2010年06月30日
寝不足になるような7月相場を期待したい!!
 本日も、円高・世界同時株安。朝一に相談者から電話を頂きました。「まだ、下がるんでしょうか?」と。

 そう尋ねられれば、「まだ下がるかも知れません」と答えるしかありません。「今よりも絶対下がることはない」と答える根拠はありません。

 しかし、「日経平均株価の1万円の水準は割高ではないし、将来1万2千円の水準にはなるだろう」という考え方に変わりはないことは確かです。そして「その時期はいつなのか」と聞かれれば、「年内とも言えるし、場合によっては来年中」とイメージしているという姿勢も変わっていません。

「為替の1ドル80円、1ユーロ100円、1豪ドル70円は、円資産の代わりとして外貨資産を持つのに魅力的な水準である」という見方も、外貨投資と10年以上も付き合って納得している水準です。つまり、昨日や今日に考えていた水準ではないのです。

 当面の動きを見事に当てきる自信はありませんが、現在の水準は、1〜2年間をイメージして投資を行おうと考える人にとって、為替水準も株価水準も、取り組めば、後でハッピーになる可能性が高いと今でも変わらず考えています。

 本日の相談者は、非常に事情の分かった方なので、「おそらく、そう答えるだろうな」とわかった上で質問し、自分の今後のスタンスを確認しようとされたのだと思います。

 それだけベテランでも不安になるような、目先の風に吹かれてフラフラと動く、頼りない相場展開が続いているということなのですね。
期待感が少々薄れてきた7月相場ですが、サッカーのサムライジャパンのように、寝不足になるような活躍を7月相場に期待したいものです。
 そうならないとも、私は言えません。

 
2010年06月29日
「売る」には恐いし、「買う」には頼りない!!
 G8、G20ともに、サミットでは目立った成果もなく、議論の内容が将来に向けての話しが中心で、目先の変化を期待した人々にとっては、今のところ期待はずれの状況です。

 財源が足りないと、「だってしょうがないじゃん」的に説明不足で、国民に頼る国、株主に頼る企業が各国でゾロゾロ。再びユーロは弱含みの展開となり、1ユーロは108円割れとなりました。

 こうした目に見えるような大きな株価や為替、金利の変動がないと、各国の危機感に歯止めをかける具体的な行動が期待できないほど、自ら強力なリーダシップを発揮して動こうとする国が世界のどこにも見当たらない惨状です。

 現在見えている価値ははかなく、現在の水準で「売る」には恐いし「買う」には頼りない。
再び、買って目をつぶる状態に入ってしまったようです。

 
2010年06月28日
日本株投資と外債投資、これっていいかも・・??
 昨日は、ドライブがてら、気になっていた店の食べ歩き、食べ走りに出ました。車に乗っている以外の時間はずっと食べていました。うちの嫁さんは車の中でも食べていました。
  店は3店舗、場所は都会地から離れたところばかりで、決して華美ではなく、質素でアットホームな、おもてなしの工夫があったのが共通していて、どこも、そこそこ賑わっていました。探してでないといけない立地にもかかわらずの健闘ぶりに、顧客とつながっていく努力・工夫は見習いたいと思いました。後悔するぐらい、昨日は食べ過ぎました。 

 ところで、日経平均株価の1万円の水準は中長期の視点で投資に躊躇、慎重になるべき水準なのでしょうか?
  ということを考えてみたいと思います。まず投資判断には、リターン・リスクの度合いが見合うか、見合わないかの検討が必要です。目先の上下を当てることをあきらめて、目先下落することを覚悟して、「将来いずれは12000円はある」という見込みを立てた人がいたとします。
  もし、いろいろあったけど年末に12000円になった場合、半年で2割ですから、年40%のリターンとなります。1年後の7月であれば年20%のリターン。2年後であれば年10%のリターンとなります。 どうでしょう?日本株投資をするなら「日経平均株価12000円水準はいずれくる」と想定しないとやる意味がありませんね。しかし、そう想定する人であれば、4年間待ったにしても、年5%のリターンを確保できるわけですから、投資の選択肢の中では「これっていいかも??」のひとつではないでしょうか?

 外債投資。期間10年の米国債利回りが3.1%、ドイツ国債が2.6%の金利水準では魅力なしという声もあり、私もそう思います。しかし、現在の為替は外貨投資を行うのに躊躇すべき、慎重になるべき水準なのでしょうか?年末、1年後、2年後、そして4年後、現在の為替水準で投資したことをずっと後悔するような円の独歩高が続いているのでしょうか?
 そして、現在の主要国国債の金利水準は、今後現在以上の水準に上昇する場面はないのでしょうか?
 平均的に現在の為替水準を上回る円安が続き(つまり為替による元本割れにならず)、しかも、国内に優る金利水準を享受できる可能性があると想定する人なら、数ある投資の選択肢から、外債投資も「これっていいかも?」のひとつではないでしょうか?

