減り、個人消費も設備投資も予想していた以上に順調という見方もありました。

 個人的には、円高・株安・資源価格安というムードが、投資家心理を必要以上に沈み込ませてしまったように思います。すぐさま、ムードが一転して、株高・円安に向かう展開に変わるとは思いませんが、「そこまで悲観して相場の先行きを不安に思う必要はなかった」という戻りの転機がある週になると思います。

 日本だけではなく、その他先進国も、景気回復誘導の政策を手放したわけではなく、さらなる一手も二手も打たざるを得ない状況は現在も続いているのです。その政策効果の是非を問われるのはむしろこれからです。そういう意味では、今回の急落は、安易に相場が楽観に走り出す前にけん制する一発が入り、その一発が妙にガクッと効いてしまったということではないでしょうか。

 いたずらに強気、楽観になるのは困りものですが、妙に悲嘆に暮れてしまうのも極端です。上がれば下がり。これからも下がるかも知れませんが、下がれば上がります。下げ方がきついほど、戻りの早さも期待できます。私は今でも、1月よりは2月の相場の方が楽しみな展開を想定しています。
 特に業績に安定感があり、配当利回りの高い企業に注目したいですね。
この株安・円高局面のこの先に興味津々です。

 
2010年01月27日
厳しい寒さがあって花開く!!
 桜の花の芽は、前年の夏に育ち、いったん休眠するそうです。そして、厳しい寒さを経験すると眠りから覚めて、開花の準備を始めるそうです。「休眠打破」といい、秋から冬にかけて一定期間、低温にさらされることが重要で、だから常夏の国では綺麗な桜の花が咲かないと聞きました。

 本日も、株式相場は軟調、為替相場は円高フンイキで、株高・円安を期待している人にとってはしんどい展開が続いています。
これだけ世界同時に調整が入れば、日本だけ堅調であるわけがありません。万一のことは想定しながらも、必要以上の不安は抱えこまないように、ある意味、ケセラセラ、なるようになれと事の行方を眺めていましょう。わからないことを先回りして心配しても仕方ありません。
 いずれ決断するときは来るわけですから・・・。今はまだその時ではないと私は考えています。

 投資マネーはどこからどこに逃げ込もうとしているのでしょうか?日本から逃げるのですか?日本に逃げ込もうとしているのですか?それとも、日本をpassing、あるいは日本はnothing?

 
2010年01月26日
日本株式は下落、為替相場は円高に・・・!!
 日経平均株価は結局本日の安値近辺の1万325円まで下落し、アジア株式も総崩れ、為替相場も終日円高圏で推移しました。
 投資のチャンスと思って相場の動きを前向きに考えていた人であっても、居心地の悪い展開に感じていたと思います。個人的には、2月の月初を過ぎるまでは「株高にも株安にもならない。円安にも円高にもならない」動かない相場展開が続くと思います。
 「株価は下げているじゃんか」とか「円高に振れているじゃんか」という人もいると思いますが、それは一時的なもので、すぐに元に戻ってしまうと私は考えています。だけど、戻ったとしても、さらにウキウキするほどの円安や株高になる展開にはならないと思うのです。

 したがって、「この程度の水準まで戻れば利益確定しておくか」とか「この程度の水準まで下がったら少し投資してみるか」とか、自分の資産内容の模様替えを検討しても良い時期だと思います。
振り返れば、現在の水準の日本株式は割高ではありませんし、為替は円安水準ではないと考えます。春を迎える前の準備をするのに、良い機会にあると私は思いますが・・・。

 
2010年01月25日
リスクを取ろうとしている人が増えている様子!!
欧米市場が軟調で戻ってきた割には日本株の下げは限定的で、個別銘柄を見ると、むしろしっかりしているものが目立つ様子です。

私はこのブログで書いておりますように、今回の下げのきっかけがオバマ米大統領の金融規制法案であり、今後の展開に対する注目が必要な課題であることで、すぐさま悪材料と決めつける段階でないこと、世界同時株安・資源価格安・円高進行は利益確定のタイミングに迷っていた人の手じまいが一時期に集中した結果だと現在は理解しています。したがって、長期的な基調判断ではなく、短期的な基調判断の結果だとすれば、今回の下げの影響は長続きするようには考えていません。むしろ今回の下げ、調整により、目先の天井をつけるまでの上昇基調の期間を引き延ばす機会になったように感じています。

