2011年07月15日
投資よりも健康であり、働ける環境が確保できていること!!
 将来のイベントを考えて5年先、10年先のライフプランを立て前向きな一歩を踏み出したいところだけど、なかなか読みにくい環境が続いており、画さえ描けない人が増えてきています。

 「投資どころではない。そんな余裕があるはずがない」

 実際、ライフプランを立てるのに必要なことは自分の足場が固まっているかです。
何よりも恵まれている条件は、当たり前のように考えがちですが、健康で働こうと思えば働ける環境が確保できていることです。これさえあれば、投資はやってもいい、やらなくてもいい扱いになり、気を楽にした形で投資を始められる理想型です。

 世の中で、補助を増やせとか、税金を安くしろとか、いろいろな要求がありますが、やはり一番大事なことは雇用の機会を守ること、雇用の機会を増やすことの方が生きていく上で重要だと思います。

 現在、米国では米国での雇用をあきらめて海外に出て行ってしまった企業に対して、再び戻ってきてくれるように働きかけていますが、一度出て行ってしまった企業を呼び戻すのは非常に困難です。
日本も、現在、米国と同じように、我慢を重ねてきた企業が「日本で活動したいのは山々だけど、あまりに報いのない日本政府の対応に出て行かざるを得ない」といい加減気づけよと警告を出すことにも疲れて荷物をまとめています。
 出て行くのは、いわゆる輸出産業だけではなく、国内の小売りみたいな産業まで海外を目指します。2030年とか、2050年とか、そんな先の話をして、言葉遊びをしている余裕は日本にはないはずです。就職して世に出る心の準備がない大学生や学院生を失業者予備軍と考えれば、すでに日本の雇用も危機的な状況にあり、ますます、投資なんて縁遠いという人が増えていくのは必然ではないかと懸念します。
 国に頼っても仕方ないので、まず自分の健康と雇用を守ること、そして、余裕を作り、少しずつでも積み立てを行い、投資資金の種玉をつくる努力できる人が増えることを願いたいです。

 ここでお知らせです。来週19日(火)から22日(金)の4回シリーズで、日経夕刊「なるほど投資講座」の中で「債券を活用した資産運用」というタイトルで書くことになりました。今の時代、以前にも増して債券投資は知っておいて損がない方法だと思います。