2010年08月22日
単純に外貨投資は円高の時に行うのが望ましい!!
 本日の日経のコラムで「円高 外貨投資の戦略を練る」という記事があり、私もコメントさせていただいています。外貨投資は、円安時に投資するよりも、円高時に投資した方が効率が上がります。現在のように、円高基調の時には「どこまで円高になるのか」と外貨投資に躊躇してしまうのは常です。これは仕方ないことです。そこで当面円高に向かう事象は仕方ないと受け止めて、「どこまで円高がすすむのか」、そして「いつまで円高が続くのか」を想定してみることがおすすめです。
 私は紙上でも示しましたが、ずっと以前から「米ドル80円、ユーロ100円、豪ドル70円」のコストで外貨を持てれば、いずれ、それ以上の円安になる時期がくる安心な水準だと想定しています。したがって、もしこの先、さらに円高になってその水準を上回る為替水準になれば、またとないチャンスだし、そうならないかもしれないので、投資に躊躇があるなら、現在の水準から時間を分散し平均して円高水準で投資できればいいと円から外貨資産に振り替えていく好機だと思います。

 すぐに米ドルが120円になったり、ユーロが140円になったり、豪ドルが100円になったりを期待するから「そりゃあないだろう」と外貨投資に慎重になったりします。そうではなく、この1年かけて「米ドルの92円はないのか」「ユーロの117円はないのか」「豪ドルの84円はないのか」を考えてみてください。そして、「あるかも・・・」と思える人が、自分のストレスにならない金額で円から外貨資産を持つか、どうかを検討することって、非常に意味があることのように私には思えるので、お会いした人には「いいチャンスだと思いませんか?」と声がけしています。

 本来であれば、円高の時に外貨MMFで為替を押さえて、金利が上昇したら外債投資に移行するのが王道なのですが、そうやりたくても選択肢が非常に狭くなっているのが残念です。
外国債券、特に既発外債が品揃えがショボイのです。投資したくても、「こいつ売る気があるのか」とがっかりするほど、大手証券会社でも品揃えが貧弱になっています。売れ筋の豪ドル建て、ブラジルレアル建て以外に証券会社の関心がないようにも見えます。
 偏りない外国債券投資は個人の投資目的に応える有力な選択肢であると考えている金融機関がもしあれば応援したいです。現在のところ、ここぞという先は見当たりません。