2008年07月29日
盛り上がらない北京五輪を見て、仕切り直し!!
 北京五輪が盛り上がっていませんね。相場も盛り上がりませんが・・。「上がる理も、時節が来なければ上がらない」。どんなに割安な状態でも、どんな買い材料があっても、買おうと思う人がいなければ上がりません。大きな値上がり利益を狙っている人にとっては、しばらく期待はずれの相場を覚悟した方が良さそうです。
 最近の相場ニュースでは、株の話は盛り上がらないから債券相場や金利の話を取り上げる機会が増えてきました。次の株式など値上がり利益を狙う相場転換に準備するためにも、個人的には債券相場や金利の行方について、興味を持って損はないと思います。

 これまでの株安は安全資産への逃避により、国債が買われ金利低下という形で現れ、「株安・債券高」となりました。今回はそれに加えて、金融システムの不安が懸念されています。つまり、金融機関が金融の役目を果たさず、お金の必要な先にお金が回らないという資金の金詰まりが懸念されています。したがって、安全資産として国債は買われるけど、資金が必要な先に資金が回らないため、銀行借り入れの代わりに社債やサムライ債で資金調達を考える先が増える可能性があります。債券の発行が増えれば、お金を調達したい人が増えるので、お金の価値は高まり、金利が上がります。「国債高 社債安・サムライ債安」。そうなれば、ますます株安が反転する機会が遠のきます。目先で考えれば・・・。

 ただし中長期で考えれば、「もしかしたら、普通では手に入らなかった社債やサムライ債の高金利や、優良株の割安な株価での取得」のチャンスとも言えます。
「休みとはただの休みと思うなよ。次の仕掛けの元となるなり」。昔の人は良いことを言っています。「相場は間違っている」と向きになっても相場は変わらず。「相場も間違うことがある」と、時間を味方につけて、我々個人投資家は平常心を保ちながら、相場とゆったり付き合いたいものです。

 ここは前評判が低い、北京五輪をテレビで観戦し、思わぬ感動が得られれば儲けもの。「すぐには上がらない」は、ゆっくり投資する時間があるということ。今年の年末、来年の春、そして来年の今頃は、どんな世界が広がっているのか。思いを巡らす良い機会だと思います。