2012年07月31日
中途半端な気持ちで投資をしない!!
 完全に、ユーロ圏政府・中央銀行がユーロ危機脱却に向けて、「どんな具体策を示すか」のお手並み拝見の相場になっています。

 とにかく市場の安定が2カ月と保たない投資環境が続く中、投資のスタンスを明確に持ち、中途半端な気持ちで取り組むことは避けなければなりません。

  崟茲見通せない中で、大きなリスクを抱えて投資することは困難である。まず、大事にすべきことは、いつでも換金ができる流動性の高い資産にしておいて様子を見る」

 ◆崟茲見通せない中で、中長期投資で確信を持って『これは割安である』という対象がある。リスクに見合うリターンが期待できるなら積極的に投資する目で検討したい」

 この2つのタイプのどちらに共感するでしょうか?

 私は,基本スタンスですが、その気持ちの準備はほぼ終了したので、当面は△離櫂献轡腑鵑播蟷颪鮃佑┐討いたいと思います。

 ただし、それもこれも、ユーロ圏の具体的な動きが示されての話しです。
うまいことに、現在はロンドンオリンピック。こちらの応援に時間を割いています。
 今の柔道は昔の柔道に比べて、綺麗じゃないですね。
「静」から「動」 というメリハリがなく、なんかセカセカとしています。
昔の相撲は綺麗だった。同じものを感じます。
 体操の技もまさにアクロバット、人間業を超えていますね。昔の金メダル体操選手は
「活躍の場が今じゃなくて良かった」と安堵している人も多いのではないでしょうか?

 つくづく思います。オリンピック選手の平常心を保つ能力は尊敬、崇高です。
何度も「あーもうダメ」と見ているこちらが弱気になったところから盛り返してくる。
「奇跡ってこんなに転がっているんだあ」と感動しています。


 
2012年07月28日
「仏の顔も三度まで」だけど、しようがないから期待する!!
 27日にECBのドラギ総裁から「ユーロ安定のために、あらゆる手段を取る。信じて欲しい」と、ユーロ危機からの脱却に前向きな発言がありました。ドラギ総裁の発言には、これまでも行動を伴うものであったので、市場は大いに期待しています。

 そして、昨日はこれに加えて、フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相が電話協議を行い、「ユーロ圏を守るためにあらゆることをする」と表明しました。こちらのほうは、ドラギ総裁とは真逆で、「あー、やっぱり。そうきたか」と、しょっちゅう、言っていたことを簡単に撤回し、先送りを繰り返し、結局、市場の袋だたきに遭って、慌ててまた、形ばっかり、証拠作りのためも会議、協議を招集する。

 「仏の顔も三度まで」。もう、とっくに市場関係者は言うことを信じなくなり、あきらめの顔になってしまっているけど、ドラギ総裁が「信じて」と言い切り、独仏の首脳が、それをなぞる表明をしたわけだから期待したい。ユーロ圏の当事者がスペインでユーロ危機の不安を止めることができなければ、これから新たにユーロを作り上げるほどの無理難題を抱え込む修羅の道に入り込む可能性が高く、それよりはむしろ、現在のユーロ危機を克服するための努力に全力を傾けたほうが現実味のある対応と言えます。

 鳩山元首相の「Trust me」・・・
嫌な記憶がよみがえりますが、ここまで言い切ったのだから、ユーロ危機に光を当てる風に期待します。

 
2012年07月26日
うらやましく聞いた話を思い出す!!
 以前にもこのブログの中で取り上げた話ですが、私の証券マン時代のお客さんとの話を思い出しました。その人は戦後まもなくの時から株式投資を始め、上場している株式の銘柄はすべて買った経験があること、株式で儲けたお金を元にして現在のビルのいくつかを建てたことを話してくれました。

 当時は一株単位で買えて、配当も多かったけど、ほとんどの人が株式投資に関心がなかったとのこと。今ではほとんどなくなりましたが、無償増資が繰り返され、ただ株式を持っているだけで株数がみるみる増えて、「何でこんな時にみんなは株式投資をやらないんだろう」と思っていたそうです。

