2008年06月23日
「アジア株式は有望な投資先」と勧めてきた証券会社は正念場!!
 本日の日経記事で、期待で注目されたベトナム株式が年初から約6割下落したと伝えています。急速な貿易赤字の拡大と高インフレが嫌気され通貨ドンが急落していることも背景だと。

 「中国の次はベトナム」、「目先大きく株価が振れても10年持てる資金なら、今からでも投資妙味大」。おそらく今でも、この底流に流れている考え方自体は間違ってはいないと思います。
しかし現実、年初から約6割、為す術もなく株価の下げを見てきた投資家に平常心を保てているのでしょうか?外国の投資マネーが鉄砲水のように国内に流れ込み、「うたげ」に踊らされた現地の証券会社、金融機関は「うつつ」の中で健全性を保っていけるのでしょうか?そんな状況の中で投資情報の「質」「量」の今後の確保はできるのでしょうか?「うたげ」で隠れていた事が「うつつ」で明らかになる事が多くなるでしょう。
 「アジア株式を日本の投資家にとって身近な投資対象に」とこれまで頑張ってきた証券会社は、ここが正念場。逃げずに投資家向けの情報開示に心がけてもらいたいと願います。投資家の不安を自分たちから吸い上げるような、証券会社側の前向きな対応が期待されます。