 日本株投資もダメ、外債投資もダメ。だったら「何をしらいいのか」と悩むよりも、「日本株投資もアリ、外債投資もアリ。だけど、自分にあったものは他にないのか」と考えた方が精神衛生上よいと思います。
「何をしたらよいのか」と人に委ねる気持ちには魔が差し込んできます。
たとえ、今は投資しないでもけっこうです。「私はこう決めているんだけどどうだろう?」と自分が主である立場にある人には、つけ込むような変な話はきません。どうぞ、気をつけてください。

 
2010年06月25日
具体的な協調行動に期待が集まります!!
 日本も、米国も、ドイツも、国債・安全資産に資金が流れ込み、短期だけではなく、長期に至るまで金利が低下しています。景気減速懸念が広がり、リスクを嫌ったお金が国債等安全資産に滞留しているとのこと。日本の10年国債は2003年8月以来、6年10カ月ぶりの低金利、1.125%まで低下した。

 この国債利回りの急低下は、株安・円高を促す材料なのでしょうか。
これは、株式が下がり、リスク資産に投資したポジションを解消して円に戻した結果であり、「株式が下がり、リスク資産に投資したポジションを解消して円に戻す行為」が今後も継続する前提でなければ、「国債利回りの低下」=株安・円高の更なる進行には結びつかないと私は思います。

 日本、米国、ドイツの国債に資金が流れる状況はいつまで続くのか。その現在、滞留している安全資産が次ぎに向かうのはどんな対象か。そして、その機会を促すイベントとして、どんなことが考えられるのか。それは、近々起こりうることなのか。
 ここまで長期金利が低下してくると、安全資産とは言え、そろそろ長期で金利を固定するには抵抗、躊躇が出てきて、むしろ現在、国債に滞留した効率を求めた資金が今後どちらに向かうのかが気になります。 債券売り→?

 ギリシャ問題後、財政再建・健全化が注目されていますが、それで景気の腰を折ってしまい、経済が縮小しては健全化のシナリオの実現は困難となるため、経済成長を支えていく役割は各国政府・中央銀行に欠かせません。
 金融危機に際して最悪を想定した対応の選択肢はすでに持ち合わせているはずの、各国政府・中央銀行の具体的な協調行動に期待が集まります。

 
2010年06月24日
「焦らず、すぐを期待しない」、大きく損しない相場に感謝します!!
 22日から福岡に出張していました。その間、為替相場は円高、株式相場は日経平均1万円割れと低調な展開になっていました。

 たった、この二日間でしたが、「あそこではやっぱり、買っておけば良かった」という株価水準まで下がってきたものや、「円高に少し振れてくれないかな」と思っていた水準に届いた通貨など、「水準としてはいいところ」にきているものが目立ってきました。

 そもそも、「9,000円を割れるか」とか、「円高が更に急進するか。ユーロの底割れ必至か」とか、心配されたところから、そう簡単に、短期間に反転を期待するには無理があると思います。
 当面は、新規投資した水準から「大きく下げて損をしていない」ことに感謝し、焦らず、すぐの大きなリターンを期待しないで、「7月相場にハッピーな展開があればいい」的な心持ちでよいのではないでしょうか。

 現在の相場はムードで動かされています。水準が高まってくれば、「なぜ上昇したか」、水準が下落してくると「なぜ下落したか」と話題にされますが、どうも最近のコメントは「だから、・・・なんだあ」と納得がいくようなものは余りないですねえ。取って付けたような、結果の説明ばかり。
 正直、誰にもわからない状況で、上がる下がるに根拠立てて説明するのは困難。

 ただムードあるのみ。ここ最近、私はムードが楽観的か、危機感が高まっているか、に注目しています。楽観的なムードが流れた時は下落を要警戒、危機感が高まってきたら上昇期待のスタンバイと考えています。そういう意味では、現在は楽観的な見方が引っ込んで、再び危機感が高まってきているので、むしろ投資に前向きでいい時だと思います。

