2011年01月31日
買い場を探る人にはチャンス、仕込みが終わった人は一休み!!
 本日の日本株式相場は大方の予想通り大きく下落して始まり、日経平均株価は10200円を割り込む場面もありました。しかし、ここは慌てず、騒がず。買い場を探る人にはチャンス、仕込みが終わった人は2月相場を楽しみにして一休みしましょう。
 「どこまで下落すると思って、慌てて売っているのだろう??」と第三者の目で冷静に考えれば、さほどの下があるようには思えない人が大半なのではないでしょうか。

 買い物弱者、病院難民、保育園難民、そして私がよく見かける投資難民。
こうした状況に陥っている人が求めているのは、手数料、費用、コストが安いことではなく、手軽に不自由なく買い物ができること、通えること、預けられること、相談できること、それができる場所です。 「そりゃあ安いに越したことはない」のですが、それ以前に、そのインフラがないのでは、個人として途方に暮れてしまいます。

 昨日も情報交換する中で出てきた話に、「現状日本のひずみが大きくなりすぎて、いわゆる、儲けるという投資セミナーに人が集まりにくくなってきた。そんな儲けるなんて以前のことでの悩みが大きくなっていて、それを解決する道が見えないため、外に出て行く気力さえも奪われてしまっている人が増えている」とのこと。
 こういう過程にいったん入ると、一人でこの状態を抜け出していくのは難しくなっていきますね。
相談できる人が周りにいるのといないのとでは大違い。たとえ、そこに一言が無くても、自分から話をするだけで、頭の整理がついて、一歩を踏み出す機会になったりします。よい人から声をかけてもらうのをじっと待っていて、そういう人が実際現れるのは非常にまれな話。アクションを自ら起こしてみると、意外や身近に相談できる人がいたりします。今年を昨年よりもいい年にしていきましょう。

 

 
2011年01月29日
投資する前と投資した後!!
 「どうやって投資家を呼び込むか」

 どこよりも手数料を安くする
  →自分より安いところが出たとたんに価値が下がる

 どこよりも品揃えを多くする
  →確かに品揃えは多いけど中身がイマイチと評判を落とさないようにするのが大変

 いろいろなサービスを付加して口座開設をまず重視する
  →投資家が賢く利用するだけ。口座を作るだけで稼働客にならず、かえって維持に負担かかる

 大きく儲けさせることを約束する
  →投資をやっていれば損をする場面がいずれくる。「いままでこんなに儲けたのだからこれぐらいの損は許してくれるはず」はありえない。投資家との良好なコミュニケーションがなければ直近に受けた大きな損で関係が途絶えてしまうことが多い

 投資に対する不安・不満は投資する前よりも投資した後のほうが大きい。

 「投資する時は熱心だったのに・・・」「投資する前はこれが得、あれが得と強調していたくせに・・・」とか

  投資した後、「お宅の金融機関でよかった」「お宅が担当者でよかった」「お宅を知っていて良かった」という存在であることが投資家にとってはありがたい存在であるなのに・・・、そういう評判が立っている金融機関や担当者の話は滅多に聞くことがありません。

 投資する前の客引きにがんばるよりも、投資した後の不安や不満を受け止めるスペシャリストをめざした方が強みを発揮しやすいのではないでしょうか。

 来週月曜日の日本株相場はどのような展開になるのでしょうか?
 昨日とは逆に、欧米市場は全面安、日経平均株価指数先物の水準も海外で10235円と安く引けた日本市場よりも更に安く引けました。2011年1月末で当面の下値を確認する機会になるのかも知れません。2月からの相場を楽しみにして、とりあえず1月末の値動きに注目したいと思います。

 現在の水準は、株式を見ても、為替を見ても、「すぐを期待しない」前提で臨めば株安・円高水準であり投資妙味は大という基本的な見方は変わっていません。ただ一点、チュニジアやエジプトで起こっていることが今後の個別の投資環境にどのような影響を与えていくのかが少し気になってきました。売り要因とか、買い要因とか、単純に決められない気がします。
日本株相場にとって、円相場にとって、株高要因になるのか、株安要因になるのか、円高要因になるのか、円安要因になるのか。頭の中を整理するだけの情報が余りにも足りなすぎます。

 私は自分で割高・割安の判断ができないものは投資対象に選ばないと決めています。「人気があるから売る」「売れるから売る」と販売したからには販売したものの責任として十分な顧客フォローが期待されています。

 
2011年01月28日
意外なこと続き!!
 昨日、米ドル為替の動きを見ていたら突然円安方向に大きく振れて82円程度だった水準が83円を抜けるところまで一気に進みました。材料は、ご存じの通り、格付け会社S&P社が日本の長期国債の格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に引き下げたことらしい。

