2012年03月30日
コツコツ投資に徹底するとき!!
 下がらないけど、上がりもしない。新しい展開待ちの状況で固まってきたように思います。ここは、無闇に手をつけず、確かに割安と思うものに絞り込み、コツコツ投資に徹底するときだと思います。

 しかし中長期で見ると、中国への投資にどうしても慎重になってしまいます。厄介なことは、中国景気の悪化に対して、日本の投資環境は無関係でおられるはずがないことです。そういう意味では、「中国がどうだ、日本がどうだ」といがみ合う時間的な余裕はなく、中国は日本の力を必要とし、日本は中国の力を必要とする、真の互恵関係の強化が進むように、障害になっていることをいかに解消していくかの一歩を進める時期に入っているように思います。

 土地バブルが崩壊して、不祥事で国内が混乱し、政府の対応が後手に回り、不良債権で金融が目詰まりし、景気の腰が完全に折れて、日本の存在感が疑われた2000年前後の日本と重なることが、中国で確実な歩みで起こっているような気がします。中国一国でどうにもならない状態に入る前に、日本との良好な関係が築ければよいのですが・・・・
 近未来の話しだと思いますが、今年起こるような話しでもないので、今年の投資環境に関して悲観する必要はないと考えています。

 
2012年03月27日
下げない日本株相場が続いています!!
 下げない日本株相場が続いています。本日は配当等の権利がついた最終日。明日以降、権利が落ちた後の日本株相場も引き続き強いものであるかに注目です。

 私は配当取りという目標を失った日本株相場はやはり、それに代わる新しい材料が出現しない限り、いったんはクールダウンするムードになると思います。
 株価が下値から20%〜30%上昇したものがゴロゴロ出てきた中で、これまでの「値上がりしなくても配当が取れればそれでOK」という投資スタンスで投資できるものは少なくなり、目先の値下がりリスクを覚悟した上で、それを上回る上昇期待があるから投資を続けるというスタンスの投資家同士が売り買いする場に変わったと思います。

 したがって、慎重な投資家は新たに入れず、参加していた投資家で今後の相場について行ける人が減るといった参加者が減少する傾向が強くなっていくのではないでしょうか。
「何で、この銘柄がこんなに上昇するのか?何で自分の持っている銘柄だけパッとしないのか?」と銘柄によって、上昇する銘柄と圏外に置かれてしまう銘柄のバラツキが強く出る相場になるかも知れません。自分のごひいきする銘柄が上がってくれるといいですね。

 株式投資についていけない人は、株価変動リスクから為替リスクに目をやり、外貨資産への取り組みも検討されたほうがよいと思います。

 
2012年03月25日
「買いたい弱気」の私が思うこと!!
  米国株式やドイツ株式が足踏みをする中で、日本株式相場は目先、弱含む局面ありと見る私の心境は明らかに「買いたいが為の弱気」です。
 
 だからこそ、わかるのですが、買いたいと考えている人は、仝什澆凌綵爐播蟷颪靴討癲△垢阿紡腓く利益が期待できる相場展開ではなくなった。だから、冷静に下値を拾おうとじっくり構えだした、一方で、大きく値を下げる場面があったとしても一瞬だろう。値が下がりそうな環境になると、急に政府・中央銀行からの買い材料が示されることが考えられ、もう少しと指し値を欲張ると買い損じてしまう怖れがある、と日々
 「本日もジリ安で買いたい銘柄の株価が目標に近づいてきた」と相場のジリ安基調を確認して、安堵しているのではないでしょうか。

 市場は不安な材料、売り材料探しに一生懸命です。相場はいったん下がらないと大きく値上がりする機会は期待できない。小康状態が続く中で、現在は価値あるものをコツコツためていく機会です。

 
2012年03月23日
いよいよ地熱発電に手がかかった!!
 本日、日経新聞には「国内最大の地熱発電 福島で原発4分の1基分 規制緩和、国立公園内に」という記事がありました。地元との合意が前提にはなりますが、やっと動き出したかという印象を受けました。福島の地元の方々にとって、当然、デメリットもあるでしょうが、「原発を再稼働するぐらいなら」と地熱発電産業の地元への貢献を期待する気持ちも大きいと思います。何とか、環境保護との折り合いをつけながら、前向きなモデルケースになってもらいたいと期待します。

