2010年11月30日
日本株の動きに関心、興味がない人は・・・!!
 日本株相場の堅調な動きを好ましく、期待を持って見ている人が増えている一方で、「なんか素直にウキウキできない」と日本株の動きに関心、興味がない人もいると思います。
「そうは言っても、まだ日経平均株価で1万円。まだウキウキできる水準ではない」
「安いところで買ってもいないしねえ・・・」

 そんな人は変に関心も興味もない日本株が上がった、下がったに気を取られず、相対的に割安になっているものに関心を持って、投資の可能性を探った方が意味があると思います。
投資対象を見渡せば、買われて高くなるものあれば、逆に安くなっているものもあるはずです。

 現在はドル独歩安の巻き戻しでドル独歩高になっています。円との比較でも、1豪ドル=80円前半、1ユーロ=110円程度は割安の入り口ではないでしょうか?今が豪ドル・ユーロの底とは言いませんが、もっと円高・豪ドル安、もっと円高・ユーロ安に振れる場面があれば割安な機会と見ていいのではないでしょうか?
 日本株相場の動向に関心がない人は是非ドルや円にして対して割安になった豪ドル、ユーロの動きに注目して頂きたいと思います。
「あの時は当たり前の水準だと考えていたけど、当時は1豪ドル80円、1ユーロ110円だったんだよねえ」と振り返る時があると思います。

 ちなみに、ちょうど来週の12月7日、8日は私が担当するセミナーが開かれます。ある意味、良い時期にセミナーを開く機会をもらったと感謝しています。
興味、関心のある方は是非来て下さい。
 詳細は生活設計塾クルー(ここをクリック)の「クルーセミナー」開催のご案内を見て下さい。

 
2010年11月29日
ときの声があがった!!
 11月13日のブログ「ときの声は上がるか」で、日経平均株価1万円台、ドル84円台のせは、弱気筋が退散し、強気筋が飛び出す、ときの声になると書きました。ついに本日、日経平均株価は1万円台、ドル84円台を同時に達成してきました。

 弱気筋が今後の成り行きに思案しているうちに、円安・株高に持ち上げれて、白旗退却を余儀なくされるのではないでしょうか。しかし、円安・ドル高進行に対する懸念が市場には根深く、買い方も短期的な値上がりを期待しての参戦が多いと思いますので、上がったかと思うと下落し、気がついてみるとジリジリと下値を切り上げる、地味な上昇基調になるのではないでしょうか。

 売りの判断が難しい相場が続きます。

 
2010年11月28日
目に見えるものを信じれば・・・・!!
 家電のエコポイントが12月からほぼ半減になる前に家電製品を購入しようとする人が家電量販店に押し寄せ、開店前から長蛇の列。先々週の飲み会の席上で「前川さん、冗談じゃなく、液晶テレビの案内をしてもらうのに整理券で二時間待ちなんですよ」と聞き、大げさな話しと聞いていました。

 エコポイントの駆け込みは、需要の先食いで「来年の消費は大変なことになる」と悲観的に見る人がいますが、本当にそうなのかなと思います。

 景気の気は気であり、ムード。おそらく、このエコポイントの駆け込み騒動は12月に入ったらパタッと引いてしまうのではなく、12月はさらに続けとばかりに、販売側はこの時期を逃すなと力を更に込めるでしょうし、消費者は「安いものがあれば・・・」と売り場をのぞく人の数は減ることはないでしょう。

 本日の日経に「設備投資今年度11.5%増」という記事がありました。景気停滞に向かう道は個人消費の灯がまず消え、設備投資の灯まで消えると深刻化します。そして景気回復に向かう道は個人消費の灯が点り、設備投資の灯が点ってはじめて期待が高まってきます。
 その設備投資にやっと灯が点り出しました。中身を見ると、国内よりも海外での設備投資の好調が目立ちます。ということは、日本の国内で起こっているよりも、さらに大きなうねりが海外で起こっていると考えた方が自然ではないでしょうか。
 目に見えるものを信じれば、どう考えても、この年末商戦の行方を憂えるのは当たらず、盛り上がるかもと気持ちを転換して、冷静に見た方が良いのではないでしょうか。

 商売で一番恥な事は在庫を残すことではなく、買いたい客がいるのに売るものがないことである。
そんな言葉を聞いたことがあります。12月の株式相場はやはり強いと思います。

