2011年02月28日
正直、中東危機がどう進展するかはわかりません!!
 正直、中東危機が今後どう進展していくかはわかりません。私は米国のサブプライムローン問題が話題となった時に、派生商品そのものに対する不信の広がりの影響は派生商品自体の全体像が見えないだけに、そんなに甘く見てはいけないものだと思っていました。

 個人的にはイスラム圏の民主化の流れは止められず、その過程では、いずれは起こった事象だと思います。また日米欧など先進主要国でも、同じ不均衡の問題は抱えており、特殊な話しでもないように思います。
 そういう意味では混乱の濃淡はあると思いますが、長い時間をかけて解決していく課題であり、サブプライム問題やその後の金融危機のように、早急に暗部を取り除き解決の道を開かなければならないというものとは異なるように思っています。

 したがって、いずれ方向の転換を図らなければならない事態が発生するかも知れませんが、当面は、これがために非常に割安になる投資環境になればチャンスとして受け止める考え方に変わりはありません。

 少しばかり円高に振れただけで、昨日と今日の投資環境がことさら悪くなったように思い、投資の方向性を変えてしまうような状況にある人は、ここは様子見を決め込んだ方がよいと思います。

 
2011年02月27日
何も動かず放っておくことが安全なのかを再確認!!
 不均衡、ゆがみを原因とする問題が社会問題化しやすくなってきました。見通しにくい状況は今後も続くと思います。しかし、それは健全化に向かう過程では避けて通れないイベントであり、やっとその問題を直視する、ある意味、余裕が出てきた表れではないでしょうか?金融危機発生以降、「そんなこといってられない」という状況から一歩も二歩も前進してきた結果だと思います。

 本日の日経に、企業が普通社債による資金調達を積極化し、2009年度に続き、2010年度も発行額が10兆円を上回る公算が大きく、2年連続の10兆円越えは初めてとのこと。しかも、10兆円を超えたのは過去最高を記録した1998年度(10兆4500億円)を合わせた3回だけとか。

 社債発行で資金調達が活発だった裏に、それを購入した投資家たくさんいたということでもあります。金融危機発生以降、いかに多くの資金が円確定利回りの金融商品に滑り込んでいったかのすさまじさも感じます。
 上場企業の手元資金は現在でも60兆円に膨らんでいます。こうしたお金はコストのかかったお金ですから、本来は効率を考えて動いていく資金です。これまでは方針だったものが立たずに立ち止まったままでしたが、ここにきてM&Aなどの新規投資や設備投資に流れ始めています。

 リスクを測り、効率を求めるマネーのマグマ溜まり。「あのときほどの悪い局面には戻らないだろう」という基礎体力の高まりに裏付けされたリスクマネーがどこに向かっていくかの関心がますます高くなっていきます。

 今回の円高懸念をけん制し、下落幅をマイルドにし、底割れを救ったのは、日本政府・日銀ではなく、国内の個人マネーです。日本国民が抱える「円の独歩高が続くわけがない」という円に対する不信です。誰も、「日本を救え!円高は回避しなければならない」という意味で円を売って外貨を買っているわけではありません。
 私は思います。円安トレンドに転換後、その円安進行のスピードを速める原動力は、投機筋の円売り誘導ではなく、やはり国内の個人マネーになると思います。

 これは現在起こっている中東危機と同じように、根幹にある「日本円は大丈夫?」という日本国民の不安に対して、ただ市場任せにし、国家の意思を明確にすることを先送りしてきた反動です。日本国民の個々人が自分の資産を守るための行動です。

 95%が国内の投資家で消化されている日本国債をどうとらえるか?だから安心という見方がありますが、これ以上割合を上げることは困難という見方や後は抜けていくだけという見方もできます。
ローリスク・ローリターンなら仕方ない。
ハイリスク・ハイリターンは当然だろう。
しかしハイリスク・ローリターンはないんじゃない。
というふうに、貯蓄・投資の対象を選択するのに、「リスクに見合ったリターンが期待できるか」「リターンに見合ったリスクなのか」という観点がより重要であり必要になってくると思います。

 安全資産を確保しながら、リスク資産への気配りもあったほうが良いと思います。何も動かないことが安全であるとは限りません。まず現在のまま、放っておくことが安全な状態であるのかの再確認が必要なのだと思います。

 
2011年02月25日
「先は分からないけど、いいところじゃない?」という水準!!
 本日の日本株相場を「もう少し下がったら買ってみるか」と見ていた人で「えっ〜、何で高く始まるの??」と肩すかしを食ったような人が多かったのではないでしょうか?

