2008年05月24日
金利上昇、日本株投資を継続するかどうかの目安に!!
 金利が良い具合に上昇してきました。インフレ懸念の表れとか、債券から株式へ資金移動が継続している表れとか、いろいろ憶測がありますが。日本株式相場が売られすぎの反動で株価修正が入ったように、金利も下げすぎの反動で、日本株よりも一足先に妥当水準に近づいたと私は感じています。昨日、国債利回りが2年0.82%、5年1.31%、10年1.75%まで上昇してきました。
 3月の5年0.76%、10年1.37%の水準から見ると、利回り妙味が出てきました。一時期の東証一部企業の平均配当利回りが10年国債利回りを上回るという異常事態はほぼ解消です。

 6月に入ってから条件が決定する個人向け国債の条件は久々に楽しみな水準になりそうです。逆に言えば、日本株式の割安感は今後の株価上昇で全体の割安感は後退し、本物の割安であるか、割高まで上昇が期待される銘柄以外は上昇のピッチは落ち、個別銘柄の差が出てきそうです。野村證券の日本株式投信の設定が日本株の買い材料にされるぐらい、日本株に対する期待感は高まってきました。2003年がそうだったように、日本株投信の設定が相場の下支えをする展開になるかも知れません。
 しかし金利が上昇し続けるわけではありませんし、日本株式相場が上昇し続けるわけでもありません。日本株の目先の天井を知る前兆として、先に上昇を始めた金利の天井がどこで打たれるのかを参考にしたいと私は考えています。昨年の天井水準だった5年で1.5%、10年で2%を目安とし、これぐらいの金利水準になったら、日本株投資は警戒水域だと目安を今立てています。