2011年07月28日
どこもかしこも政治に翻弄され、マーケットは駄々っ子に!!
 政治で翻弄されているのは日本だけではありませんね。ついこの間までは、ユーロのギリシャ支援、そして現在は米国の債務上限引き上げ。結局は、先送りにしてマーケットが想定する形で決着するのは目に見えているはずなのに、見るも不愉快なパフォーマンスや駆け引きを見せられて、市場は「オラ、オラ、オラ」と怒り出し、駄々っ子になり、泣き出した様子。

 昨日も「この円高局面でも為替介入はないんでしょうか?やっても効果がないって結果出たら大変だし、少なくとも8月2日の結果が出る前に介入して意味があるのかという声もありますね」という話になりました。

 私は8月2日前に、介入を行う可能性が高いと考えています。それは、積極的な意味での介入ではなく、政治として足跡をつけておくという保身的な目的です。介入を行った事実が大事なのだと思います。もし8月2日前に「いかがなものか」的な発言を繰り返すのみで、8月2日以降を迎えた場合に、たとえ円高がいったん収まる形になったとしても、政府・日銀に対する風当たりは強いものになると思います。
「結局、あの円高の局面で、政府・日銀は何もしなかった。できなかった」と経済界はもちろん、マーケット関係者からも非難されるでしょう。それを避けるために、「これは日本の意思表示だ」と介入を行い、「8月2日以降もにらみをきかせるぞ」と牙をむくパフォーマンスは必要なのだと私は思います。
 泣いても笑っても、8月2日は目の前。ドル・円の77円の攻防は非常に意味があるポイントだと思います。

 それにしても、政治はどこまでマーケットに対して無関心なのでしょうか?ん?不感症??