 「先は分からないけど、いいところじゃない?」と日経平均株価の水準を頼りに買った人が多かったのかもしれません。「ここで売りポジションを持っているのは怖い」という買い戻しもあったのでしょう。来週、来月を買いたい人も、売りたい人も、楽しみにしたいものです。

 「外貨投資のタイミングとして、どうでしょうか?」という質問を受けました。
2008年からの円高局面を通して、外貨投資のチャンスを訴えてきましたが、いよいよ、外貨投資のチャンスを検討するべき時間はかなり短くなってきましたと答えました。

 今後は円安、金利低下のトレンドが長くなるという前提を伝えて、ゆっくり外貨投資を考える余裕がだんだんなくなってくるという見方を話しました。

 外貨投資は円高になっているとき、金利が上昇するときは盛り上がりません。
円安になって、「何であの円高の時に」とか、金利が低下基調になって「何であの金利の高かったときに」とか、チャンスを逃してしまったと思う人が増えれば増えるほど、後悔した人たちのお金が外貨投資に流れ込み、円安基調を確定させ、外貨投資ブームと向かっていきます。

 その円安・金利低下のスタートになる年が2011年であり、ゆっくり外貨投資のタイミングを探る余裕がだんだんなくなってくると想定しています。
将来、外債投資を検討する人は、今のうちから考えておいた方がいいですよ。まだ余裕は残されていますから。

 「あのときは何で円高が当たり前だと思っていたんだろう」と振り返る日が来ると思います。

 
2011年02月24日
「なっちゃうかもよお」的な話しは聞き流す!!
 あーあ、という感じがします。またぞろ、出てきました。
「なっちゃうかもよお」話・・・・・

 原油価格は220ドル
 インフレ懸念からユーロの政策金利引き上げ

 それはいつ「なっちゃうかも」なんでしょうか?
 今週?今月?今年?それとも、本当のいつか・・・

 いつ来るか分からないハイパーインフレ
 いつ来るか分からない米国の破綻

 「そのために何ができるか」と悩み、「これなら安心」的な対策を求めるから
 苦しくなり、心配で仕方なくなる。考えればきりがない。

 いざとなれば、選択肢は出てくるものです。そのときに対応で慌てないように資産の換金性を確保しておくことが最も重要だと思います。「これなら大丈夫」とつぎ込んだ先が、いざというときに換金が難しいものだったら、せっかくの対策が余計なストレスの元になりかねません。

 ここは「なるかもしれない」ことと「なっちゃうかもよお」的なことと分けて、あるものは聞き流すことが必要だと思います。
 個人的には、昨日も書きましたが、「えっ?」と思う水準の買い物ができるチャンスにあると考え、興味深く相場動向に関心を持っています。

 
2011年02月23日
正直言えば「期待したほど下がらない」という感想!!
 本日の日本株相場は、外部環境が更に混迷している割には「期待したほど下がらない」という感想です。為替相場はジリッと円高に振れて、外貨投資の機会として迷う水準まできました。為替相場は株式相場ほど大きく振れる機会は少ないので、「これで良し」と納得できる円高水準では外貨投資の検討を繰り返すのが良いと思います。

 原油価格の動きのように、上下する変動幅が大きい投資対象は、よほど見方に確信がない限り避けた方が良いと思います。120ドルであっても、60ドルであっても、おかしくない原油価格の価値を当てっこするよりも、上値、下値がある程度、見込みが立ちやすい「日本株」や「為替」のほうが私にとっては組みやすい対象です。

 今週が、「明日をも知れない」ヤマ場ではないでしょうか?それ以降には、落ち着きをだんだん取り戻してくるように期待しています。逆に、今週は「えっ?」という水準の割安な機会を得るチャンスだと思います。

 
2011年02月22日
願っていた水準まで下がって割安になるかな・・!!
 日本株安・円高。本日の投資環境だけをみれば、投資に躊躇してしまうのはやむをえません。
利益確定を急ぐ人、短期の値上がりを望んで投資した人の撤退が出るのも仕方ないのかも知れません。「あーやっぱり下がったかあ」、「あーやっぱり上がっちゃったかあ」と価値の値動きに気を取られ、結局、買うでもなし、売るでもなしで過ごしてきた人は、今後をどうしていくつもりなのか、自分に問いかけたほうが良いと思います。

