2011年11月14日
淡々とするべきことがなされていく展開を期待!!
 イタリア、ベルルスコーニ首相が菅元総理のように政権に居座る事態を許されず辞任し、新首相にマリオ・モンティ氏が速やかに指名されたのを見て市場はひとまず安堵しています。

 ある意味で、「イタリア国債も破綻する」という衝撃が走った事態は今後の変革を迫る展開に今のところ良い効果が出たように思います。何一つ、具体的に解決したことがあるわけではないので、楽観できる状況にはほど遠いですが、表題で示したように、淡々とするべきことがなされていく展開を期待したいと思います。
 「何を言うか、考えているか」ではなく、「何をしたか、そしてどうなったか」の具体的な足跡の一歩一歩が求められていて、解決を先送りできるほど、全てに余裕を失っています。ひとつひとつ、前に進む足跡(実績)が先に向かっていくエネルギーの種です。

 最近になって、「日本株の割安、世界株式の割安にもう一度注目して、投資を検討してみませんか」という試みを意識した新規設定の投資信託がでてきたように思います。
おそらく、これだけ投資意欲が減退してしまった中での募集ですから、大きく盛り上がることもなく、スカの販売状況になると思いますが、投資マインドを失っていない人は是非「なんで今、この投資対象なのか」と関心を持って、彼らの言い分に耳を傾けてもらいたいと思います。

 こういう、販売が低迷することが必至な状態の時に出てくる金融商品には、「どうしたら、投資家に有利な情報が提供できるのか」と運用会社が一生懸命に頭をひねり、練ったアイディアが詰まっていたりします。「あー、そういうことか」という納得できる話もあるので、気持ちに余裕があれば有意義な機会になるかもしれません。

 「相場は夜、作られる」という格言もあります。今みたいな時期は頭を整理するのに良い機会だと思います。