 がれきの受け入れに名乗りを上げる自治体も増えてきたと聞きます。きっと、地元の人たちの間で、「困っているときは、相身互い。できることなら協力しようよ」という声があがり始めて、自治体がそれに応えたものだと思います。

 先日、こういう話を聞きました。
「本当は自治体としても、前向きな対応をしたいとずっと前から考えているのです。だけど、自治体が先頭だって行うと、住民から、『何でそこから始めたのか』『平等な対応ではない。不公平だ』という声が挙がって、思うような行動が取れないケースが多く、地元から『いつまでたっても、県や市に任せていても動かないから、自分たちで始める』という具体的な動きがでることを望んでいたそうです。そうなれば、その地元の人を応援、後押しする形にして、問題に対処することで、『不公平だ』という声が弱まるからだそうです」

 誰もが重要で具体的な対応が必要なことに対して、困難はあるけど、どうしたら一歩進めることができるのかに大事なことは、地元住民の協力・理解であることは明らかです。うまく地元の理解・協力を取り付けられる自治体と、そうでない自治体との住みやすさ度の格差が今後も開いていきそうです。そういう意味では、東京電力の地元を無視した対応は反面教師ですね。誤解があるのであれば、説明はもっと丁寧にしなければ伝わりません。

 相場は弱きムード。暗闇に入る前に、目を閉じて準備していた人は暗闇を楽しむ余裕があるはずです。

 
2012年03月22日
日本株式相場は目先の強さがそがれて弱含みに流れるか!
 ニューヨーク株式相場もドイツ株式も、この水準からさらにドンドン高値を抜いていくような勢いがなくなり、当然、日本株相場の頭が押さえられる展開に入りました。
 目先の相場に強さが期待できないのであれば、当然、買い手は押し目を待ち、利益確定の機会を探っていた投資家や短期的な値上がりを期待して参加していた投資家の売りが買いにまさる展開に、短期的に入っていく可能性が高くなってきました。

 「ここまで株価が調整したら、もういいだろう」という株価の下落ぐらいしか、現在の水準で慌てて積極的に投資をしなければならない買いの根拠が今は見当たらないと個人的には思います。

 しかし、相変わらず、重要な案件を次々先送りすることしか決められない政治にイライラしますね。
「いろいろ一生懸命議論しましたが、3年先で考えることになりました」

「政治家は結果を出してなんぼもの」と常日頃言っている人が、結構たくさんおられるのに・・・

 
2012年03月21日
再度メンバー交代の時期に!!
 相場はやはり足踏みに。株式相場の上昇に引きずられて、高配当でピカピカ銘柄が軒並み上昇する動きになりましたが、本日は失速する銘柄が出始めました。しかしながら、「なかなか株価が下がらないなあ」と下押しを期待する人がワクワクするような下げの水準にも落ちてこない堅調さは維持されています。

 日経平均株価の水準はあまりかわりませんが、活躍した銘柄プレーヤーがいったん引っ込み、休んで控えていたプレーヤーが出番待ちから、再び試合に参加して活躍の機会を探っているかのようなムードだと思います。

 昨日、日経新聞に、円安の動きが出てきたにもかかわらず、多くの投資家は円高に痛い目に遭い、外貨投資に新規で向かっていく気力を失っているといった記事がありました。実際、そうであるとは思いますが、数少ない投資家かも知れませんが、「あの円高の時に外貨投資に踏み切って良かった」と果敢にリスクを取って成果を手にした投資家がいるのも事実です。こうした投資家の「儲かった話」が表に出てくるのも、これからです。

 大勢の投資家と同じ動きを取って、その中で利益を稼ぐのは至難の業。今後、株高に対する警戒感が高まれば高まるほど、株価変動リスクではなく、「為替リスクは取り甲斐のあるリスクなのか」と株式投資を選ぶか、外貨投資を選ぶかに迷う人が多くなると思います。そして、大勢の投資家が「やはり外貨投資しかない」と行動してからでは外貨投資で中長期のリターンを期待することは難しくなってしまいます。

 「3月に日経新聞で、個人投資家は外貨投資に消極的って記事があったけど、あの時はまだ、外貨投資を検討する始まりの始まりだったね」と振り返ることになると私は思います。