 結局は、おそらく「買うでもなし」「売るでもなし」を繰り返し、ただ値動きが気になってしまうだろう人は心を乱されるだけ時間の無駄です。「12000円になったら売る」とか「1万円になったら買う」とか、こういうタイミングが来たら、さすがに検討するという水準を決めて、相場から離れて、今すべき他のことに集中しましょう。

 一方で「今は買えないけど、この水準まで下がって割安になったら新規投資、追加投資を考えたい」と様子を見てきた人は、下がってきたことで弱気になってしまうのではなく、「今は本当に投資すべき時なのか。投資すべきと考えたあのときと今は何か事情が変わってきたのか。その事情は投資の考え方を改めなければならないほど大きなものなのか」を現状に照らして、よーく考えてもらいたいと思います。

 今年は繰り返し、高い失業率と食料価格・エネルギー価格の上昇懸念で社会問題化し、特に新興国経済が混乱する様子が伝えられる機会が増えると思います。しかし、それは明確な問題が解決に向かっていく過程には必要なイベントだと思います。急に解決できる問題でもなく、時間をかけて答えを探していく問題だと思います。
 したがって、こういった問題がクローズアップされては売られ、ほとぼりが冷めては買われるの繰り返しが続いていくものと覚悟した方がよいと私は思っています。
こうした投資環境が今後続くことを前提にして、いかに投資と付き合っていくかの自分なりのスタンスを固めておきたいところです。したがって、「今をどうするか」ではなく、「今後こうなったらこうする」をイメージしておくことが重要だと思います。

 
2011年02月21日
何を一番大事に考えますか!!
 私は投資で一番大事なことは継続することだと考えています。どんなに途中で大きく儲けたとしても大きな損をしてしまうと継続する気持ちがくじけてしまいます。投資は厄介な代物で、大きく損をした結果を見て、人を恨みに思ったり、または自分を責めたりして、気持ちが大きく落ち込むこともあります。
 やっても、やらなくてもいい投資をあえて「やる」と取り組んだのだから、それが重荷になっては元も子もありません。
やるなら「楽しんでやったらいいじゃん」「大らかにやったらいいじゃん」と、よく言います。

 私は相談者に「私が相談に乗って大きく儲けさせてあげることはできませんが、私が側にいることで、お一人でやるよりも大きく損することから守ってあげることはできる」と申し上げることがあります。
私の経験には「あの時に相談できる人がいれば、あんな痛い目に遭わないですんだのに・・・」と後悔することがたくさんありました。「そういう人間であれたらいいなあ」というのが私の活動の原点です。

 先日、相続に強いと評判の税理士先生の話を聞きました。
相続で依頼される内容には\廼發魄造したい納税資金を捻出したいA蠡海鯡技に終えたい、の3つがあり、特に大事なのはであるとのこと。

 いくら税金を安く抑えることができたにしても、いかに納税資金の準備を効率的にできたとしても、いざ相続の時が来た時に相続人同士で争いが起こり、相続手続きが進まない状態になってしまっては全ての関係者にとって不幸になると説明されていました。
 相続手続きを無事に終わらせるには今何をしておくべきか。
その結果、「もっと税金を安くできたのに」とかという効率が二の次になってもいいじゃないということでした。私は全く同感です。
 「いかに儲けるか」「いかに効率的か」よりも「投資と上手につきあって継続していくこと」の方が大事に通じる話だと聞いていました。

 何かと「訴えてやる」的な事案が増えてきそうな世の中になってきて、気持ちが重くなりがちです。大らかな気持ち、ちょっと苦しくなった時にもニッと笑える気持ちの余裕を保つことが今後もっと大事になってくるんだろうと思います。そのためには、身近に相談できる人を作っておきたいものです。

 
2011年02月20日
投信の売れ方に問題がある!!
 通貨選択型を中心に資金流入が続き、投資信託が買われているという情報が最近ありました。

 1998年から銀行窓口で投信販売を行うようになった当初の提案は、長期分散投資の意義と各個人のライフプランに合わせた投資のやり方、そして、非常に不評ではありましたが、必要以上にくどいリスク、といった説明が店頭でなされていました。
 結果、インデックス投信を組み合わせたポートフォリオの提案や、安定した分配金を期待できる毎月分配型投信の提案が主流だったと思います。

 ところが、金融危機発生以降の投信の売り方は極端に偏ったものでした。ハイイールド債券など高分配が期待できそうな投資対象で、新規設定されたばかりの通貨選択型、しかもほとんどがブラジルレアルか豪ドルを選択したものに集中しています。