 これは非常に意外でした。これって、為替が大きく急に反応するようなサプライズなことだったのでしょうか?どちらかと言えば「やはり」と想定内の話だと私は考えていたからです。
もし、この格下げ、そして更なる格下げが想定内の話ではなく、依然とサプライズな事であるなら、円の独歩高の時代はすでに終わっていたということなのだろうと私は思います。

 続いて、本日の日本株市場の場況。欧米市場が堅調で、しかも海外市場での日経平均先物は10500円水準で引けて戻ってきたことから、まさか、10330円程度まで売り込まれる事態になるとは想像していませんでした。
 そのため、売られた材料として「日本国債格下げ」を上げる人がいましたが、それは、結果でくっつけた話で、大した話ではないと思います。

 こんな話しも聞きました。ここ最近外人投資家と国内の年金を運用する機関投資家の一部が利益確定を行う動きがあり目立ったという話。単純に、利益確定を決めて実行した動きと見て良いのではないでしょうか。それを買っているのが個人投資家のようです。

 本日の東証一部売買代金は1兆5600億円。このだらだらと下げる相場の中で、それでも買い、それでも買い、という一方の動きがあり、まずまずの出来高になったのだと思います。

 利益確定するものがあり、投資妙味アリと参加するものあり。売り買い交錯は、参加者に厚みが出てきて、流動性がついてきた証しでもあります。利益確定した人は、物色たくましい相場が続く限り再び参加する機をうかがいます。
 2月は配当等株主としての権利を獲得しようと参加する人も増えてきます。ぜひ、ぜひ、今回リスクを取って「ここは割安」と参加した個人投資家が報われる結果になるように願いたいものです。

 日本国債格下げ→円安ドル高の顕著な動き
 堅調な欧米市場→日経平均株価の100円を超える下落

 この二つは意外でした

 
2011年01月27日
大抵の方にとって関心のない話だと思うけど・・・!!
 ETF。株価や商品価格等の指数に連動する金融商品で、実際に現物を担保にしている。
そして本日日経記事によると、東証はETNと呼ばれる新しい証券の上場を4月をめどに解禁するとありました。こちらも株価や商品価格等の指数に連動する金融商品ではあるが、ETFとの違いは現物の裏付けはないとのこと。

 金融危機で真っ暗な2009年初に、某外資証券を発行体とする「日経平均株価連動型債券 償還10年もの」が販売されているのを聞いて、思わず吹き出してしまったことを思い出しました。

 この債券の一番注意しなければならないリスクは何か?
‘本株の変動リスク
発行体である某外資証券の破綻リスク
H稜簔膕陲垢訃攘会社の破綻リスク

 一番取りやすいリスクが日本株の変動リスクだと感じたからです。

 そもそもETFのメリットとして強調していたのは現物の裏付けがあることだったはず。
 またETFの一部は特定口座に入れられなかったり、証券税優遇税制が適用されなかったり、投資家にとって不都合な課題が残されているけど、ETNはこの点がクリアされているメリットがあるらしい。しかしこれは同じ投資対象の金融商品でありながら別の扱いを受けていること自体が投資家のデメリットであって、これを速やかに正していくのが本筋のはず。「じゃあ、これで」とETNのメリットばかりを強調されてしまうと「そっちの解決はどうなってるの?」と突っ込みたくもなります。

 FX取引の税制が市場取引と店頭取引とで異なる税制が並行して走ったことで、投資家はえらく納得がいかない日々を送りました。投資家層の拡大のためには品揃えの充実よりも、制度のゆがみを取る手続きを進めていく方が大事なのだと思います。

 そして最後に記事で気になった箇所がありました。
「現物資産の裏付けがないため、これまで流動性が極端に低くETFでは扱えなかった商品や指数も金融商品に出来る」
????
 たとえばどんなものでしょうか?お天気のカラカラ指数とか、お洗濯指数とか、スカートの丈指数とか・・・

 現在のETFの枠内では組成できない指数で、何が何でもそれが投資家にとっては必要な指数にどんなものがあるのかと非常に気になった次第です。

 
2011年01月26日
新興国、利上げ相次ぐ!!
 今年に入り、タイ、韓国、ポーランド、ブラジル、そしてインドと新興国の利上げが相次いでいます。食料品価格やエネルギー価格の上昇が目立ち、インフレを懸念するムードが高まってきたからです。