 
2012年03月18日
「理解できない人は買えない」という原点を徹底すべきでは??
 AIJ投資顧問の件は、運用を失敗したとかの話ではなく、投資実績を嘘ついていた詐欺事件です。「そんなにうまい話があるはずがなく、何故、そんな話にだまされてしまったのか」と担当者を責めても、担当者自身も被害者であり、正直、気の毒にも思います。

 「どんな投資環境下であっても、利益を確保していくのがデリバティブ取引。どんな天候でも利益が期待できる全天候型の金融商品です」

 このようなデリバティブ取引を主体とする金融商品すべてが、AIJ投資顧問の一件のせいで、胡散臭く思われてしまうのも気の毒です。

 私の所にも
「前川さんもご存じだと思いますが、このファンドの成績は長らく非常に良い実績が続いています。少し、投資してみようと考えているのですが、どう思います?」という質問が来ます。その都度、私はこう答えています。

「何で、こんな投資環境下で、こんな良い成績が継続できているのか、理解できていますか?何かよく分からないけど、いい成績だったという金融商品は、何かよく分からないけど悪い成績だったという可能性も覚悟しておくべきですよ。もし投資するなら、結果に腹を立てない程度の金額の範囲内で行ったほうがよいと思います」

 運用に規制をかけても、嘘をつく人間がいる限り、根本的な解決にはなりません。むしろ、現行ある金融商品取引法の「商品の理解ができない人には売ってはならない。商品の理解ができない人は買えない」という原点を徹底することが大事なのだと思います。
 金融商品を買う人は商品内容を理解し、自己責任で投資できる人。理解していないのが明確なのに売ってしまった金融業者は厳罰。理解できていないのに、理解できている振りした投資家は完全に自己責任。この原点が徹底されれば、少なくとも投資家は、理解しようと努力して金融商品の説明を聞こうとするでしょう。理解して投資しようとする投資家が目の前にいて、しかし、理解できていない様子であれば、業者はなんとか理解して投資してもらおうとそのための工夫を一杯するようになるでしょう。
 「デリバティブって、そんなもんです」「そうですね。デリバティブってそんなもんなんですね」のやりとりで、契約してしまうことは、業者も投資家も失格ですよと徹底することが大事なのだと思いました。

 それから、もう一つ、気になったことがありました。消費税引き上げの時期の話です。株式投資では、株価の天井、底値は当てられないというのが常識になっていますが、「消費税を引き上げてよいのは、消費税を引き上げても景気の腰を折ることがないような景気の良い時を選ばなければならない。景気が下降するかも知れない時期に引き上げるべきではない」と議論されています。
 「この景気の状態なら、絶対、消費税を引き上げても景気の腰を折ることはない」なんて、誰が断言できるのでしょうか?それって可能なのでしょうか?

 実際、政府から発表される景気の山、谷を示す時期は、とうに景気が悪くなった時、とうに景気回復が定まった時、およそ1年半程度遅れて発表されるのが常でした。そんな政府に、絶対という判断ができるのでしょうか?結果論で、判断が間違っていたら責任を取り、政権与党を降りると宣言したほうが、真剣な議論が起こるのではと思いました。

 
2012年03月17日
「値上がりを期待しない」から「値下がりの覚悟がいる」投資に変質!
 昨年末はユーロ圏危機の深刻化と円高が重なって、2012年年初からの日本株式相場に期待する人はほとんどいませんでした。日経平均株価は8400円、米ドルは77円でした。

 当時、株式投資に取り組む人は、目先値上がり益は期待せず、逆に、まだ値が下がるかも知れないけど、それは割安であり、放っておけば戻ってくる水準だと自分を納得させて、配当利回り程度のリターンが春先までに確保できればいいと、株式投資を値上がり益を期待しないで投資に取り組みました。

 株式投資は「上がる」と期待して買うから、ストレスになります。「当面は値上がりを期待せず、値上がりがあればラッキー」と思って株式投資に取り組めるなら、ストレスの邪魔者が入らないので、鬼に金棒でゆったりと投資が継続できます。

