2008年06月22日
「運用の話は苦手だから・・・」という人は是非金利の話を!!
 お金回りの話し相手を求めている人、投資のセカンドオピニオンを求めている人はたくさんいます。インターネット取引が当たり前になってから、いっそう、こうした人の数が増えているように感じます。一方で、顧客から頼りにされる立場になりたいと願っている金融機関の担当者もいます。
 しかし「もし運用の話を振られると困ってしまうから、運用の話にならないように言葉を選んでいる」という人が多いです。「株式や投資信託、何がいい?」って聞かれても困るという。

 私はそんな人に是非「顧客と金利の話ができるようになれるといいですね」と金利に関心を持つことを勧めています。「株の話をする人はたくさんいます。しかも経験・知識もない付け焼き刃の話はすぐ相手にも分かってしまいます。だけど「金利この先どう思う?」と聞ける人は余りいませんよ」と。

 株は持っていなくても、不動産は持っていなくても、預金やローンを抱えていない人はいません。もし聞けるのであれば「金利の話」は誰にとっても関心事です。
株式投資をやる人にとっても、外貨投資をやる人にとっても、金利動向は重要な要素です。すべからく、顧客とのコミュニケーションのきっかけとして「金利」はできると重宝な話です。
「株や投資信託の個別銘柄の話は話せる人にまかせましょう。我々は顧客が金融商品の選択に役に立つ金利の話をすればいいじゃないですか」と。

 しかし「金利の話」をスムーズに話せるようになるには、こちらもそうですが、相手もある程度、金利について最低限知っておいた方が良い知識があります。非常に自分の本のことで恐縮ですし、手前味噌なのですが、「金利の話」をスムーズにできる関係を作りたい、もしくは輪を広げたいという人は、是非私の「いま債券投資が面白い」を互いに手にとって共通の価値観を作っていただきたいと思います。「金利の話」をする際に、聞く際に、必要であろう内容は出来る限り盛り込んだつもりです。私が金利の話をするときに、「こんな事柄を説明したもの」、「こんなデータがないかな」と、いつも困っていた内容を盛り込みました。
 「債券投資の奇跡の本」と最高のほめ言葉を頂いた読者の方もいらっしゃいました。ありがとうございます。「金利の行方」に興味を持ち、自分で予測できるようになりたいと思う人がもっともっと増えていくことを願っています。