2009年06月25日
非常に地味な話題に見えるけど大事な話!!
 本日の日経記事に「個人向けの3年物国債 拡販へ毎月発行 財務省方針来年7月にも」という記事がありました。ほとんどの方には関心のない記事なのかもしれませんが、私には興味がある話題です。
 派手な個人向け社債の金利条件との比較で、既存の個人向け国債である10年変動金利型も5年固定金利型も売れ行きはさっぱり。利率・期間など条件比較がしやすい債券は、金利が低いと、たとえ少しの違いであってもぱったりと売れなくなってしまいます。

 そこで出番を待つのが3年物個人向け国債。既存の個人向け国債は3ヶ月ごとの発行ですが、これは毎月発行にするとのこと。3ヶ月ごとよりも毎月の方が個人には馴染みやすいですし、5年、10年だけよりも、3年という選択肢が増えた方が便利になります。個人向け国債ではないですが、すでに個人が購入できる2年普通国債もあり、個人が購入できる国債のラインナップとして、2年、3年、5年、10年の4種類の期間が用意されることになります。
 これにより個人投資家で「安全確実に増やす金融商品を探している」というニーズに応える基本形の提示が可能になることは非常に有意義なことだと私は思いました。

 特に銀行や郵貯銀行など金融機関は、「預貯金の取り扱いと合わせて個人向け国債をどのように活用させたら良いコラボとなるのか」を研究された方がよいと思います。
いずれまた、株に懲り、為替に懲り、信用リスクに懲り、個人向け国債が注目されるときが来ます。財務省が「個人に国債をたくさん買ってもらいたい」という思いの熱い今後しばらくは、個人に使い勝手の良い販売体制を意見具申して作っていくチャンスだと私は思いますが・・・。