 しかし、底値から2割、3割と上昇している銘柄がゾロゾロ出て、日経平均株価は直近の高値10434円を意識する水準まで回復してくると、同じような心持ちで株式投資に取り組むことはできません。本来の株式投資である「値下がりするリスクを覚悟した上で、期待するリターンは新規に取り組むに足るものか」を検討しなければならない相場環境に戻りました。

 来週には、大きな買い要因であった配当・株主優待狙いの買いニーズが減退します。

 「値下がりのリスクがあり、配当・株主優待の買いニーズが減退した日本株式を、これまでと同様に買っていけるのか?」

 が問われる週に入ります。

 私は、当たり前ですが、日本株式全体が買いの対象ではなく、当然、買っていいものと買いの様子を見たほうが良いものが混在していると思います。
 焦らずじっくり、「この株価水準のこの銘柄なら割安」という機会を待つ方法がよいと思います。そして、株に慎重な人が増えるほど、為替は円安に振れやすくなると思います。

 
2012年03月15日
日本株はあくまでも米国株式に連れ高しているだけ!!
 私は勘違いしちゃいけないと思っています。日本株が上昇しているのは米国株式に連れ高しているだけだと考えています。

 従って、米国株式上昇→日本株も上昇するかも知れない、連れ高しないかも知れない
      米国株式下落→日本株式も下落

 昨日、久々に米10年国債利回りが2%を離れて、2.27%まで急上昇しています。ユーロ危機が後退して、イタリア10年国債利回りが5%を割り込み、米10年国債利回りは異常な低金利水準であった2%から離陸しそう。つまり、安全資産である国債から、リスク資産に向かい出しました。米国債売り・米国株式買いで、米国株式の上昇に勢いが増しそうです。

 本来であれば、米国株式上昇→日本株上昇が期待できそうですが、個人的には、配当取りという特殊なニーズで日本株が買われてきた反動と、明確に、日本株に投資するよりも米国株という流れを受けて、米国株式上昇にはずみ+日本株は利益確定で失速という可能性が高まってきたように私は思います。

 相場に焦らず、下落しても泰然自若という心構えでいれるように、相場と付き合っていきたいと思います。

 
2012年03月14日
そういう見方もあるんだなあと思う!!
 経済指標で好調な数字が続くようになってきて、かなり堅調に上昇してきた株高に久々の活況感に沸くリスク資産投資の状況があり、しかも原油高・ガソリン高に対する懸念が広がる中で、米国の金融政策が一段の緩和に踏み切らなかったことに「失望した」という声が出たりする。

 コメントに注目すると、「一部の期待を裏切り・・・・」とことわりがあるので、「そこまで期待する人がいるのか」という見方があることに安心しましたが・・・・。ここは、「金融緩和を維持する状況に変わりはないが、今、一段の緩和に踏み切るべきところかは様子を見ている」という受け止め方が自然だと考えます。

 もうひとつ、あれっ?って感じた記事があります。
本日の日経記事に
「市場、スペインを再警戒 国債利回り、イタリアを上回る ポルトガルにも不信」がありました。

 現在イタリア10年国債が4.8%程度、スペイン10年国債利回りが5%程度です。記事に嘘はありませんが、ギリシャ債務問題をきっかけに、イタリア10年国債利回りは7.5%程度まで上昇して、ギリシャ債務問題の後退により、4.8%まで急低下した結果、発生した利回りの逆転であり、その一点の風景だけ切り取って、「イタリアからスペインに危機が移る」的な案内の仕方に違和感があります。
 むしろイタリア10年国債利回りが5%を割り込む展開に変わり、高止まりしていたユーロ圏債券全体で捉えた場合に、「今後は低下していく傾向が見えてくるのか」のほうが投資家としては興味深い話しだと思います。

 なんか、意図的に不安な心理を呼び起こして、相場を再び下落せしめようとする輩が、無理を通した理屈で混乱させようと動いているような印象を受けます。

 本日はニューヨークダウ指数が一気に13000ドルの大台を超えて、元気なムードが株式市場に充満していますが、もし、こんな好環境であっても、日本株相場の連れ高がイマイチになれば、やはり日本株はいったん調整に入る可能性が高いと思います。
 同様に連れ高するのか、「あれれ??」と日本株相場の動きの悪さが目立つようになるのか。今週の動きに注目です。一方で、円高になりにくい相場が定着しそうなムードになってきました。

 
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