 リスク要因としては、為替相場の行方です。個人的には、さらに円高が進むのびしろは余りないと考えています。もし再び2番底の底割れという話しになれば現在のシナリオを変更しなければなりませんが・・・。後1週間も経てば、大勢は固まるでしょう。
 ここは冷静に対処することが大事だと思います。一休み、一休み。

 
2010年01月23日
オバマ金融規制案をきっかけにした調整が新たな節目に!!
 21日にオバマ大統領が発表した米国の新たな金融規制案を機会に、世界同時株安、資源安、円高が進行しました。利益確定のタイミングに迷っていた人たちにとっては、売る機会となり、相場は総崩れとなりました。

 これだけ、オバマ大統領の発表で素直に相場が動いてしまうと、景気回復の道筋を模索している現在、この金融規制を早急に実行に移すには相当異論も多く、結局は「銀行の資本規制強化」に経過措置期間を設けて市場の動揺を抑えた昨年12月のようにトーンダウンしていく可能性が高いように思います。

 しかし、今回の相場の停滞を受けて、短期筋の投資家は相場の立ち直りを待ち慎重になり、投資の主体は再び中長期で考える投資家がリードする形になるのではないでしょうか。いずれにしても来週は小休止。急な株価の戻り、円安への戻りは期待せず、割安になる場面があれば、投資を検討する心構えでいたいと考えています。

 今週の下落は相場の頭を冷やすのに良い機会とし、もう一度冷静になり、自分の投資スタンスを見直して考える間をいただいたと思います。

 
2010年01月22日
久々に胸躍る日だ!!
 欧米株式の急落、円高急進。
今月いっぱいは、株高や円安への戻りは余り期待できませんが、元気な2月を想定すれば、本日のような投資環境は、投資の目で見ている人であれば、胸躍る日となります。

 しかし、思いの外、対象に見ているものは期待したほど下がりませんね。相場の節目を迎えて、活躍が期待される選手の顔ぶれが変わってきているのを感じます。

 新興国株式が下げ、金価格・原油価格など資源価格が下げ・・・。利益確定がある程度、出来上がった後にどんな投資環境が用意されているのか。楽しみです。

 
2010年01月20日
円高・株安を余裕で待てるか!!
 日経平均株価とニューヨークダウ株価が同じような水準になってきました。だから、どうということではないのですが・・・。

 海外市場が休場だと、ふと気にしてみると、気になる通貨が円高に振れていたり、気になる銘柄がいい押し目の株価まで値下がりしていたり・・・・、けっこう投資の目をそそることが出始めてきました。先行して値上がりしていた銘柄が下落し、新たに値上がりし始めた銘柄が交錯してきて、日経平均株価の水準だけをみると余り変化が見えませんが、個別銘柄に関心を寄せると意外な発見があったりして   楽しみな展開になってきたように思います。

 1月よりも2月の方が動きが出てきそうな気がしますね。

 
2010年01月19日
告知です!ひとつ願いが叶いました!!
 私は08年5月に、近代セールス社から「いま債券投資が面白い!」という本を出しました。
これは、私のところに投資に疲れて相談に来られた人に
「いきなり値動きのあるものに投資すればストレスを溜めて、振り回されても仕方ありません」と、投資対象の割高・割安のモノサシとして、債券投資の知識をつけて、長く投資と付き合っていけるようにしましょうと声がけをしていて、そのときの内容を書きました。

債券投資の話しは理解していても言葉にすると、なかなか人に伝えにくいものなので、伝えたい人と聞きたい人が互いに、この本を取って、コミュニケーションがとりやすいように願って書きました。

 ついで、08年9月に日本経済新聞出版社から「あなたの投資信託選びは間違ってないか?」という本を出しました。
私は投資の悩みは「年3、4%のリターンを確実に得られる方法が見つかれば、多くの人にとって十分満足である」という持論があります。
それを達成するには、債券投資だけでは困難であり、投資信託の利用が必要ですし、できればお金回りの相談が出来る人が身近にいた方が良いと考えて、自分の目的にあった投資信託の選び方と金融機関の窓口をいかに使うかについて、書きました。