 1,420ドル台まで上昇した金価格は1,320ドル台まで下落、約92ドルまで上昇した原油価格は86ドルと弱含み、さらに下落しそうなムードになってきました。
かなり私のうがった見方ではありますが、
\こΨ从僂離┘鵐献鵑任△訖袈醜颪寮長は、今、食料品価格やエネルギー価格の上昇を懸念した利上げの行使で停滞する懸念が出てきた
△靴し食料品価格やエネルギー価格の上昇は実需以上に投機的な動きによる、迷惑な動きであるとしたムードが高まる
商品先物取引を規制強化し、この動きを当然けん制すべきであるという声が上がる
という流れを先取りした形が金価格や原油価格の動きの最近の動きになっているのではないかと思っています。

 商品市場から逃げ出す資金はどこに向かうのか。
新興国政府は景気を停滞させたいがために利上げを行っているわけではなく、インフレで景気の腰を折りたくないから早めに利上げを行っている。インフレがおさまり、経済成長の持続を示す株高になるのはむしろ望ましい。したがって、商品市場から流動性が確保された株式市場に資金が流れていく可能性が高いと思います。
だから日本株は買いというつもりはないですが、「新興国の利上げ」「商品価格の下落」が日本株がここから売られるマイナス要因にはならないと思います。

 
2011年01月25日
自社株買いと増配は世の流れ!!
 昨日米国市場でインテルが15%の増配と100億ドルの自社株追加買い戻しを発表し、ニューヨークダウを12,000ドル近辺まで押し上げる要因のひとつとなりました。

 思い起こせば、金融危機が深刻化する中で、今ではおそらく破綻とは無縁だろう企業も万一のために無駄になるかも知れない資金調達に奔走していました。そしてインテルのように、その後の業績回復で利益をためこんだ企業も少なくありません。

 金融危機の心配が後退し、今度はためこんだ利益を株主に還元する方法に悩む番です。

 したがって、企業側の立場で言えば、いかにして企業価値を上昇させるために、この資金を有効に活用しようかと積極的に考えるところが増えていくのは必然だと考えます。
企業価値の上昇、すなわち株価の上昇です。
 株主還元に積極的なところとそうでもないところとの差が出始め、そうではないところが置いてけぼりにされるかもしれません。自社株買いと増配は世の流れだと思います。

 
2011年01月24日
投資を案内するには覚悟が必要!!
 投資でトラブルが発生するのは大きな損が表面化した時です。しかし投資には上下はつきもので当然継続していれば損失を抱える時期が発生するのは仕方ないことだと思います。したがって、投資を案内するものは「将来損失がどの程度発生する可能性があるか」をイメージできるように投資家に説明し、投資家はそのリスクと期待するリターンとのバランスが取れているかを検討し投資を実行するかを判断していく過程を踏んでおかないと、「そんな説明は聞いていなかった」とトラブルに発展することになりかねません。

 現在、名だたる金融機関と本業が健全にもかかわらず、多額の損失を抱えて経営難に直面している企業との間でたくさんのトラブルが発生していて、企業の中には、急激な円高・ドル安で多額の損失が発生する為替デリバティブ取引が原因で倒産しているケースもあるようです。

 ここで問題なのは、「そこまでの損が発生する可能性」リスクを案内する側がどれだけ理解して案内していたかにあります。
「リスクを十分認知し、その取引企業には過大なリスクであることをわかったうえで案内した」のなら、もちろん問題ですが、「案内するものに十分なリスクの理解が欠けていて取引企業に案内していた」のであれば、それ以前の問題で金融機関が投資を案内する体制に大きな問題を抱えていたことになります。
 そもそも、そんな体制の金融機関には案内する資格がなかったことになります。

 最近の金融商品には仕組みが複雑なものが多くなっています。本当にこの複雑な金融商品の仕組みを理解して、その金融商品に見合った知識程度の十分な投資家にわかりやすく丁寧な説明を行い販売しているのか。
「そんなことを言っても、回りが売れ筋商品としてこんなに売っているのに、うちだけが売らないわけには・・・・」

 今回の為替デリバティブ取引のトラブルは特殊なケースではありません。案内する金融機関には投資商品を案内した後をフォローしていく覚悟、今後も金融商品を案内していく覚悟が問われているのだと思います。

 
2011年01月23日
コツコツで構いません!!
 先週の日経平均株価は10580円に乗せた後、木曜日に10437円に戻され、翌金曜日には10274円と昨年末の水準まで更に押し戻されました。株価を見ながら売却したというよりも、予定していた売却を済ましておくことを優先したかのように、バサッ、バサッという音が聞こえそうな下げでした。これに対して、安いところがあれば買いたいと待っていた投資家も多くあり、金曜日の東証1部売買代金は久々に1兆9000億円まで増加しました。