 
2010年11月27日
いつまでも「作りっぱなし」「売りっぱなし」では許されないよ!!
 投資経験者で失敗した経験のない人は聞いたことがありません。失敗した経験をその都度知恵に代えて、自分なりの投資スタイルを身につけていく過程が普通だと思います。
 投資は投資を始める前よりも、投資を始めた後のほうが悩むことが多くなるのが普通で、投資を継続していくには、売るのか、買うのか、様子を見るのか、といった手入れはもちろん必要ですが、その投資とどうやったらストレス無く付き合っていけるか、自分にあった投資との付き合い方、距離感をつかんでいくことも大事になります。
 したがって、投資を始める時、自分なりのスタイルが決まるまでは、投資についての考え方などを相談できる人が身近にいたほうが重宝です。しかし、残念ながら、そういう人が周りにいない方のほうが大半で、いわゆる、誰も相談できる人を持たずに一人悩みを抱える「投資難民」や「「投資難民予備軍」がたくさんいるのが現状です。

 それを救うべき役割は、本来、金融商品を案内する金融機関の窓口なのですが、長らく、「売るのに説明がいらず人気がある」売れ筋商品を主体に販売することに重点を置き、その後の投資フォローのノウハウを蓄積してこなかったつけがきています。投資家の悩みをどう受け止めて、どんな答えを返したらよいかと戸惑い、「質問されたらどうしよう」とびくびくしています。

 職人仕事。「こんな人に、こんな使い方をしてもらって、多くの人に喜んでもらいたい。有意義なもの提供したい」。
 現在の金融商品の組成、販売には、具体的な投資家像と具体的な利用の仕方のイメージがないように感じます。売れればいい。品揃えを増やせばいい。価格競争力があればいい。

 たとえば、FXなど証拠金取引は、どんな投資家にどんな利用の仕方をしてもらいたくて案内しているのでしょうか。
 手数料を引き下げ、レバレッジを高め、インターネット取引の精度を高め、取引対象を広げて・・・

 結果は、少額で高いリターンが狙えるメリットばかりが投資家の頭に残り、少し儲けては大きく損をして、新たに資金をつぎ込み、抜き差しならず、なけなしの資金が底をつき、投資・投機に破れ、投資の世界から去っていく。「少額から・・・」のメリットが逆に、これからの投資家予備軍の芽を摘み市場を縮小される悪循環になっているようにも思います。

 世の中には現在でも金融商品は溢れています。金融商品の作り手や売り手は、「この商品はこんな人にこんな風に使ってもらいたい金融商品だ」という、棚卸しをきちっとすべきだと思います。「これは売れてはいないけど、こんな人に使ってもらいたい」とか、「こんな特殊なニーズの商品なのに、こんなに多くの人に買ってもらっている」とか、投資家の顔を浮かべて点検すべきだと思います。

 投資は「投資した後のフォローが大事だ」という前提に立てば、今後将来、「作りっぱなし」「売りっぱなし」では許されなくなると考えた方がよいでしょう。作り手、売り手は、これまで楽して売ってきたしっぺ返しが来ないように準備は万端でしょうか。
作り手、売り手にとってめざすべきは「金融商品のヒットを出すこと」ではなく、自分で投資判断ができる投資家に評価され選んでもらえる金融商品を提供することです。そのためには、金融商品が持つコンセプト、投資家が選ぶ、投資家に選んでもらう基準を作り手、売り手が用意し、丁寧にわかりやすく伝える努力が必要です。
「この金融商品はどんな投資家に買ってもらいたくて作ったのかなあ」と疑問に思う案内の仕方があまりに多すぎます。「なんで、これが私に合ってるの?」と投資家は必ず聞きましょう。

 
2010年11月26日
株価下落、円高を期待していたけど・・・??
 表題のように、「一段の株価下落、円高の機会は必ずある」と思っていた人にとっては、非常に居心地が悪い投資環境が続いています。「こりゃあ、目先は当てがはずれたかも」と、ここから円安・株高へと急には向かわないとは考えているけど、円高・株安の見方には自信を失ってきたという感じです。

 人間の心理はおかしいですね。「あと為替の水準が20〜30銭」「「あと日経平均株価の水準が50〜60円」上に振れるか振れないかで、強気になったり、弱気になったり。
確固たる根拠を失い、ムードに左右される。