 「今のみなさんは大変だ。100万円ぐらいないと株は買えないし、配当は大したことがない。これじゃ、儲かるわけないよね」と、みんなが株式投資を当たり前にやっていて、「次は何が儲かるか」と株式の大当たり銘柄を教えてくれる電話番号に人が殺到してかかりにくい1985年当時に話を聞きました。

 そして今、配当利回りが十分預貯金よりも高く、解散価値を大きく下回る株価で放置されている銘柄がゴロゴロあるのに、株式投資に関心が薄く、自分には関係ないものと感じている人が増えています。

 株式投資は安いところで投資すれば2割程度の儲けは期待できる。
 投資はみんなと同じ行動を取って儲かるものではない。

 イエス!!
 そう思える人は、この時期を大事にすべきでしょう。
 配当利回りが十分高く、解散価値を下回った株価で放置されているということは、株価は長期投資で考えても上がることはなく、下げる確率のほうが高いと大抵の人が考えている状態。

 「長期投資で保有すれば株式投資は絶対儲かる」とは言いませんが、「金輪際、株価上昇することはない」と言い切るのも極端な話。
「株式が上昇する世の中が年内に来るかも知れない」とみんなが思っていないことが起きる保険のつもりで、投資してもいいのではないでしょうか?保険のつもりで・・・。

 
2012年07月25日
タイミングが大事!!
 楽しませようとサプライズを企画しても、いやいやながらも「やらずばなるまい」と本来は前向きでなかったとしても、いずれにしても、やるのであれば、それなりの効果を狙いたいものです。

 どんなに期待されていたことでも、関心が薄れ、気持ちが盛り下がった後になれば、効果は半減以下、もしくは「もうそんな程度じゃ全然、事は解決しない」と要求を高めてしまう結果になってしまうことが多々あります。

 ユーロ危機を脱却させるためには、セーフティネットを強化すること、その方向性にブレがないことがまず最低限守らなければならないことだと思います。
 
 狙ってか、狙わずかは定かでないですが、ユーロ危機脱却の道がブレまくり、ユーロ全体の景気の落ち込みは、新興国の景気に影を落とし、ついに米国やドイツの景気にも懸念が及ぶようになり、世界はどこもユーロ危機を放置できるほど余裕のある国はどこにもなくなってきました。

 まさに「世界同時●●」という政策がとりやすい環境が整ってきました。だからこそ、逆に、その期待を野ざらしにした後の失望を大きくする懸念が高まります。市場はどこも、薄商いの中で土砂降り状態。投資家ができることは、リスク資産の量を絞ってリスクを減らすしかありません。
自分の見込み違いから、投資でソンをするのは自己責任で仕方ないことですが、現在の投資環境でソンが日に日に増えていく状況は投資家の自己責任で押し付けて良いものでしょうか。

 何度も恨み言を言うようですが、政治に「儲けさせろ」とは望みません。ただ、「足を引っ張らないで欲しい」。やるべきことはやろうよ。結果、やることになるなら、早めに決断しようよ。

 スペイン10年国債利回り7.6%がユーロ危機を動かすテコとなり、前向きな対処のきっかけになることを期待します。

 
2012年07月22日
金利上昇リスクを抱えた超低金利の国債からこぼれる先は??
 ユーロ危機を脱却するにはセーフティネットの強化を安定感と迅速性を持って進めていくしかないのに、催促されて、促されて、シブシブ行う展開が依然続いています。したがって、対策がなされても、グダグダとした不満が残り、区切りがつきません。結局はまた、市場が泣き叫んで、慌てて用意していたアメを差し出すまで、ダラダラとした展開が続きそうです。
 シブシブ・・・グダグダ・・・・ダラダラ・・・・


 自分の大事な資産を守るのは、やはり自分で汗をかくしかありません。流れ流れて、安全資産で流動性が高い、日本、米国、ドイツの国債の利回りは超、超低金利状態にあり、金利上昇リスクを意識せざるを得ないリスク資産の色が濃くなってきました。

日本10年国債利回り 0.744%
米国10年国債利回り 1.457%
ドイツ10年国債利回り 1.165%

 以前では考えられない異常な低金利水準。これらに代わる安全資産はどこなのか?これが資産を守る関心事です。安全資産だけど、金利上昇リスクを抱えて安心資産ではなくなった、これらの国債からどこに流れるのが自然なのか?安全だけど安心ではない国債に、いつまでもしがみついていて良いのだろうか?

