2010年03月25日
円安が株価を押し上げ、株価が円安を支える展開!!
 株式相場、為替相場のダラダラとした円安・株高の基調が長く続いている状況に、専門家のコメントとして「このまま順調にはいかない。必ず調整が入るはず」というものを、よく耳にするようになりましたが、私は現在の円安・株高の展開を、ただ期間が長いことを指して「過熱感がある」ととらえて良いものかと疑問に思っています。
 まず値幅が相変わらず、小さいですね。値上がりの期間が長いと言っても、値幅で考えると、これまでの急落してきた過程を考慮すれば回復度合いはまだイマイチで、「大分上昇してきたから、売却して利益を確定しよう」という、塩漬けになっていた銘柄を処分する動きにはなっていないと思います。つまり、参加者が増えて、売り買いが交錯する夜明けは近いとは思いますが、今がその時だと思えません。

 為替相場はいつか来た道で、たとえば米ドルで92円台を固めて、「大きく90円割れることはない」という為替リスクが取りやすい環境になれば、円高で売られた日本株式の下落リスクを懸念する声も小さくなるでしょう。円安が株価を押し上げ、株価の上昇が円安基調を支える。そういう循環に入ってきたと私は思います。決して楽観は禁物ですが、悲観的な見方ばかりしていてはチャンスを見逃してしまいます。