 2010年はボックス相場。高いところで投資をするとなかなか利益確定を行う機会がない、逆に安い時に投資できた人は何度でも利益確定の機会に恵まれる。
安い時こそ、投資のチャンスです。当たり前のことですが。
大きく損をしなければ、投資を続けていくことが楽になります。大きく損をしない相場に感謝します。期待しすぎて焦ることがないように。

 
2010年06月21日
「売ったのに下がらない」から「買ってすぐに儲かっちゃった」になるか!!
 「そろそろ下がると思ったのに・・・」、「誰がここから買うのかと思っていたのに・・」とか、売ってはみたものの、なかなか株安や円高にならない状態が続いています。
 しかし目をこらしてみると、「だいぶ、上がってきたなあ」と見ていたものが、それ以前に大分下がっていたことを考えれば、現在の位置はさほど高くはなく、「もう10%程度の戻りはあっておかしくないかも」と思えたりしてきます。

 すると、余り下がらない状態に、考えたほどの割安な状態では買えないとあきらめて、「少しだけ、この水準で買ってみようか」という参加者が増えてきます。すると、ますますジリッと上がり始め、これまで売りを継続して儲けていた人たちも、「ここでは少し買い戻して利益を固めよう」と売っていた人の買いが入り出します。これは「売り」を止めただけではなく「買い」に入るわけですから、二倍の買いの威力になります。

 そして、ついに「買った途端に儲かっちゃった」というリスクを取った人の歓喜の声が上がり出すと相場の話しは盛り上がってきますね。そこまでの動きが、今後出てくるかどうか・・・。

 私はユーロ安の修正期待が株高を支え、為替は円高に大きく振れることはないと思いますが、円安にはなりにくい状況が当面続き、その先で株価先高感が強まるにつれて、円安期待が遅れてくる展開を想定しています。現在の為替水準はどれも、円に対して割安だと私は思います。

 これまでリスクを取り、目をつぶって株式投資や外貨投資を行ってきた人たちにとっては、楽しみな時期がしばらく続きそうですね。今後成果を形にしていきましょう。

 
2010年06月19日
告知です!クルー主催のETFセミナーがあります!!
 私が提携先として関わっている生活設計塾クルー主催のセミナー告知です。

 日時 06/23(水) 14時〜16時 (昼の部)
     06/25(金) 18時30分〜20時30分(夜の部)

 タイトル 「よく聞けどよく分からない ETFのイロハから活用まで」

 費用  1000円

 場所  東京都中野区 JR中野駅北口徒歩2分 中野サンプラザ8F研修室

 申込は生活設計塾クルーのホームページ(生活設計塾クルーで検索して下さい)か、生活設計塾クルー(03−5342−6250)にお問い合わせ下さい。

 ETF? ん? 上場投資信託? ん? といった具合に
 投資に興味がある人や投資業界関係者であれば、このETFはシンプルでわかりやすく、手数料が安いスグレものの金融商品だと当たり前に思っているのでしょうが、実のところでは一般投資家の多くにとって、知名度も関心も低い、独りよがりの金融商品になっています。

 そうなってしまっているのは、ETF自体の商品性に問題があるわけではありません。ETFそのものは知っていて損のない投資ツールであることは間違いないのです。
伝える側に問題があるのだと思います。
 伝える側が、ニーズのある投資家をイメージして、「こんな使い方を提案したら、きっと聞いてよかったと思ってくれるはず・・」とウキウキとしたメッセージではなく、ETFの仕組みだとか手数料だとか、商品の説明が主体で印象に残らない話しがこれまで多かったように思います。
それでは、「難しい話しだった」で終わってしまい、いつまで経っても、ETFの関心は、その理解を深めることができた一部の人でしか高まりません。

 そこで今回、講師はファイナンシャルプランナーの目黒政明氏、今までにない話しを聞かせてくれるのではないかと私は期待しています。
スンゴク、持ち上げてしまい、目黒氏には迷惑かも知れません。目黒氏のがんばりにも期待します。

是非、奮ってご参加下さい。



 
2010年06月18日
外人買いが入り、債券売り株式買いの流れが現れるか!!
 本日の日本株相場は、円高で、しかも、日経平均株価1万円のカベを意識するといった、株価の頭を抑える場面でした。加えて、17日、6月第二週の投資主体別売買動向では外人投資家の売越額が過去3番目の大きさだったと東京証券取引所が発表しました。過去最大はブラックマンデー時の1兆1220億円、二番目は米証券大手ベア・スターンズの経営危機が懸念された時の9226億円で、今回はそれに次ぐ、8561億円だったそうです。外人投資家の売りも続いています。
 本来であれば、本日の相場は最近の値上がりを続けてきた反動安になっていてもおかしくない環境だったと思います。
 また今週の米国株市場は、連日、悪い材料が続いていましたが、悪材料に反応せず、堅調な動きになっていました。下がってもおかしくないのに、下がらなかった。