 子どもたちは夏休みに入りますが、投資家はもう少し経つと夏休みから戻ってきます。政策期待を横に置き、今できることを模索する時期に入ったと思います。

 
2012年07月20日
梅雨明けした途端に、夏枯れに…
 梅雨が明けたと思ったら、夏枯れの投資環境になっています。参加者が思うように集まらない相場では、先を期待して待つしかありません。

 豪ドルは再び82円を意識する水準まで回復してきました。売られすぎた水準であれば、戻ってきます。現在は、売りの買い戻しを期待して投資する環境であり、「何が売られ過ぎて割安で放置されているのか」に注目して対象を絞り、すぐを期待せず投資して、あるべき水準に戻るのをジッと待つ機会だと思います。

 いずれ、「こっちの方が早く戻ってきたかあ」「意外と早く来たな〜」と参加者が増えてくれば、そういう日が来ます。

 
2012年07月18日
外債投資を実際経験したほうがよい根拠!!
 私は投資に関わるようになって、ずっと外債投資を勧めてきました。債券は株式とは異なり、発行体が破たんをしなければ、償還満期に現金で戻るので、手入れをせず、放ったらかしでも成果を得ることができる楽ちんな投資方法であることがまず第一の理由ですが、もうひとつ大事な点があります。

 債券にはいずれ償還満期の時期がくるので、その時期が近づくと自然と「次はどうしようかな?」と考えることになります。
また金利は償還満期までの間に、時として上がったり、下がったりしますから、「今投資して選ぶなら、金利水準は納得できる高さだから、償還満期までの期間が長い固定型にしようかな」とか、反対に、「こんなに低い水準だったら、期間の短いものを選ぶか、変動金利型を選ぶか、別に現金でしばらく持っていても良いかな」と考えたりします。
外債であれば、「今は金利は低い水準だけど、これだけ円高なら外貨投資やる意味があるんじゃない?」とか、「外債投資が今人気だけど、こんなに円安になってしまったら、ここで外債投資に取り組むよりも、配当利回りが高い日本株投資のほうがいいかも」とか、為替、金利、他の投資対象との割高・割安を見て、検討することもできます。

 このように外債投資(債券投資)をモノサシにすると、その時々の投資環境で、「今だったらどうすべきか」という自分の資産に対して改善点を考えるクセがついてきます。

 投資は継続して成果が残せるもの。調子の良い時だけ参加して、調子が悪くなったら放ったらかしを繰り返していては、投資で資産を増やせるわけがありません。だから、私は債券投資、外債投資を運用のベースにして、「自分の資産の改善に向けてすべきことはないか」と常に関心を持つ意味があると訴えてきました。

 債券投資は、手入れせず放っておいてもいい投資ですが、「今だったら、何をすべきか」という視点で保有している外債や円債について考える機会を持てば、「この環境ですべきこと」が債券投資を通して見つかる可能性が高いです。
 「結果、債券はそのまま放っておいて、●●のほうを先に検討しよう」と考えに至ることも多いと思います。債券といっても難しく考える必要はありません。モノサシは単純、シンプルであるほど、重宝なモノサシになります。私が重宝するモノサシは、円債では「変動金利型10年個人向け復興国債」、外債では「米国10年国債」です。これをモノサシにして、あらゆる投資対象の割安・割高を測っていきます。

 来月23日、24日の生活設計塾クルー主催のセミナーでは、このへんも取りあげたいと考えています。右下の「直近セミナーのご案内」2012年8月予定をご覧ください。

 
2012年07月15日
投資は継続してこそ、成果が期待できるもの!!
 投資は継続してこそ、成果が期待できるものだと私は考えています。したがって、投資をあきらめてしまうことにならない工夫、付き合い方が必要になります。

 投資をあきらめてしまうきっかけとして一番多いのは、投資の継続を断念するほどの大きな損をしてしまうことです。私はこれまで何度も、何度も、投資の継続を断念するほどの大きな損をしてきましたし、している人を見てきました。