 昨年11月以降、日本株相場は堅調な上昇が続いていたので、利益確定に踏み切ったところがあっても自然な流れです。上昇基調の中の利益確定であれば、その基調に変わりがないことを確認すれば、いずれ投資家として戻ってきます。今回の売り方は日本株を万遍なく売ったような全面安となりましたが、個別銘柄を眺めると、「この銘柄がここまで売られる必要はないのでは・・・」というものも目につき、こういう銘柄の割安が散りばめられた状態は物色する動きを誘いやすく、この水準から大きな深押しする可能性は余りないと思います。投資余力がある人にとってはチャンスだと思います。

 結局これまでの為替相場も、大きく円安に振れる相場はすぐには期待できませんが、「あーっ」と頭を抱えるような円高になったときは外貨資産を増やすチャンスの繰り返しになっていました。
現在を割高だと警戒する人はもちろん慎重なスタンスで良いと思いますが、「半年、1年先を考えたら、現在は割安な水準かも・・・」と考える人は目先の値動きの上下に惑わされず、「目先は報われなくて当たり前」とコツコツで構いません。「ここぞ」という良いタイミングを狙う気持ちを大事にして欲しいと思います。



 
2011年01月21日
ゆったりと春を迎えに行きましょう!!
 ここにきて、相場の足踏み、調整している様子を見て、目先の高値をつけたかと懸念する声が出ています。私はそれほど、この時点で一喜一憂せず、方向性の変化があるまでじっくり見ていたらどうかと考えています。

 2011年ウサギ年は跳ねる・・・・
ウサギはもう跳ねたのでしょうか?今年はいったん跳ねないとおさまらない。
跳ねた後に、慎重に考えていかなければならない次の段階に移るのだと考えています。

 逆に大きく相場は崩れたのでしょうか?個人的には、大きく跳ねた後でなければ大きく崩れることもないと考えています。したがって、大きく跳ねた、大きく崩れたという方向性の変化につながっていくかに関心を持ちつつ、通常の上下の振れ幅が続く前提が変わらなければ、安いところでは新規投資、追加投資、高いところでは利益確定を検討するスタンスで良いのではないでしょうか。

 すぐを期待する気持ちを抑えて、「下がらなければいい。配当で満足できればいい」とゆったりと春を迎えに行きましょう。

 
2011年01月20日
他はダメだから日本株が買われている!!
 経験則では、頼みもしないのに「売ってくれ。高く買うよ」という話しが舞い込みだした時は相場に過熱感がすでに発生している時。特に不動産物件なんかに、よく見られる話しですね。そういうときは、もし「高く売れるものなら売ってもいい」という物件をお持ちなら、あまり欲張らず、売却を検討した方が良い時期だと思います。

 以前にも書きましたが、本来なら個人のマーケットを当てにしていない社債が個人向けに案内され「お願いだから買ってくれる?どのくらいの利息を付けたら魅力的?」と企業側からすり寄ってくる時期は個人にとって社債を検討するチャンス。「ここはいいけど、ここはイヤだ」とえり好みが許される、とっても投資妙味の高い時期です。
 逆に、「預貯金金利に比べて、この程度の金利がついていれば十分でしょ?」と企業側が個人に対して「売ってやるよ」的な社債発行の時期は、個人にとって余りお勧めできない環境と言えるでしょう。
今はまさにそんな時期ですね。同じ企業に投資するなら、リスクを吟味して、株式投資の方が検討のしがいがあると思います。これがある意味、「やっぱり安全資産はリスク資産にしみ出していくのが道理」という私の根拠のひとつになっています。

 それともう一つ、最近の言葉で気になるのは「日本株は割安で見直され買われている」というコメントです。ホントかあ??と思うのです。

 私はこの2,3年の間、世界の投資家から、いや、国内の投資家からも関心を持たれない存在になりきってしまったと思います。しかし、米国危機、ユーロ危機に伴い高まる流動性確保期待、新興国・資源の高値警戒感と流動性懸念が大きくなるにつれて、流動性が高く、よく見れば余り上がっていない日本株に目が行き、実際投資してみれば、「下値が固く、投資資金の一時避難にはいいかも」という評価が高まってきたからだと私は思います。
 したがって、日本株が良くて買われているのではなく、他に適当な受け皿が見つからないから、他から比べれば高値警戒感はそれほどでもないから、という消去法の買い方が主であり、日本株がとか、日本株の某がという個別銘柄が評価された長続きのする買いだと買いかぶりが過ぎるのは危険だと思います。
 ただし、さきほどの日本株が受け皿になっている背景はしばらく変わらないので、当面は現在の動きが続くと強気の見方をしてよいと思います。

 「他はダメだけど、日本株だけは買われる」は言い過ぎ
「他がダメだから日本株が買われている」ならわかります

 
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