 個別銘柄に目を移すと、値上がりするものと値下がりするものが混在し、日経平均株価だけを見ればさほど動いていないようですが、連日値上がりを続けている銘柄が目立ってきたようにも感じます。

 気がついてみると、円で見るとさほど変わりなく見えるユーロも、ドルに対しては大きく値を戻している最中です。1.1900割れから一転してユーロ高、一気に1.2400まで回復しました。ユーロ高が世界同時株高を支えています。

 私は「外人買い」の戻りと、リスク資産から債券に逃げ込んだ資金がいつリスク資産に戻り始めるのかに注目しています。ユーロの堅調により、しばらく巻き戻し期待が残ることが前提ですが、「外人買い」と「債券売り株式買い」のニュースが入るのは、そんな先のことではないように、最近の相場動向を見て感じています。

 当然、「一転して外人買いが入り出した」とか、「債券売り株式買いの流れが出始め、出来高が増え出した」というニュースは株高要因となります。来週は、上にはずみがつくか、時期尚早で、株価の頭が抑えられる相場にまた戻ってしまうのか、ポイントになるのではないでしょうか。
個人的には前者の可能性を期待?していますが・・・。

 
2010年06月16日
「もーいいよ」、ここからの判断が難しい相場展開に!!
 これまで株安・円高で、リスクを承知で投資をしても報われず、暗澹たる思いをしていた人が多かったと思います。
「目先の相場の上下に一喜一憂をしていたら疲れます。投資する人は買って目をつぶっていて下さい。目を開けていい時期になったら、『もーいいよ』と声をかけますから」と申し上げてきました。

「もーいいよ」。これまで、苦しかった人は一番苦しかった時のことを思い起こして下さい。あそこまで、暗く暗澹たる気持ちになることはしばらくなくなったように私は思います。
しかし、利益が出てきたらきたで、新たな悩みが生じてきます。
「いつ利益を確定したらよいのか」
「ん?むしろ、買うべき??」    などなど。

 個人的には、あまり欲をかかずに、自分が納得する水準まで届けば利益を確定し、自分で確信のあるものが見つかれば新規投資にチャレンジする。基本は、苦しい時に投資続けてきた資産をハッピーな形で一区切りをつけていくにはどうしたらよいかを考えていきたいものです。

 今後の相場動向での注目はユーロ安の底打ちがどこまで続くかだと思います。健闘を祈ります。

 
2010年06月15日
「消化試合」のように終えてしまっていいのかなあ??
 国会代表質問の与野党のやりとりを聞いていて、ある意味、不思議です。民主党は本当にこのまま「消化試合」のように、のらりくらりと答弁をして、参議院選挙に飛び込んでしまっていいのでしょうか?

「きっと、菅新政権になったら、やってくれるだろう」と期待したことに、何も手をつけず、「参院選が終わったら・・」と先送りされては早くも興醒めです。むしろ、消化試合にせず、「民主党に任せたら変わる」という絵を、少しでも多くの国民に示す機会として大事にしたほうがよいと思いますが・・。

「後でやるから・・・」と言って、できた試しはありません。
 あの、それも亀井国民新党代表に、「選挙に勝つことだけを考えて政治をやれば国は大変な事態になる」と指摘を受ける菅政権のままでは、支持率の先は長くないと思います。
 本当に不思議なのですが、20%を割った支持率が、何もしていないのに60%まで数値が戻った、その数字に対して、選挙の当事者である政治家さんは恐ろしさ、怖さ、危うさ、を感じていないのでしょうか。「時間切れ」で、運を天に任せて、いいのかなあ?「選挙前に、もっとアピールすべきだった」と後悔することになりませんか?

 本日の日本株相場もしっかりしていましたが、売買代金はやっと1兆円をキープする程度の閑散です。やはり、ワールドカップに外人投資家の関心は持って行かれてしまったのでしょうか?
その中で、これまでユーロ安で日本株を利益確定のために売却してきた欧州投資家が買いで戻り出しているのは興味深い動きですね。売られすぎた通貨ユーロは、あるべき水準を模索し戻りを試す地合いが当面は継続すると思います。
 後付けで、急ぎ格下げを行い、格付の水準に帳尻を合わせたような(?)ムーディーズの行為は少し「どうよ、それって?」とカッコ悪い感じがしました。

 
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