 それでも、現在まで投資を続けてこれたのは、その時、その時のどん底まで突き落とされた状況を受け止めて、「こういう風に考えたら、前に進める」という気持ちの転換を図る術を身につけてきたからだと自負しています。

 同じ投資環境で、同じように痛い目に遭っているわけです。また、同じようにいい目にも遭っているはずなのに、喜怒哀楽の度合いが、人それぞれで異なることは珍しくありません。

 相場の悪い時こそ、人がやらない時こそ、チャンスが転がっていると考える人がいれば、「下手な考え休むに似たり」と動かないことを決め、一休みする人もいます。
誰が正解というわけではなく、自分がどう納得するかのケジメをつけておくことが大事です。
一休みは投資の継続をあきらめる行為とは違います。常に、やる気満々で戦い続ければ、無理をして大負けすることだってあり得ます。

 今は勝てると思った時だけ勢いよく突っ込み、予定通りの成果を上げたら欲張らず撤退する、ゲリラ的な投資スタイルが、この投資環境には合っているのではないかと思います。

 
2012年07月12日
南欧の追加緊縮策の具体化の行方を眺める相場!!
 何度も、政治に裏切られた市場は、なかなか悲観的な見方から抜けられなくなっていますが、ここにきて、セーフティネットを強化する合意には、南欧の追加緊縮策の具体的な行動なくして、先に進まないのは必然であり、逆に、その執行が進展すれば、合意事項の進展へ棹さすことは難しい状況になってきたように思います。

 現在は、方向性を見定めている状態にあり、相場としては膠着状態にはありますが、動き出すエネルギーは内部で高まっているようにも思います。もし円安・株高への方向性が出るとしたら、新規に投資家の参加が増えて上昇するのではなく、悲観的な見方を前提にした売りの買い戻しがきっかけとなる見方に変わりはありません。
 為替の水準がここから2〜3%円安に振れたら、為替だけではなく、相場の先行きに対する見方が大きく変わって動き出すような気がします。

 
2012年07月10日
資産を守るを優先するのか?それとも増やしたいのか?
 最近の相談には、「何にしておけば、安全・安心なのでしょうか?」という質問を受けることが確かに増えてきてはいますが、一方で、「まだその気にはなれないのですが、これだけ株安・円高の水準であれば、本当は儲けるチャンスとして投資を検討したほうがよい時期なのでしょうか?」という質問も増えてきました。

 それだけ今は、悩み所にあるのだと思います。

 ここで大事なことは、ここは納得づくで対応することで、中途半端に「何となく不安」、「何となく、投資したほうが良さそう」と動いてしまうことは避けたいところです。

 まず自分のスタンスは、〇饂困鮗蕕襪海箸鰺ダ茲垢襪里、それとも△海竜_颪チャンスなら儲けたいと準備するのか、を明確にしたほうが良いと思います。

 「資産を守る」ことを優先するなら、その方法、選択肢を探り、今対応が必要かを考えてみることだと思います。

「現在のような先が読みにくい環境では新たな投資はしない。資産を守るなら、これとこれに分散投資。相場がもし良好な方向に動いたなら、あれを売却する」

 このように今後の対応を準備しておけば、「今後はどのような投資環境になるのかな?」と先を前向きに眺め対処していこうという気持ちを取り戻せるかもしれません。いったん、不安から頭を整理すると、「全然投資なんてやる気にはならなかったけど、すぐを期待しなければ、これだったら少し投資を考えて良いかも」と現在の環境の中での投資との付き合い方がイメージできる人もいるかもしれません。

 同様に「この機会に儲けたい」と考える人は、ここで投資して新たに損を抱えるようになっても後悔はないのかを具体的に考えてみます。「ここで新たに投資しても、わずかばかり。損が発生しても知れている」と思える人は検討する意味はあると思います。「やっぱり、ダメ」と思った人は、資産を守る準備は万全なのかを、「儲けよう」よりも先にに考えておいたほうがいいと思います。

 戦うにしても、守りを固めるにしても、行動を起こす前に、今一度、自分のスタンスはどちらにあるのかを自分の中で確認したほうが良い時期に入ったように思います。相場が大きく上下する前に。

 
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