 「ここを抜けるとムードが変わりますよ〜」 
なんか変な話しではありますが、「株は下がるもの、円は高くなるもの」という考えに少し疲れが見えてきたのも事実だと思います。

 正直、本日はもしかしたら、「来週以降の円安・株高を期待した、先取り相場になるかな」とも考えて相場の寄り付きを見ていました。結果はほぼ拮抗状態で前場は引けましたが、円安・株高に期待する側のほうが円高・株安を期待する側より「もう少しだ」という綱の引き手の活気が優っているようです。久々に来週は、リスクを取ってきた人たちが報われ一息つける場面が期待ができるのではないでしょうか。

 
2010年11月25日
なんで円高なの??
 素直でストレートな疑問ですね。私もそう思います。

 日本がデフレ環境にあるから、目に見えて比較できる海外金利が高くても、インフレを考慮した金利で測ると日本は高金利状態が続いており、これまで円高が続いてきたし、今後も続く・・・・

 現在の80円に迫る円高は、95年当時の80円と比べると、その後に続いたデフレを考慮すると、むしろ円安である・・・・

 「ふーん、だから円高基調が続くんだあ」って、本当に納得しているのでしょうか?

 円が強いのは日本が立派な国ということではなく、米国や欧州の国に比べて悪くないという相対的な判断の結果だよ・・・・・

 円の独歩高がこんなに長く続くほど、米国や欧州は日本に比べて心配な先で、日本はそれに比べたら安心できる先なのか?

 「円高がこれだけ続くにはきっと意味があるはずだ」と円高の結果が言わせた根拠の羅列だと私は思います。いずれ円安に振れた際には「円安」を支える根拠の羅列が行われるのだと思います。
日本のデフレが解消し、海外の主要国並みの物価上昇が起こるのはいつになることでしょうか?
そうならないと、円安になる日は来ないのでしょうか?

 私はこんなにゼロ金利でも円高が進む円の環境は、「配当利回りが極めて低くても、株価が上昇する」様子とダブらせて見ています。

 「なんでこんなに配当利回りが低いのに、この株は上昇しているのかな。高値だと警戒する人もいれば、まだまだ上がると豪語している人もいる。どうして、こんなに高くなったのに買う人がいるの?」

「なんで円高なの?」と同じように聞こえませんか?答えはまだ上がるという期待感が残っているからです。金利が低くても、配当利回りが低くても、「円は高くなる。株は高くなる」という期待感が支えているのだと思います。つまりムード。ムードに変化、転換があれば、いつ向きが変わってもおかしくないと受け止めて投資した方が、円高を信じ切って投資するよりも健全だと思います。

「何で円高なの?なぜ円は他の主要通貨よりも強いの?なぜ?なぜ?」

 
2010年11月24日
そんなうまいことはない投資環境!!
 利益確定のタイミングを検討していた人にとっては、今回の北朝鮮の砲撃は実行に迷うところですね。ただし、迷っている人の多くは「このまま持って、しばらく様子を見たら、この先はもっと良いタイミングがあるかも」という悩みも持っています。

 「ここはいったん売って、安くなったところで買い戻して再チャレンジ」
そんなうまいことはない投資環境だと思いますね。それほど下げることもなく、同じような水準でまた買い直すことを悩むことになるのではないでしょうか。
 ここは「いくらまで下げたら追加投資」、「いくらまで上げたらそこで利益確定。その後上がっても仕方なし」と良いとこ取りできるなんて考えない方がストレスを抱えなくてよいと思います。

 ここでの「円高・株安」になる期間はそれほど長くないと思います。

 それから、告知です。本日の日経夕刊から7回シリーズでコラムを書いています。良かったら、読んでみてください。

 内容 日経新聞 夕刊
 タイトル 投資戦略再考  「目からウロコの投資塾」
 本日11月24日〜12月3日までの平日7回

 
2010年11月23日
「意外と配当って多くて楽しみ」という声が増えるかな!!
 現在の日本はどっぷりデフレ状態。いきなりショック状態のハイパーインフレは2007年に原油高と円安が重なった当時のようなことがないとは言えないが、それも当時と同様に短期間で収束するものであり、現在の日本において、ジリジリとインフレが進む展開があるとしたら、まだまだ先でしょう。
懸念すべきは、やはりインフレよりもデフレの更なる長期化です。したがって、利益や事業拡大のためにお金を借りたい人の数は増えないため、金利が大きく上昇する期待は持てず、むしろ、用心のために足下に置いておく資金のジャブ付きが重石となり、国内のゼロ金利を引っ張ります。