 こうした投信販売の売れ筋が極端に偏った傾向になるのは、金融機関の事情を優先し、販売ノルマがきつくなって、現場に投資家のニーズに配慮する余裕がなく、しかも士気が低下しノルマで機械的にさばいていくだけの状態に陥ってしまっていることが多いです。
 金融機関には目先のビジネスの実績は上がっている形になっていますが、将来のトラブルの種になりかねない危惧感を持った方がいいでしょう。そういう傾向が強い金融機関は「無理な勧誘がなかったか」、現場の現状を確認した方がいいと思います。

 だいたい、全ての投資家のニーズにあった金融商品なんてあるわけがありません。そこに偏った傾向が出ているのは販売側に問題があるか、購入側に誤解があるか、でしょう。
「投信の売れ方に問題あり」

 来週の日本株相場は11000円台を固めるかという底堅い、強含みの相場が続くと思います。
できれば、為替が円高に振れる場面があって、日本株投資とは異なる、外貨投資の投資チャンスがあればと期待しています。望んでいる時は、なかなか無いんですよね。だからこそ、チャンスを逃さないために為替相場に注目しておきたいところです。
「株高の次は円安」

 
2011年02月18日
お願いだから、せめて足を引っ張らないで欲しい!!
 民主党が野党に戻ったところで、何かが変わるような気がしない。だから、ここは解散などせずに民主党には瀬戸際の危機感で開き直ってもらい、今までの無策を改めて、「無駄遣いを撲滅する」「為になる税金の使い道と透明化」「明日に希望が持てず今日を生かされている生活ではなく、将来に希望が持てるインフラ整備の道筋をつける」といった、まず一歩を踏み出して欲しい。そう今でも願っているが期待するだけむなしい。ここ何年も、政治家はいったい国民のために何をしてくれたのか。こんな無駄遣い、浪費を重ねても、まだ大丈夫という「日本」という国はやはり飛び抜けて豊で平和な国だったのだろう。

 この期に及んでの「民主党の会派離脱」の話しには、がっかりを通り越す。自分たちの生活を守るためだけのスト。「同じ政治家としてみられたくない」という政治家がいたが・・・・。

 商売であれば、こんな期待を損ねる働きをし続けて支援者さえも裏切り、しかも反省がない、危機感がない、努力・工夫も見えない人はとっくに切られ、企業なら破綻している。しかも、その人たちが税金で養われている。守られている。あきれてしまう。
 不思議にも、そういう人たちに限って、「幕末の志士」を例に出す。空々しくないか。恥ずかしく思わないのか。

 株式相場は、そんな中でも堅調である。株価で評価される企業も、リスクを取って投資機会を探る投資家も、破綻、撤退の厳しい環境下でも辛酸をなめて、自分を励ましてここまで頑張ってきた。
お願いだから、何度も言うけど、せめて政治の混乱で足を引っ張らないで欲しい。
 そんなノー天気な先生たちに「投資で稼ぐ金はあぶく銭。汗をかいたお金ではない」なんて言われるのは心外だし、非常に情けなくなる。

 まさに「厚顔無恥」な人たち。こんなにぴったりくる言葉もないだろう。

 
2011年02月17日
「これぐらいになったら・・・」という水準を待つ動き!!
 試験は終わり、後はジタバタせず答案用紙が返ってくるのを待つばかりという心境の人が多いのではないでしょうか?
「いくらで売れるかはわからない。やるべきことはやった。後は運を天に任せるばかり」

 現在の日本株相場はムードで動き始めました。ムードで動いているわけですから、理屈ではありません。しかも、このムードはしばらく続き、もし押し目があっても小さいだろうとほとんどの人が思っています。個人的にも、今は風に乗る時、吹かれる時。目先の天井がどの水準で、いつ付くのかを確認することを楽しみにしています。リスクを取っている人の成果を刈り取る絶好の好機に入りました。

 どう考えても、個人投資家が束になって買っても上がらない銘柄が上昇するようになってきました。機関投資家が買いに転じた様子です。「株価全体が押し上げられるように上昇するのはこれからだ」と言わんばかりの動き。

 ずっと上昇し続けることはあり得ません。これはという銘柄や通貨を絞り込んで、「この水準になったら・・・」と個別に株安・円高になるチャンスを逃さないようにしたいものです。
以前つけた安値にこだわっていると、結局は高値になってから焦って投資する過ちを犯すことになりかねません。
「これぐらいの水準ならありそうなんだけど」と水準を引き直して、妥当な投資ポイントをイメージすることをお勧めします。

 
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