 そして最後の詰めとして、投資を行う際に現在の自分が「何を知り、何を知らないのか」、「何が必要で、何が必要でないのか」を知ること、何よりも、「投資とどんな付き合い方をしたら楽になれるのか」という投資との向き合い方を書きたいとずっと考えていました。

 それがやっと形になります。7年前にダイヤモンド社から「お金をこうして殖やしなさい新版」という本を生活設計塾クルーのメンバーと共著で出しましたが、そのリニューアル「お金をこうして殖やしなさい改訂3版」が早ければ今月末には店頭に並ぶ運びとなりました。
再び生活設計塾クルーのメンバーとの共著です。是非是非、店頭でチラ見をしていただき、良かったら手元に置いてください。投資の考え方、付き合い方について、書きましたので、ずっと繰り返し読める内容になっていると思います。

 
2010年01月18日
明らかに割高なものは売って利益確定するけど・・・!!
 本日の国内株式相場は、先週の海外市場の影響を受けて、日経平均株価で200円安の場面がありましたが、最終的には10855円の127円安で引けました。いわゆる「底堅い」動きだったといえます。買い手側の心理としては、「高値警戒懸念と人は言うけど、ここで売却して、再び安いところでうまく再投資できるほど、株価が急落する場面が期待できるのか」という疑問があり、利益確定のタイミングに躊躇している人が多いのだと思います。

 そのため、明らかに割高なものや短期のさや取りが目的で投資したものは利益確定をしやすいけど、それ以外は「目先の天井を確認してからでも遅くない」と利益確定のタイミングを先に延ばして様子を見ている人もいるでしょう。

 為替相場も同様ですね。「目先どこまでの円高が期待できるのか」。
 「株安・円高」を怖がる人と、それを期待する人の割合はどちらが多いのでしょうか。

 本日日経には「ハイブリッド トヨタ、倍増100万台 11年世界生産 主導権維持狙う」という記事がありました。そろそろ、戦略的に前向きな設備投資需要が表面化しだす時期に入ったように感じます。
いつごろ、コスト削減から成長に目を向けた投資が継続的なものになっていくのか。
もちろん時間をかけてですが、まだら模様の企業業績の回復に市場の期待感が徐々に高まっていく展開に入っていくと私は少し楽観気味に想定しているのですが・・・。

 
2010年01月17日
日本株式相場は想定した水準にはほぼ届きましたね!!
 非常に久しぶりのブログ更新です。先週はほとんど長野に出張しておりました。昨年に引き続き、金融機関窓口担当者向けにお話をさせていただきました。
「昨年09年は100年に一度の金融危機を体験できた貴重な年。今年2010年は09年の最悪な時期を乗り越えた知恵を発揮して、投資のツイテル年。そして来年2011年は努力してきたこと、準備してきたことが花開く時期」なので、悩んでいる、不安を抱えているお客様と2010年はたくさんコミュニケーションをとったほうがいいですよとお話ししました。

 先週で日本株式相場は、個別銘柄の水準をみても、想定した水準にほぼ届いたように私は思います。相場には、買いに目覚めた参加者が多く、相場が深押しすることはないと思いますし、外人買いや投信買いが円安、そして株高を支える地合いはまだしばらく続くとは思いますが、ここからの上昇幅は期待相場であり、これまでの一本調子の動きにはならないと思います。

 イヤなのは、政治の混迷ですね。麻生総理時代にも申し上げましたが、政治が安定していても、株価を押し上げる材料にはあまり貢献しませんが、政治の不信は株価の足を引っ張ります。
鳩山総理の「どうぞ戦ってください」発言を聞いて、この民主党政権に大きな仕事が期待できるのかと心配になります。以前の西松建設事件に対応した鳩山幹事長時代とダブります。背負うものが大きくなったはずなのに、かなりがっかりです。

 注目の個人向け社債「オリックス」は期間3年で利率2.95%で条件が決まりましたね。やはり完売。円の高利回り確定金利ものを期待して待っている人が多いということですね。

 
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