 事業拡大に積極的になれないけど、金融危機を乗り切った国内企業には利益が貯まります。そうなれば、株主還元を理由に、「自社株買い」「配当性向を引き上げる」のは自然な流れであり、株価の下値不安さえ薄れてくれば、預金金利の低さから株式配当の高さに個人投資家の関心が移っていくのも自然な流れだと思います。

 本日の日経記事には「大手商社、配当性向を上げ」とあり、大手商社の間で配当性向を引き上げる動きが相次いでいると紹介しています。

 配当を出せば、株価はその分、下がるものですが、配当で得た資金は気分良くパッと好きなように使える不思議な資金になります。これが預金の利息だったりすると、なかなか使えずにそのままにしておくことが多いのですが・・。
「意外と配当って多くて楽しみなんだよね」「そうなんだよ」という会話が増えてくるとムードも良くなると思います。

 
2010年11月22日
日本株安・円高の巻き戻し継続中!!
 先週金曜日に続き、本日も休日との狭間という相場が動きにくい環境でありながらも、株価の下値、円高の水準を切り上げるムードが続いています。
 まだまだ「売りの買い戻し」を前置きしたもので、カンカンの強気を発する見方は少数派ですが、「なぜ株価が下がらないのか。なぜ日本株がしっかりしているのか」と市場の強さを肯定するムードに変わったようです。

 日本株の支援材料としては、後は「目先はドル高」というコンセンサスに流れるかですね。
「なぜドル高・円安なのか」という説明が多くなり、ドル高の強さを肯定するムードに変わるかです。
現在はまだ「80円を割れる円高がいつあってもおかしくない」と見ている人が多いようですが、米10年国債利回りが3%の大台に入ると様子は変わってくるのではないでしょうか?
私は米10年国債の3%台乗せこそ、いつあってもおかしくないと思います。すると、米ドルは80円ではなく88円を再び意識する展開もあり得るのだと思います。
 その時には「なぜドルが強くなったのか。円が安いのか」という説明があちこちで行われているのだと思います。

 
2010年11月20日
「外債投資に学ぶ投資の知恵」という題目でセミナーをします
 投資は人生を豊かにするためのひとつの手段でしかなく、やっても、やらなくてもいいことなのに、投資を始めたことで辛い思いをしている人がたくさんいます。
 私は「せっかく投資をあえてやるのなら、大らかに楽しんでやりましょう」とずっと言い続けてきましたが、「投資を楽しむなんてバカじゃないの?」という人がいて、これは気の毒な人だと残念に思っています。

 世の中は「個の時代」となり、お金回りの話しを相談できる人が全くいない、投資の失敗で自分を責め続け引きこもる「投資難民」の人が多くなりました。そして、果敢に投資に挑戦したものの、心のケアができず、気持ちが落ち込み、昏睡状態に陥って、「眠るなあ!ここで眠ってしまったら死んでしまうぞう!」と揺り起こした方がいいと思われる重症な投資家、「凍死家」が多いように思います。

 そういう「投資難民」「凍死家」の人、そうなりかけている人に是非聞いてもらいたいセミナーの内容にしたいと考えています。投資は継続してこそ、結果が残せるもの。最近では、投資のベテランでもどっぷりと「凍死家」になってしまっている方がいますね。過去から見れば、こんなに株価が安く、為替が円高になっている時に、投資を検討する気にもなれない。そんな人、集まって下さい。集合です。お待ちしています。

内容
主催 生活設計塾クルー(クリックして下さい。インターネットから申込できます)
日時 。横娃隠闇12月7日(火) 14時〜16時
    ■横娃隠闇12月8日(水) 18時半〜20時半
会場 中野サンプラザ(中野区中野4−1−1) 8F研修室
参加費 1,000円 (当日受付で)
問い合わせ 生活設計塾クルーまで 03−5342−6250

申し込みは事前に必要です

 
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