2011年07月13日
なぜ、株安・ユーロ安になったのか!!
 相場の行き過ぎは必ず発生します。だいたい、相場はひとり合点なものですから、「ここは妥当」という水準に止まっていることの方が珍しく、割高や割安のどちらかに振れていることの方が多いです。
相場は時折、方向性を間違え、暴走した後、反転することもままあります。

 今回はある意味、突然、市場は暴走しました。
ユーロ危機がすぐさま収まるような妙案はないとみんな思っていました。そして、時間をかけて解決を図ること以外に道は無いとみんな思っていました。

 わかっちゃいるけど、「そんな対応でいいのか。そんな流した対応で良いのか」と資金を拠出する側にも、受ける側にも緊張感がなく、「おかしいじゃないか」と怒った状態にあると言え、EUが「悪かった。おさめてくれ。もう少し長い目で見てくれ」と危機的な対応を示し、市場をなだめにかかるのだと思います。

 ユーロの110円、米ドルの79円、豪ドルの83円台。この水準を見て、待っていた水準と思って迎えられたのか。それとも、「うわー、こんな円高になっちゃった」と呆然として迎えてしまったのか。
待っていた水準として受け止められた人の今後の奮闘を応援します。

 この市場の混乱が、今後それほど長引くとは私には思えません。むしろ、日本円が強い現状を説明する根拠を聞けば聞くほど、「本当かあ?」という疑念が強くなってきます。